ザ・キング~永遠の君主~:考察② 不思議な時間軸 | Petrichor

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つれづれ。

ザ・キング~永遠の君主~は、おやっと思う時間のずれがある不思議なシーンがいくつかあります。

 

①EP1:1994年のイ・リム謀反の時に、幼きイ・ゴンの命を助けた何者かが落していった

テウルのIDカードの発行日が2019年11月11日である。

 

②EP9:イ・ゴンが見ていたテウルが映っている防犯ビデオの中に、2022年5月27日という

未来の日付のものが混じっている。

 

③EP11:テウルのもとへ花を持って愛の告白をしにきたイ・ゴンの勝負服は、

EP12ではまだ縫製がすんでいない(=現在ではなく未来のゴンが現れたと思われる)。

 

そして、EP1冒頭、イ・リムがテウルとシンジェから取り調べを受けているシーンも

ひっかかりますね。

2020年のシーンですから、これまでの話の続きで大韓民国でイ・リムを

捕まえたところともとれますが、弟である皇帝を殺してきたばかりのように血まみれであり、

テウルもシンジェも、彼のことをよく知らないように話を聞いています。

もしかして別の時間の流れの大韓民国でのシーンなのでしょうか…。

イ・ゴンの首の傷が左についたはずなのに、右に残っていることとも関係が?

 

時間に関するキーポイントとなる法則。

①二つの世界の間に存在する「0と1の間」での1分が外の世界の2ヶ月。

イ・リムはこの場所に暫く留まっていたから、殆ど年をとっていないようにみえる。

 

②恐らくイ・リムかイ・ゴンが2つの世界を行き来するたびに、

止まる時間が素数の2乗の秒数で増えていく。

(最後の時間が止まった瞬間は、EP12でテウルと教会前を写真をとった時で4489秒、

すなわち67の2乗で19回目となる。

二人合わせて19回も行き来していましたっけ?という疑問がここでわきますが。)

 

このままの状態を続けていたら、二つの世界の時間が永遠に止まることになると

ゴンが気づいたので、イ・リムを倒した暁には彼は扉を閉めることになるんだろうなと。

それは、テウルとの別れを意味することになるのかもしれません。

サブタイトルの永遠の君主っていうのも意味深ですね…。