2023,11,05 ひと月遅れの記事進行となってしまった。 | 民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間の「危機管理者」として行事の「保安計画」「地区防基準」策定のお手伝い、活動グッズの企画・販売を手がけています。
各地で「民間防災」を起動する「防人」を募りながら、趣味や特技・資格・職域での非常時活動体の構築にもお手をお貸ししています。

6月~7月にかけての豪雨のおかげで、一か月の遅れを挽回できていない「防人司」です

 

今、私が住んでいるところは「富山県南砺市福光」。

 

平日はここから「金沢市」へ通うことにしています。

 

一日の走行距離は決まったコースでの移動であれば、往復でおおむね70km近くになろうかと思います。

 

日によっては帰りの道中で回り道をして「金沢カレー」のお店に立ち寄ったり、スーパーに食品を買いに寄ったりと、こういう動きが積み重なって走行距離は増えていくんですよね~。

(石川県野々市市のチャンピオンカレー テイクアウトコーナー)

 

10月の話ですが、コンビニ弁当で済ませようと立ち寄ったローソン。

入り口を占領していたのがこれ!

「パンだ缶」がお出迎えモードで飾られてた~~~~

 

 

この「パンだ缶」との出会いは、私がまだ金沢くらしの時代にSNSでつながったのが発端です。

 

 

 

 

民間防災の弱点は飲食面!

飲料や食べ物の開発だけはできないという。

しかも、製造工場を海外に置いてあると輸入時の法律や、メーカーとなると国内での食物取り扱いの手続きも手間なのでここは製造者とタッグを組む方が良いと判断しました。

そもそもレトルトパッケージなどの構造もわかってないから・・・( ´∀` )(笑)

 

ということもあって、実現こそしていませんが、当初から「民間防災のECサイトに並べたいな~」と話をしたんです。

 

もちろん実際に食べてますよ。

 

その空き缶も

ちゃんと「ペン立て」として役立ってますし。

 

コメ製品やおかず類はレトルトなどで多くの種類が製品化されています。

 

だけど「パン」の分類ではまだまだ数社しか扱いがないわけ。

その数社の品を、「同じキャパ・同じページで登場させて皆さんに比べてほしい」というのが私の考えでもあります。

 

時間をかけずに希望に近い品を選べられるようにしておきたい。

各社の独自ページだけでは他社製品の意図が伝わらないことで、希望に叶う製品に出会うまでに非常に時間がかかるという経験をたくさんしてきました。

 

実際には低糖の保存パンや、アレルギー対応品、保存期限の違いなどもあったりするので、製造元のメーカーさんには是非、民間防災のECサイトとホームページには登場いただきたいと思っています。

民間防災的には購入なさる方が判断できる情報を載せ、購入者の希望に見合うものを選べるようにしたいのですよ。

 

企業などの営業体であっても、「我がところだけ美味しい思い」ということは避けていきたいのと、何より、隙間やハザマをなくして万人への対応ができるように仕向けたいというのが正直なところです。

 

食でいえば「飯」があって、「パン」があって、「麺」があってって、さらに「健常者」にも「食事制限者」にも対応出来て、「大人」「子供」「赤ちゃん」「病人」「歯がない人」ってくくりもカバーできれば、大半の家庭に利用いただけるのじゃないかな~って。

これらが一目瞭然に陳列されているとものすごく助かりますよね~。

 

民間防災の総合企画室(私)の考えは活動者は「横一線」で、面積の広い部分に居る一般の方々に満遍なく広めることなんです。

 

2023年10月時点で、防災活動家の人口は、私が動き始めた1988年から比べ、数百倍になってます。

(当時は「水野晴朗さん」と私ぐらいでしたよ。(笑))

ただ、その防災活動家たちは独自活動・一匹狼的な活動をしている人が多いので、点在こそすれど、横一線にしようと思うとかなり苦労します。

 

もちろん「名の売れてる人」、「地に根付いてる人」、私の様に「黒子に徹する仕掛け人」も居るわけで、防災人を一冊にまとめようとすると相当な時間が必用なんですよね。

でも、どこにどのような防災人が何を伝えようと動いているのか程度は、その防災人が生きた証として一覧できるようにしておきたい思いも強く、防災人の育成と同時に「仕掛け人の育成」にも知恵を使うことになりました。

 

それにプラスして、災害時・非常時の支援体も必要ですし、発生事案があれば我が身もそこに向かうわけです。

 

こういった取材活動も重なり、黒子ほど他人には見えない忙しさを抱えるのですが、本番となる前と非常事態時にその場に知恵を与えながら人を動かせるのは「この位置にいる防災人だけ」なのですが、実はここを行う防災人が非常に少ないのです。

表立って動く方というのは、我々の仕掛けを使って動いてくれているわけで、根源となる仕掛け人が少ないことが今の日本の防災のネックなんですよ。

 

「仕掛け人の育成も」って先にも書きましたが、実際には災害に見舞われた経験のある人や犯罪現場を観察したことがある人には根付く心理もあって、この要素はとても大きいのかなと感じています。

だから増えたんです。

災害に巻き込まれて生き残った人が多くなって、そこから語り部や防災伝授・伝承を行う方が一気に増えたのです。

 

ということは、私が動き始めた1988年来、発生した災害も多くなったという証なんだというところに落ち着くんです。

 

非常に回りくどい言い方なのですが、こういう話を聞くと理解される方も多いということで、今回はパンの非常食を題材に掘り下げてみました。

 

そろそろ、民間防災の地方局へもお手をお挙げいただけますと幸い。あなたの地に仕掛けてあげてほしいのですよ~~~!!