私がとうとう本当の「援助交際」をしたとき。
それは何でもない、平日の昼下がり。


街中を一人でブラブラしていた。
今日という日に友達も捕まらず・・。

一人で「援助交際の出だし」で稼いだお金を使い買い物をし・・。

街中の公園で一息ついていたときだった。


そのとき、私の性行為の「二人目の相手」がやってきた。

「二人目の相手」名前も年齢も知らない。
ただ覚えているのは「県外の人」だったってこと。

彼は私をナンパしてきたのが、きっかけ・・。

旅行でやってきた彼・・。
「この地方の子はかわいいね」

そういいながらナンパをされた。20代だったはず。

そのまま流れで何故か「ホテルに行こう」っとなってしまった。

正直あまり覚えていない。

でも、彼に「かわいい」とか「スタイルが良い」とか褒められて悪い気はしない。

だから相手にこう言った記憶がある「お金頂戴」っと・・・。

金額はあまり覚えてない・・・。
3万ぐらいもらったかな?

そのままホテルに行き、凄く後悔し・・、逃げ出したい気分になったことも覚えている・・。

だけどそのまま、セックスをした。

一人の男性しか経験してない私にはその相手とのセックスが凄く痛かった。

「痛い!痛い!」って何度も言ってた。

終わった後に、涙が出た。

ずっと声を押し殺しながら泣いた。

相手も困って「ごめん;;泣かないでよ;;」って言ってたはず・・。

だけど、自分でも何が悲しいのか何で涙が出てるのか分からなかった。

その理由はきっと全部に対しての涙だったと思う。

「最低なことをした」「好きではない相手とセックスしてしまった」「援助交際してしまった」「痛かった」とか・・・。

沢山理由がありすぎて分からないけど・・。
別れたばかりの彼氏にも申し訳ない気分だった。

振られたくせに・・・・。

その日の夜はいつもより騒いだ。


それからというもの、セックスでお金を稼ぎ・・・。
その罪悪感を隠すかのように騒ぎ散らし・・。
またお金が無くなったら稼ぎ・・。

それを繰り返した。

テレクラで鴨となる男性を探した。
今覚えば、「私たちが鴨だった」に違いない。

気持ちいいとか、そんな感情はない。
体さえ放り出して、上でハァハァと動く男性。

「ばっかじゃない?」

そう心で思いながらその行為が終わるのを待った。
終わればお金になる。
このままボーっと動いてる男性を見てればいいだけ・・・。

そう・・ただそれだけだった・・・・。
「援助交際の出だし」を始め出した、私や友人は、その後高校も中退。
それまでしていた、普通の飲食店などの、バイトも辞めてしまい。
気がつけば・・・「援助交際の出だし」でお金を稼ぐようになった。

15歳の少女に、1万近くのお金を簡単に稼げ出せるこの方法を、辞めろたってそう簡単に辞められるわけが無い。


当時の私は、初体験の別れた元彼のことを、1・2週間で忘れられるほど単純でも無く
毎夜、眠ろうとすれば思い出して泣く・・・。

それが嫌で、毎日遊びほうけた。
寝なければいい・・。
寝ずに朝までオールでカラオケ・・。

友達とはしゃいで、気持ちを誤魔化していた。
お金は無くても、暇はある。
それが当時の私達。
だから「援助交際の出だし」で手に入れたお金で、友人らの分も奢り仲間を集め騒いでいた。


家に帰る日も、少なくなった。
それでも母は、何もいわなった。

今思えば、言えなかったのだと思う・・。

何か言われれば「うるさい!クソババァ!」などと平気で罵声を浴びせ、「バタン!!」っと大きな音を立て玄関のドアを閉めると、2・3日は家に戻らない・・。
急な娘の変化に、おとなしい母は驚き、恐怖心だってあったのだと思う。

私自身もどうしていいか分からないのに、母にそれが分かるはずも無かっただろう。

自分が母親になって分かる。
本当に申し訳なかったと・・。
なんて事をしてしまったのだろう・・っと。


でも当時の私にはそんなことなど関係ない。
毎日を好きに生き、友人たちと騒ぎ遊びまわることが何より楽しくて仕方が無かった。
二日寝ずに好きなだけ騒いだら、三日目には死んだように寝ることが出来る。
元彼の事を思い出さずに、寝られる。

毎日を、そんな風に過ごしていた私・・。
ただ・・この時の私には本格的な「援助交際」と言われる、セックスという性行為をするまでの行動は、まだ出来なかった。

ついこないだ、別れたばかりの思い出の多い、大好きだった彼氏に振られ・・
その彼と初体験をしたばかりの私には「彼以外の」男性とのセックスをそう簡単に出来るわけも無かった。
まして・・、まだ「彼を忘れて」いないときには・・・・。

