2018.1.13 防人ってボランティアなの? | 民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間の「危機管理者」として行事の「保安計画」「地区防基準」策定のお手伝い、活動グッズの企画・販売を手がけています。
各地で「民間防災」を起動する「防人」を募りながら、趣味や特技・資格・職域での非常時活動体の構築にもお手をお貸ししています。

今まではそうでしたね。

 

どちらかといえば、会社組織にもできないし、企業や住民さんからも必要とされないのが多かったわけで・・・

 

私が動き始めたのが1988年。

 

この年から今日まで、みなさんを襲った脅威っていくつありましたか?

 

ニュースでは連日のように強盗やドロボウ。交通事故もそうでしょう。

 

鉄道事故にあっては転落だとか、いくつか社会現象になっていった事象があったんじゃありませんか??

 

目を背けてはいけない大きな事件や災害って、身近な方か親族が犠牲にならないと心にも残らないというのが人間なんですね。

 

でも

メディアは取り上げてくれます。

 

でも

それを気に止めない人もいる。

 

これらも人間なんですね。

 

そこで

この狭間に位置したのが「民間防災」という器のおおきな存在なんです。

 

民間防災って意識作りがメインじゃないですか。

 

でも意識ってカタチに表現されませんでしょう。

ここがポッカリと空いた穴でして、この穴を埋めるために一細工も二細工も仕向けてきたんです。

 

でもここで明らかにしたいのですが、仕掛けを作るにもカタチにあるものを作るにも「費用」って必要でしょう。

今まではちっぽけですが「ポケットマネー」で出来る範囲をとしてきました。

 

ところが

先の問題に戻りますが、1988年から今日までにいくつの脅威がありましたかね?

 

その驚異が発生するたびに、ポケットマネーが費やされるわけでして、その頻度が多くなったってことをお伝えしておきますね。

 

これをご理解いただきたいがゆえ

「今日までにいくつ驚異があったのか?」と伺うわけなんです。

 

結論で締めますが

もう「ボランティア」で済まされる事象はありません。

私もいつ渦中にハマるかわかりませんし、これ以上、生活圧迫をしてでもボランティアの看板だけで繰り広げられるはずもありません。

 

そもそもこの世界は

お金がもったいないならカラダを使う。時間が惜しければ費用を掛ける。の世界です。

 

アイディアだけ持っていくってことはまずできない。

ここには必ず演壇に立つことになりましょうし、製品を扱うことになります。

こういったところを「ボランティア」ではなく、出番があるならば費用負担いただくこと。

ここが「安心安全はタダではない!」という社会理論なんです。

山岳救助の防災ヘリも有償になろうかという時代なんです。

 

そして大きな囲みがまた一つできましたよね。

それが「防災ビジネス」というコンテンツです。

 

ITもドローンも、通信も、バイクも何もかもに「防災ビジネス」のチャンスが回ってきたわけです。

 

あれ~?

民間防災の活動カテゴリに全部はまってませんか~~?!

 

ようやくここまで仕上がったんです。

 

ようやく。

 

仕掛けて仕向けて30年は自腹活動しました。

いや、今も収益があれば人のために使え!の精神を教え続けてますよ。

 

だから大口スポンサーのお話も、製品開発でのタッグのお話も、製品入札のお話もあがってくるんでしょうね。

 

私の立てた企画を私自身だけがカタチにしていくにはもったいないのです。

それもそうだし

協力者がもっともっと増えないと、今後、さらなる未曾有な災いが会った時、どうやって経済を回すことが出来るのか??

 

いまの内に仕込まないといけないんですね。

 

そう考えて

民間防災は総合企画室を筆頭に、先ずはアイディアと路線組をさせていただき、有償事業を「防人司オフィス」にて実行させていきます。

 

結果的には、領収書などがボランティアじゃ発行できないということも解消したいのです。

 

新しい活動体も考え出さないといけません。

両立させないと費用負荷が大きくなりすぎますので、こういった形で我が民間防災は「危機管理ビジネス」として確立させてまいりますよ~!!

 

※せっかくオーダーメイドに対応してくれる工場さんが増えたので、これを利用しない手はないでしょう。(笑)