独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。

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残念ながら司法試験に落ちてしまう人のタイプを紹介します。

 

 プライドが高い人

僕はもともと、プライドがかなり高い人間です。

ただ、社会人を20年もしていたので、かなり丸くなりました。

それでも、根っこの部分は、やはりプライドが高いなと思います。

人間の本質はなかなか変わらないですね。

 

そんな僕ですが、司法試験に失敗する人を見て、「かなりプライドが高いな」と思うことがよくあります。

受験指導をしていると、特にそうです。

 

できないことを受け止められない。

できるふりをする。

わからないところを聞くと、できるところをアピールする

できる部分を評価してほしいというんです。

 

そんな人がいるんですね。

気持ちはわかりますよ。

できないところを指摘するなんて意地悪じゃないか

がんばった部分を評価してくれよ。

僕もそんなふうに思っていましたから。

 

 実力不足を認めないと合格は難しい

でも、そんなかんじだと、司法試験の合格は難しいと思います。

なぜなら、司法試験は、どんな天才でも、死ぬほど努力しないと合格できない試験だからです。

 

簡単な試験なら、非を認めなくても、その人の才能やセンスで合格するかもしれません。

でも、司法試験ではそれは無理です。

自分の弱点を受け入れ、対策を考え、必死にやらないと実力が伸びません。

つまり、プライドが高い人は合格できない試験なんです。

そのことをしっかりと理解する必要があります。

 

僕の体験談

僕はもともと、かなりのプライドが高い人間です。

 

そんな僕が、2回目の予備試験のとき、伊藤塾の答練を受けました。そして、自分の回答が返却されると、厳しいことがたくさん書いてありました。
根本的にわかってない何を言ってるかわからない書き方が下手だ
いいことはほとんど書いてありません。厳しいことばかり書いてあるんです。

何だよ、その言い方はこっちは社会人のおじさんが必死で頑張ってるんだぞもうちょっと優しく言えないのかよできてる部分をほめてくれよ
そんなふうに思ったりもしました。
でも、しばらくして考え直しました。


確かに僕は、ほめられて伸びるタイプだ

でも、司法試験はそんなことで合格できる試験じゃない

できてない部分を厳しく指摘してもらうしかない

そうしないとまた1年間無駄にする

 

それでなんとか、受け止められるようになりました

2回目で合格したのは、これまでに説明したとおりです。

 

合格するには、プライドを捨てて、実力不足を受け入れるしかないんですね。