前回は、夏ばっぱが大漁旗を振った大沢橋梁下への道のりをレポしました。
今回は夏ばっぱが旗を振った、その地点を目指します。
いざ向かおうとすると、大きな石がゴロゴロと横たわっていました。
夏ばっぱが旗を振ったのは、海岸のすぐそば。ここを乗り越える必要があります。
しかし、ゴロゴロの石群はざっと見渡しても途切れがなく、降りれそうにありません。
強いて言えばこの辺りか・・・それでも、一気にまたいでは降りられないくらいの高低差があります。おそるおそる一歩を踏み出したら、たちまち膝を強打しました。
やべえ、こりゃ無理だ。
怪我をしてしまっては元も子もありません。断念します。。。
手前の平ら場所で次の便を待つことにしました。この橋桁(?)は目立つので、三陸鉄道車中からでも確認できるかと思います。
音が鳴り始めました。
それでは、夏ばっぱが大漁旗を振る姿を想像しながらご覧ください。
「じぇじぇじぇ!」
「ん?どうした、アキちゃん」
「見で、あれ」
「あら!」
「万歳~!」
「ばっぱ!ばっぱ!」
「万歳~!」
「ばっぱ元気でね~!行ってくっからね~!」
「万歳~!」
「万歳~!」
「ばっぱ元気でね!」
「万歳~!」
「ばっぱ元気でね!またね!」
「アキ~!つらくなったら帰ってこいよ!」
足元は異なるけれど、画角としてはまずまず合っているのではないでしょうかね。
最後に橋のそばにまで歩いて一枚。何はともあれ、昨年の忘れ物は取りに来れました。満足です。
駅に戻ります。2つのトンネル、1989年?
1994年?それまでは通っていなかったということなのでしょうか!?
田野畑駅に続いて、ここにも宮沢賢治の碑が。船旅でこの地に寄ったようです。
「ブルーエンゼル」。「エンジェル」じゃないのがシブい!
駅そばのトンネルまで戻ってきました。
こちらはアキが北三陸高校に初めて登校する日、袖が浜駅に向かってダッシュする場面。
あとちょっとでトンネル映ってたのに!!