『在宅ワークと生産性』の連載第2回目も、時間をコントロールするという観点からの工夫です。
前回は、週20時間確保するという目標を書きました。今回からは、それを実行に移すためにどうすればよいかを紹介します。
時間確保のためには、なにか別のことに使っている時間を削らなければなりません。自分の生活の中で、無駄なもの、なくしてもよいものをリストアップして、ひとつずつなくしていきましょう。
NHKの国民生活時間調査[1]によると、20代〜30代の人は平日2時間以上テレビと趣味・娯楽のためのインターネット(SNS・ゲームなど)に費やしており、それをやめるだけで、平日2時間は確保できるようです。また、40代以上の人は平日2時間以上をテレビに費やしているため、テレビを捨てるだけで平日の時間は確保できるようです。その他、通勤・通学時間の平均は往復で1時間19分で、会社の近所に引っ越せば、さらに1時間くらい確保できます。
土日はテレビ・趣味・娯楽のためのインターネットの平均時間は4時間半くらいのため、土日両方のテレビ・インターネットの時間を削れば、9時間確保できます。また、雑誌・新聞・漫画・趣味の読書の時間が平均38分くらい、家事の時間が3時間くらいのため、それらを土日合わせて7分の1だけ短縮すれば目標の10時間に到達できます。
上記はあくまで一般的な平均で考えた場合ですが、自分の生活を見直して、削れるものを削っていけば、十分週に20時間は確保できるでしょう。
無駄を削って週20時間以上の仕事時間を捻出しましょう。
【参考文献】
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