『在宅ワークと生産性』の連載は第9回目になりました。前回までは意識をコントロールするという観点でしたが、今回からは体をコントロールするという観点になります。

 

在宅ワークでは自分一人が主力のため、体調をコントロールして最高のパフォーマンスを発揮できるようにするのも大事なことです。ここからは、体調をコントロールしてパフォーマンスを上げるための工夫を数回に渡って紹介していきます。

 

今回は、睡眠に着目します。毎日充実した生活を送るためには、毎日適切な睡眠時間をとることが重要です。寝不足で眠いとやる気が出ないし、作業効率もよくない。逆に眠りすぎると、今度はやるべきことに割く時間が少なくなってしまいます。

 

睡眠に関する研究[1]によると、適切な睡眠時間は7時間だそうです。3時間未満でも大丈夫な人は多いですが、ストレスが多い職種の人にとっては危険なのでやめた方がよいでしょう。逆に、9時間以上寝ても、眠りつかれるだけなので、時間の無駄です。

 

かつて3時間睡眠の生活に挑戦したことがあります。1週間のうち6日間は3時間睡眠で、日曜だけは好きなだけ寝るという生活です。1か月くらい続けましたが、当時は今ほど忙しくなかったため、1日に21時間も活動時間があると時間に余裕ができすぎて、結局ダラダラ過ごしてしまうので、やめてしまいました。やはり、普通に生活するのが一番のようです。

 

今回は以上です。

 

【参考文献】

  1. 堀忠雄、『快適睡眠のすすめ (岩波新書)』、岩波新書、2000年7月。
 
 
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