「遠征第10弾」行ってきました
が、とうとうやっちゃいました
今回は6:57大宮駅発のはやぶさ1号でスタートする行程なのに、起きたら6:07。
慌てて準備してなんとか間に合いました。
いつかはこんなことになるだろうと、いつも早めに起きて余裕を持ってましたが、今日はその余裕も使い果たしドタバタ。
おかげで乗りつぶしの必須アイテム「腕時計」を忘れました。
この乗りつぶしで最も贅沢な旅
今回利用したきっぷは「第2回大人の休日倶楽部パス」です。
名称通り「大人の・・・」と言える新幹線・特急を多用した贅沢な旅です。
なんとか間に合って大宮駅から6:57発「はやぶさ1号」に乗車。
まさに「はやぶさ」の一番列車です。「こまち1号」も連結してます。
はやぶさの車中、隣に座ってらっしゃる2人組のおっさん。
きっぷがチラッと見えたのですが、私と同じきっぷ。
会話を聞いていると、この後のスケジュールを確認してて、どうやら釜石方面に向かうようです。
その後、駅弁をアテに酒盛りが始まったのですが、マイマグカップを使われてましたので、かなり旅慣れた方なんでしょうね。
お二人の話題は尽きること無く鉄道の話をされてましたから、同業者のようです。
その後予定通り8:44に田沢湖線終点の盛岡駅到着。
朝早い列車は遅延リスクが低いので安心です。
大宮駅から「こまち1号」に乗車すれば直行で秋田駅まで行けるのですが、盛岡駅で田沢湖線の終点&0キロポストの写真撮影がありますので、盛岡駅で下車して「こまち1号」を見送りました。
ここからが今回の攻略の始まりと言っていいでしょう。
田沢湖線の終点写真は新幹線・在来線と2ケ所必要です。
それと田沢湖線は0キロポストが終点盛岡駅にありますので、田沢湖線ホーム8番線の先端にある0キロポストを向かいの7番線から撮影。
立派な0キロポストでした。
新幹線側には0キロポストは見当たりませんでした。
盛岡駅では次に乗車する9:46発のこまち5号まで時間がありましたので、在来線側を散策。
まず田沢湖線ホーム。
在来線田沢湖線車両の701系ですね。しかも5000番台ですから田沢湖線専用の標準軌仕様。
在来線ホームにもE6系は入線するんですね。
なので、7番線の東北本線は狭軌ですが田沢湖線の8番線(手前)は標準軌でした。おもろ❗️
以前「山田線」攻略の時も盛岡駅は来てますが、既に日の入り後で真っ暗だったせいか、0キロポストを探しきれませんでしたので、山田線ホームへ。
それらしきものは見当たりませんでしたが、田沢湖線0キロポストとほぼ同位置のホーム上に
それらしきものが。調べましたが1965年10月の意味は
わかりません。
これで代用することにします。
しかし盛岡駅はとにかく寒い。
耐えられないので新幹線ホームに行くと、なんと❗️
こまち5号入線です。
E6系は車両幅は在来線仕様ですから新幹線規格のホームに入線すると、車両とホームの隙間が広いためステップがせり出してきます。
初めてE6系に乗りましたが、なんとも趣き深い電車です。
在来線規格ですので、車内が狭い。
485系を思い出しました。
ずっと単線の田沢湖線を走行しますので、スピードはローカル線速度。
速度標識を見ていると55km/hのところも。
しかも単線ですので信号場などで行き違いの運転停車もあります。
志度内信号場で運転停車中。
ちなみにこの田沢湖線、GoogleMAPのパクリですが、盛岡駅からの各路線の線路配置はこんな感じです。
田沢湖線は単線ですので、この写真の左上の先の方に2線が合流するポイントがあります。
途中10:50大曲駅で田沢湖線の起点写真を撮影。
今回は遠征とはいえ日帰りで、荷物がショルダーリュック一つですので軽快に動き回ることができ、停車時間が2分あれば充分です。
ご覧頂くとお分かりのように、ここから秋田駅までは奥羽本線なのですが、大曲駅でスイッチバックします。
だから停車時間が2分もあるんですね。
助けられました。
また乗ってきた「こまち5号」に乗車して、引き続き秋田駅を目指します。
ただ大曲駅から秋田駅まで逆走になりますので、気持ちのいいものではありません。
これまた予定通りの11:25に秋田駅到着。
日本の新幹線の時刻の正確性に感謝です。
生前のエリザベス女王が来日時に新幹線に乗車した際「日本の新幹線は時計より正確」とおっしゃったそうで、これも頷けます。
