今週の頭にようやく野菜の生産農家さんたちからの納入がまともになり始めた。
小売店でもようやく店頭に並ぶようになりました。
道路は小路はまだ完璧ではなく、圧雪というよりここまでくれば根雪。
まだ残っている山間部への入口です。
民間防災の近所に設置された排雪場は2月20日で受け入れが終了し、それまではショベル3台で排雪の山をフル稼働で地ならし!
10tダンプがひっきりなしに各町から出る雪の塊を運び入れていました。
ここでもこういう考えが浮かぶのですが、こんなにたくさんのディーゼル車が働くということは、火災と同じで環境にいいのかどうなのか??
温暖化とやかましく言われるけど、排ガス規制してあっても瞬間的にも燃やすものや出すものが日常以上に増えると「環境にいいんだろうか?」と。
それもそうだし、アスファルト道路が凍結防止剤の投薬で白いんです。
これも塩カリを使ってるわけで、そりゃ車も錆びますよ。
と考えるとですね、雪の影響って底知れず発生していくのが雪解けが進む「春先」なんですね。
塩カリも雨や雪解け水に混じって流れる先は・・・。って話です。
ちなみに我が家(民間防災の総合企画室)も玄関子屋根のコローニアルが大屋根からの落雪で割れちゃってます。
今年の雪ではありませんが、去年、隙間をセメダインで埋めてはあるんですが、吹き替えも考えていかないといけない状態です。
瓦でも同じことが起こります。
これを放置すると台風などの強風時に破片が吹き飛ばされ、被害誘発になります。
今もこの費用を稼ぐため必死こいていますよ。こんな苦労は雪に悩まされることのない地域の方には見えないでしょうね。
昨年も出資のお話があったのですが、意思精通できぬまま頓挫しました。
民間防災は率先して募金活動することは禁じています。
自然発生でしかありませんが、なぜかというと、「見てくれている」のバロメータになるようにしてあるんです。
言い出してくれるのは非常にありがたいのですが、幾度か経験していることで心底信じてるわけではないんです。
そもそも冬の初めのお話で、冬期事象に非常に使い道が出てくると頭では回転良くなった反面、眉唾だろうとの心もあり、期待を持つこともしなかったので頓挫したときはそこまでの落胆もなかったというのが正直なところです。
ただ、返礼品として「活動服」の縫製はさせていただくことでお話に載せたんですがね。
ただね、言い出して引っ込められること自体に違った落胆があるんです。
「言うも語るも」で右往左往させられること、平時のリズムを乱される事が私は一番苦手で、結果的には「私の動きを見ていらっしゃらない」につながっていくんです。=なぜ?言い出したんだろうかと疑問符が付くだけ。
この件に限らず、「デマの吹き込み、流し込み」というものあるんですよ。
あるコトないコト言われて、それを信じる方が引き込まれて、引っ掻き回すだけ。
巻き込まれた方たちは、引っ込みもつかない。
私は「人は反旗をひるがえすものだ」として理解します。
なので「民間防災は独立管理」にしてあるんです。
私は親じゃない。皆さんは支店じゃない。
自分のお店だってことを理解した上で、参画するのに「手のひら返すのが人間」ですよ。
ここも「?」
なぜ、自分のお店を閉鎖、倒産させるんだろうか??初めに理解したふりしたんだろうか??しか残らないのですね。
自分の路線があって看板を上げたんじゃないのかな~?ってね。
でも借金は膨らむんです。
個人で個人宅だけを対応するのは自費でいいのでしょうが、個人の力だけじゃ間に合わないというのは全地域で発生します。
そこで支援金を立ててもらえるようにコメントしました。
必要性が見えないのか?どなたも立てられなかったですね。
地震だった即刻立ち上げられてんじゃなかろうか??
雪害は同時広域発生事象で、当該生活者の全てが被災者で、さらには物流などの仕事で管外者も存在してのことなんです。
ここが重要なポイントなんですけどね。
緊急支援物資の受け入れ
物流が回復しないのに送れるわけもありませんが、宅配業者よりも「郵便局」。
全国ネットワークの差立ができるのはなんといっても「ゆうパック」です。
時間こそ見えないにしても、西側からの荷物は福井県の手前の滋賀県のハブ局に集めようとか、東名高速経由で長野県のハブ局に集積しようとか、計画建てて運用してくれます。
これも非常時の物資分散集積法でしょうね。
まもなく3.11
この時も我が民間防災からの非常物資は「ゆうパック」でした。
発生から一週間以内に、電池や作業グッズを千葉の船橋市(時点での東日本事務局)まで「ゆうぱっく」赤紙で届け、そこから茨城のひたちなか市(時点での茨城事務局)まで持ち込んでもらったのです。
こういった経験は我々だけではなく、郵便局へもいいアイディアとしてお伝えできたんじゃないかなと感じて、今回の豪雪時には大阪からのインスタント食品も「ゆうぱっく」でお願いさせていただいたんです。
宅配便は窓口で受付しない。郵便局は一旦受け付けて、受付県のハブ局で集積。そこからは通常以上の日数はかかりましたが、物流回復しない買い物に行けないタイミングに届きました。
心の内には「SOSを見逃さないで」と多くの方に発信したつもりなんです。
回りくどいやり方や言い方だとは思うのですが、私一人のためだけじゃないわけです。
支援金の必要性も伝えたいし、物流の優先度も伝えたいし、特に宛先が「民間防災」と書かれている送付ラベルにすっごくメリットがあったんじゃないかなと。
一般発送でも「優劣」は付きます。もちろん配達距離が近い遠いもあるでしょう。
足場の良い悪いもあるでしょう。
でも、発送分別時にも配達区分時にも優劣はつくものだと思っています。
市内便優先、県外便は後回し。
当然あることだということですよね。
私に言わせれば、非常時の物流車両(輸送車)は「緊急車両」だ!
常にそう感じているのですが、皆さんはこういった思いってないですかね?
サイレン鳴らして緊急走行してもいいくらいだと思ってますよ。
なんならパトカーの先導があってもいい。
震災時の計画を建てるなら、物流網は情報網の一角としても存在させるといいでしょうね。
さて、ご報告は以上とさせていただいて、いまも私「民間防災」の看板の下、輸入事業と活動服・防災服・災害服と言われる「縫製品」の取扱先を求めて動いております。
もうすぐ自治行政からの入札のタイミングなんです。
実際には昨年の10月頃から、「唾付け」=お声がけを頂いてはいるのですが、条件的に「当該地域に存在する代理者」が見積もり合わせへの対象となります。
いないんですよ~ もったいないことに。
すべての都道府県に。
市町村でもいいんです。
各地にお取り扱いの看板をあげられる方が居られると、メニューアップしながら皆さんの収益につながっていくんですが・・・。
ここは私の嘆きとして書き添えました。
イベント情報もありますので、また後日、次の号にでも記載いたしますね。
ではでは、雪国の方々、体力回復へ向かってご自愛下さいませ。