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 自己紹介

 

 僕は、理系出身、社会人の初学者で、45歳のときに司法試験を目指して勉強を始めました。

 合格したのは48歳です。

 自分でいうのもなんですが、かなりの短期合格だと思います。

 45歳と言えば、社会人20年生ぐらいですね。

 なぜそんなときに、わざわざ受験勉強を始めたのか。

 なぜ、独学だったのか。

 今回はそんなことを書きたいと思います。

 

結論

 結論から言うと、勉強を始めた最大の理由は、「受かると思ったから」です。

 かなり単純ですね。

 もちろん勘違いだったんですけどね。

 

 司法試験に合格した後、僕は48歳で人生2度目の就活を始めました。

 そのときに、「なんで勉強を始めたの?」と何度も聞かれました。

 そのときは、格好つけた理由を言いました。

 「法律を通して社会の役に立ちたかったからです!」とか。

 

 でも、本当の理由は「受かると思ったから」です。

 当時、嘘をついた面接官の皆さん、ゴメンナサイ。

 

きっかけ

 もう少し具体的に書きますね。

 最初のきっかけは、老後の心配からでした。

 当時、年金をもらえるのが遅くなるという制度変更がありました。

 たとえば、定年が60歳で、年金の受給開始が65歳だと、5年もブランクが開いてしまいます。

 だったらその間、どうやって暮らすんだ。

 そんな不安があったんですね。

 

 また、今どきの老人は、60を過ぎてもかなり元気です。

 それなのに、定年が60歳だと、どんなに元気でもお払い箱です。

 あとは散歩でもして暮らすしかありません。

 それは悔しいなと思いました。

 

 そこで、定年後に、自分で仕事をする方法はないだろうかと考えたんですね。

 そこで思いついたのが、資格をとることでした。

 士業なら定年はないだろう。

 とても単純ですが、これが、僕が勉強を始めた具体的なきっかけでした。

 

行政書士試験

 

 最初にチャレンジしたのは、行政書士試験でした。

 実は、司法試験の勉強を始める前の年に、行政書士試験に合格していたんですね。

 その意味では、司法試験の勉強を始めたころ、僕は、純度100%の初学者ではありませんでした。

 だましてしまった方、再びゴメンナサイ。

 でも、行政書士試験の勉強も100%独学なので、法律の授業を1度も受けたことがないのは確かです。
 それを初学者と言ってるんだな、ということで許してください。

 

 行政書士試験試験では、4択とかの問題なので、あいまいな知識でも結構点がとれました。

 試験当日に、迷った問題が全部あたったというラッキーもありました。

 それで、試験直前2か月に集中して勉強して、かなりの高得点で合格したんですね。

 

おそるべき勘違い

 

 これが勘違いの始まりです。

 なんだ、法律の試験なんてちょろいじゃないか。

 これなら司法試験だっていけるんじゃね。

 僕は本当にそう思ったんです。

 

 勘違いとはおそろしいものです。

 ここから、僕の3年間の地獄の受験生活が始まったんですね。