ボクがいつも通ってる道に


とても綺麗な花が咲いてました。


それを毎日見てると


とても元気になれて


幸せな気持になれました。


その内に


その花をもっと近くで見たいと思うようになりました。


しかしとても高い場所にあって


それをする事は簡単な事ではありませんでした。


ある時その花がとても近くに見えたので


手を伸ばすと


つかむ事が出来ました。


まさに奇跡が起きた瞬間です。


凄く嬉しくて


それからは鉢の上で


毎日愛情を込めて育てました。


時には元気の無い時もあったけれど


気持を感じるのか


愛情込めて育てると


それに応えて綺麗に花開き


いつも輝いてボクに元気をくれました。





だけどある時


自分の身勝手さから


水を上げるのを忘れ


お日様に当てる事も忘れてしまいまいした。


その為


大好きだった花は


以前と違い元気がなく萎れてしまいました。


それに気づいてから


いろんな手を使って元に戻そうと努力しました。


その甲斐あって花はだんだん元気を取り戻しましたが


ボクは気づけませんでした・・・


元気なのは見えてるところだけだって事に・・・





少しずつ


だけど着実に根の力は奪われ


気づいた時には


もう手の施しようがありませんでした・・・


しかしダメだと解かっていても


枯らしたくなくて


必死にあらゆる手を尽くしました。


だけど状態は変わらず・・・


気丈にも頑張って咲いていた花も


ついに枯れてしまいました・・・


最後の最後まで頑張ってたけれど


何もしてあげられなくて・・・


とても悔やみました・・・




ボクは与えられる事に慣れ過ぎて


いつしか当たり前と思うようになってたのかもしれません。


それは


たった一度のミスだったけれど


花にとっては致命的でした。




そんな花の無い鉢を見ても


感じる事は悲しみだけ


自分の犯したことの大きさを悔やみ


振り返っては悲しい気持でいっぱいになります。


そんな悲しみにくれたある日


ふと花があった場所に


芽が出てるのに気づきました。


それはまだ弱々しかったけれど


確かにありました。


これからボクは


今まで元気をもらってきた分


この芽が綺麗に咲くまで


ずっと見守っていこうと思います。


そしてこの芽が


いつか大輪の花を咲かせ


多くの人に大きな力を与えてくれる


素晴らしい花となる事を


信じることにしました。


今この輝き始めた芽の未来がどうなるのか?


それがとても楽しみです・・・・




大きくなって欲しい


前の花よりも・・・


見るものを幸せにする力を持つ


そんな華麗な花に・・・