「秋田新幹線」は愛称であって路線ではないので終点写真は必要ないのですが、思い出に一枚。
秋田駅から男鹿線起点の追分駅に向かうため奥羽本線ホームへ。
先ほどの田沢湖線と同じ701系ですが狭軌仕様。
11:40奥羽本線にて秋田駅出発。
11:56追分駅到着。
30分程度時間がありますので、起点・0キロポスト写真を慌てず撮影。
懐かしい駅名標も
0キロポストです。
これはあくまで目印的な看板のようで、正確にはその右に写っている「停車場中心(奥羽本線312.280km)」が0キロポストのようです。
「停車場中心」からの延長線に真新しいペイントで「0k」表示がありました。
と、ここで、天気予報通り急に真っ暗になり雨が降り出しました。
右の貨物列車はEF510の白いレッドサンダーです。
12:29追分駅出発。
男鹿線に乗車した途端急に嵐
13:05追分駅到着。
で終点写真。
ついでに男鹿線ならではの車両「EV-E800形」。
電化区間で充電して、非電化区間はバッテリーで走行するバッテリーカーです。
以前「烏山線」を攻略した際乗車したEV-E700形の交流仕様だと思います。
駅周辺はなまはけだらけ。
この男鹿線は盲腸線ですので、折り返すために乗ってきた列車に乗車するのですが、男鹿駅発は13:54です。
盲腸線の折返しはいつも15分程度の待ち時間なのですが、ここは50分ほど待ち時間がありますので、終点写真撮影後、昼食は駅前の道の駅「オガーレ」内のレストランでカレーです。
お米は当然「あきたこまち」だそうです。
このロボットが配膳してくれました。
恐らく、この乗りつぶしシリーズでもっとも豪華な昼食です。
カレーをかき込んだ後、レストランを出ると建物横に
こんな廃線跡も。
どうやらこの道の駅は貨物ヤード跡に建てられたようです。
駅に向かう途中、駅舎横に真新しい変電所がありました。
変電所からの出力ケーブルを見ると、ホーム上のEV-E800形の充電用架線に繋がってますので、充電用変電所でしょう。
それで気づいたのですが、折り返しなのに待ち時間が50分以上あるのは、充電時間なんでしょう。
この後、13:54男鹿駅出発、帰路は秋田駅まで直行です。
14:48秋田駅到着。
まずは羽越本線の終点写真を撮影。
終点写真は駅名標だけですので、1分もあれば片付きます。
しかもこの撮影で、この遠征のノルマ達成。
あとは「秋田駅⇔新発田駅」間を乗りつぶせばOKです。
この駅名標を撮ったところは喫煙所でしたので、ここで一服
JR東日本の東北エリアは在来線でもホーム上に喫煙所がありますので助かります。
が、次の目的地新潟駅に向かう特急「いなほ14号」は16:37発ですので、2時間弱待ち時間があります。
しっかり休憩が取れるのですが、自分用のお土産を物色。
時間があるとついつい名産品を買ってしまいます。
この待ち時間の間に秋田駅発の羽越本線は多数あるのですが、どれに乗っても最速で新潟駅に到着するためには途中で追いつく「いなほ14号」に乗り継ぐ必要がありましたので、始発秋田駅から乗車することにして、休憩時間とすることにしました。
やつ時ですしね。
充分に休憩を取った後、16:37特急いなほ14号にて秋田駅を出発。
これから約3時間半の旅
とっぷり日も暮れ、車窓も見えないくらいの暗闇を抜け、予定通り20:11新潟駅到着。
これで今回計画していた3路線攻略達成です。
約3時間半の乗車でしたので、さすがに疲れました。
秋田駅で長めの休憩を取っておいて正解です。
なんせこの直後も1時間40分の乗車が待ってますし。
ここまで乗ってきた「いなほ14号」は新潟駅5番線に入線。
新潟駅から乗車する20:23発の「とき348号」は新幹線ホーム11番線から出発。
普通の新幹線乗り換えは一旦ホームからコンコースに降りて乗り換え改札を通る必要があるんですが、新潟駅の在来線5番線と新幹線11番線は同じホームで柵で仕切られているだけ。
同じホーム上に乗り換え改札もありますので「いなほ14号」から「とき348号」の乗り換えは5m程度歩くだけ。
これも勝手知ったる駅だからこそできることです。
ここまで来れば、少々遅れても帰れます。
さすがは日本の新幹線。予定通りの22:03大宮駅到着です。
今回の攻略は、長時間乗車ばかりでしたので疲れました。
収支報告はまた次回にします。

今回はここまで〜
おやすみなさい💤