今回のブログは「熱海」からお届けしてます。
今週の出張第2弾は「熱海」宿泊です。
ご存じの通り温泉です。
乗りつぶしをやっている私にとっての熱海駅はJR東日本とJR東海の境界駅という特別な駅です。
なので先日のブログで境界駅について触れました。
熱海駅は東日本?東海?
先日のブログで東海道本線を分断するのはJR東日本の「熱海駅」とJR東海の「函南駅」の間とお伝えしました。
ですので熱海駅自体はJR東日本の駅なので、JR東海がJR東日本の駅に乗り入れているというのが正しい解釈でしょう。
同様に東京駅発の東海道本線の列車が「沼津駅」まで乗り入れているものもあります。
しかしよく考えると「熱海駅」って本当にJR東日本の駅なのでしょうか。
東海道新幹線停車駅あるあるなのですが、JR東海エリア以外の東海道新幹線停車駅は全て2社の駅となっています。
なので駅長さんも2人。
熱海駅内の構内図を見ながら正確にお伝えすると、
駅正面から入って最初の改札口(上図の下部)を入ると在来線ゾーン(ブルーの部分)。ここはJR東日本です。
それを通り抜けて新幹線のりかえ口改札口を入るとJR東海ゾーンです。
従って「東海道本線の熱海駅」はJR東日本。「東海道新幹線の熱海駅」はJR東海ということになり、駅舎としては共用しているイメージでしょう。
東海道新幹線建設時に当時の熱海駅を増築したものと思われますが、その時は「国鉄」でしたのでこんな面倒なこともなく「国鉄」名義で熱海市へ計画届(建築物における確認申請)を出したものと思います。
※国内のすべての駅舎は建築物(旧建設省)扱いではなく、工作物(旧運輸省)扱いとなることから、建築確認申請ではなく計画届だけで済みます。駅舎は「建築基準法」適用外です。
(ただし駅舎隣接の駅ビルは建築物となり建築確認申請が必要)
これは運輸省と建設省が統合した国土交通省となった今でも変わりはありません。
現在の新駅舎への建て替え時には、それぞれの名義で計画届を提出したのでしょう。
JR東海エリア外の東海道新幹線停車駅と、JR西日本エリア外の山陽新幹線は全てこんな感じなんでしょうね。
(北陸新幹線上越妙高駅は新幹線専用駅ですのでJR東日本単独の駅です)
熱海での宿泊の話題には一切触れず、乗り鉄らしく熱海駅だけでこれだけうんちくを語りました。
今晩もまた飲んだくれて疲れましたので、温泉に入って寝まーす。

また明日も早起きして朝風呂に入って、明日は終日熱海市内観光ですので、もう寝ま~す
