独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。

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司法試験の独学受験をして、思わぬ効果がいくつかありました。

一つ目は、子供が勉強するようになったことです。

 

 勉強しない子供

うちの子は、自慢じゃないですけど、勉強しない子でした。

いつもベットに入ってゲームとかしてるし、宿題はスマホ見ながらやってました。

親がなんか言ってもムダです。

むしろ逆効果でした。

 

これじゃ勉強にならんわ。

 

親の無力さを感じていました。

 

ところがですね。

僕が勉強を始めてから、子供も勉強するようになったんです。

僕の勘違いかもしれませんが。

 

僕は当時、下の子を9時に寝かせて、それからダイニングテーブルで勉強をしていました。

毎日だいだい12時までやりました。

参考書には書き込みがびっしり。

付箋を貼りまくり。

すごい集中力で論文の答案を書く。

我ながら、すごい気迫でやってました。

子供たちは、チラッ、チラッとその様子を見ていました。

 

 上の子の大学受験

そんな中、上の子は高3夏休みの終わり頃から勉強を始めました。

かなり出遅れましたけどね。

でも、やらないよりずっとマシです。

 

そんな中、僕に聞いてきました。


どうしよう。

勉強してるけど点があがらない。

 

僕はこたえました。

 

勉強なめんなよ。

俺だって1年目は落ちたんだ。


まずは1冊の問題集を完璧にしろ。

わからないところは付箋を貼れ。

俺の本を見ろ。

付箋だらけだ。

何周してもいい。

付箋がなくなるまでやれ。

全部わかったと思うまでやれ。

 

1日の勉強時間の目標は10時間だ。

それだけやったら、安心して寝ていい。

まずはそこを目指せ。

 

そのときから、見違えるように勉強するようになりました。


しばらくして、また僕に聞いてきました。


どうしよう。

例の一冊の問題集をどこかでなくしちゃった。

私はもう終わりだ。


確かに。

その本がなくなったら勉強は終わりです。

僕も痛いほどわかります。


こうなったら見つけるしかない。

無くしたときの話を詳しく聞いて、必死に探しました。

そして、なんとか見つけました。


かなり喜んでましたね。

その後、無事に合格しました。

 第一志望ではなかったですけど。


 真ん中の子

真ん中の子は、中3の春から勉強を始めました。

 

受験期が近づくと、熱が入ってきました。

夜11時に塾から帰ってきて、また勉強を始めました。

あるとき、夜中の3時にトイレに起きたら、まだ勉強をしていました。

 

僕は驚いて聞きました。

「なんでそんな遅くまでやってんの?」

子供は答えました。

「他の受験生も、これぐらいやってるはずだから。」

 

僕は言いました。

「中3でそんな奴はいない。

むしろ、睡眠不足は頭が悪くなる。

悪いが、1時には寝とけ。

6時間は寝ないと、かえって点が下がるぞ。

去年睡眠不足で受験に落ちたパパが言うんだから間違いない。」

すると、安心したのか、ふらーっとベッドに行って、そのまま寝てしまいました。


その子も、志望校に合格しました。

 

 自分で勉強したほうがいい

僕は思いました。


子供に「勉強しろ」と何度言っても無駄だった。

でも、自分が気合を入れて勉強したら、子供が気合の入れ方を勝手に学んだ。

「勉強しろ」と100回いうよりも、自分が勉強したほうがはるかに早い。

 

親って難しいんだな。


※このブログは本人の体験であり、同じ結果をお約束するものではないので、ご了承ください。