だから、何度もカラオケに行って・・出来たとしても服の上から胸を触らせると言う行為までだった。
もちろん、そこでお金はもらっているから「援助交際」に違いは無いのかもしれないが・・。

だけども、あのときの私の心境や気持ちで、これを書いている為私は「援助交際の出だし」と書くことにしている。
この時は、罪悪感も無い。
少し服の上から胸を触らすなんて・・・そんな対したことではない。
そう思っていたし・・。

今でもそう思っている自分がいる。
私の周りにいる(男女問わず)友人に聞いても、「服の上から胸を触らす」行為と、「セックス」という行為の違いは100%違うだろと言うだろう。

きっと誰もが「服の上から触るだけで金を渡す?バカじゃねーの?」っと笑うだろう。
そんな世の中だ。

=そのぐらい無料で触って当たり前だとか、お金を渡すほどの価値もない。(お金で判断するのも可笑しいのですが・・)
そんな方程式になってしまっているだろう・・。

だけど、それは私ら10~20代の考え・・・。

40代や50代の方々が、女子中・高生の胸を無料で触れるわけが無いのだ。
触れるお店はあるが・・そこにいる子達は、18歳以上と言う年齢。
だけど、「ロリコン」っと呼ばれる人たちや。
まだ恥じらいを持っているであろう、純粋な少女の胸を触りたいと思う輩は少なくない。

人間誰にだって「○×フェチ」などと、好きな部分やタイプがあるのだから、その「ロリコン」と言う人たちが100%悪いわけでもないのだが・・

そういう人達には1万円かかっても、良いぐらいの価値を若い女の子の体にはある。
そんな価値や金額をつける世の中って本当に恐ろしい・・。

私が援助交際に、ちかい体験をしたのは、15歳の時だった。


高校一年になったばかりの、15歳の春。
初体験をした。 違う学校の同い年の彼。


きっかけは、その彼に振られた事。


交際は半年
挙げ句の果てに、彼は私の友人を好きになり、付き合いだした。

彼は、小さな女の子が好きだった。
私は、身長151cm。
そして・・・彼が、次に付き合った私の友人は、148cmだった。


彼氏と友人を同時になくした私は、毎日泣いてばかりだった。
あれから約10年たった今でも、あの時ほど悲しい大失恋はしていない。
それほどまでに、辛い失恋だった。


夜、寝る時間になり布団に入れば彼の事を思いだし涙する。
出かければ、彼との繋がりの多い・・・。
小さな田舎育ちの私には、近所が全て彼との思いでの場所になっていた。


辛かった。
悲しかった。

何処へ行っても、何をしても彼を思い出す・・・。


そこから、彼の姿を追いかけないように「非行」と呼ばれる道を進むようになった。


ある日友人に遊ぼうと誘われた。
仲の良かった女友達。
別に彼女が悪いわけではないが、彼女と金ほしさにテレクラに電話をした。

「カラオケに行ってお小遣いをくれる人」

馬鹿らしいかもしれないが、実際こんな人もいる。
若い子とカラオケに行き、五千円ぐらいの小遣いをくれる。

高校生なんてバイトをしても、2~3万稼ぐ事しかできなかったから、たかがカラオケに行き、歌ってれば5千円もくれるのだから、こんなおいしい話はない。


だけど・・・
もちろん相手も、もっとおいしい思いをしたいのだ!

だから、カラオケなどの店に入り
女の子の緊張が無くなれば、服の上から胸を触りたいなどと要求してくる。


そうなると、こちらも相手に怒る。

「触らないで!」

と、こちらが言えば相手もイジでも触ろうとする。

「後、プラス五千円払うから!」

そう言いながら、お金をチラつかせる。

もちろん。
私達はお金が欲しいわけだから、その言葉にグッ!と唾を飲む。

最終的には、手元に一万も入るなら・・・。

服の上からだし・・・。

そういい聞かせる。


それが、援助交際の始まりだと思っている。
援助交際をしたことの無い人でも、服の上から胸を触らせてくれるだけで一万なら・・・
と、心が少し傾いたり、仕事をするのがアホくさく思えてくるだろう。


援助交際をするのは、今の私達「大人」からみれば「子供」な「女の子達」。

当時の私や、若い彼女らに、親や先生が何を言っても耳に入らないことは、皆様わかると思う。

どんだけ何を言おうが聞くわけも無いのだ・・。

私たちはそんな時代を生きてきた大人だ。


だからこそ言える。

子供に何を言っても無駄ならば、大人がそれを阻止しなければならない。

それなのに援助交際や薬物などの事件があるのは・・大人達のせいなのかもしれないですね・・・。