フレンドリーが恨まれる? | 民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間の「危機管理者」として行事の「保安計画」「地区防基準」策定のお手伝い、活動グッズの企画・販売を手がけています。
各地で「民間防災」を起動する「防人」を募りながら、趣味や特技・資格・職域での非常時活動体の構築にもお手をお貸ししています。

長屋まわりが出来る人の条件として、「分け隔てなく人に接することができる人」がありますが、実際には被災者心情をくめる人と言い換えたほうがいいのかもしれません。

ある災害を対象活動した時から、「フレンドリー」を心に決め、活動してきました。


平素からもそうしようと心に決め、仕事にも「笑顔とフレンドリー」を用いるように神経を使ってきたつもりです。


でも人の受け取り方は様々なんですね。


笑顔も会話も「ウザイ」となることも事実だった!



万人に好かれようとは考えていませんが、今日まで自分の心に決め、邁進させてきた「笑顔とフレンドリー」も良い風に受けられないケースにぶち当たりました。


あるホテルマンの話ですが、丁寧な言葉を使うのは便宜上で、本当のおもてなしは笑顔で迎え、困りごとには「笑顔」から「真剣な顔」になる事。
その切り替えがなければ、「真剣」に物言うも、「真意」に受け取られない。

そんな話を思い出しました。


つまりは「笑顔」一辺倒では、そのうち「作り物の笑顔」「見慣れてしまえばウザイ」になっていくのも人なのかもしれないということですね。


私にはまだまだそんな芸当はできません。


今も被災者を支えてくださっている方々にもエールを送りつつ、コミュニティーの難しさもお知りいただけると幸いです。


でも私は自分の感情起伏を無くすためにも、「笑顔」だけは見せておきたいなー と思っていますよ。


単なる便利屋となっても「街」と「そこに集う人たちにはかかわっていきたい」。


どうやら私は根本的に人が好きなのかもしれない。そう感じた一日でした。