Netflixで放送中の「ザ・キング～永遠の君主～」、EP12まで見終わりました。
韓国俳優で、今最推しのウ・ドファンが出演中なのですが、とてもいいですね～！
パラレルワールドで存在する真逆のキャラの二人を器用に演じ分けている。
大韓帝国皇帝の右腕であるクールな近衛隊長ヨン。
大韓民国ではちょっとお馬鹿で愛嬌のあるウンソプ。
（あの釜山訛りは巧いのかよくわからないですが、はっきりわかるくらいイントネーション違いますね。）
そして、国をまたいで二人が入れ替わった後（ルックスが一緒になる）
夫々のキャラになりきろうとするけれど少しなりきれない様子とか、細かい演じ分けがとても上手。
それにしても両者、身体能力や頭脳が同じレベルなんですよよね。
女性に対して不器用なのも似ている。
パスワード設定のちょっと単純な発想力も同じなのに笑えました
さて、このドラマ、謎が各EPに散りばめられていてそれを紐解いていくのが面白いです。
いくつかの場面に登場している「ヨーヨー少年」。
貧民街の本屋の前でいつも一人でヨーヨーをしているか、本を読んでいる。何者なんでしょうか？
選ばれし者しか手にできない剣エクスカリバーがでてくる
「アーサー王の伝説」を愛読しているので四寅剣の化身？と思っていたのですが、
どうやら二つの世界の均衡を保つよう運命を司る者なのかな？と。
EP12では、二つの世界を自在に移動できることをテウルに告白し、
拉致現場から彼女が逃げられるよう手助けをしています（均衡を保つため）。
（※ところで、少年がテウルを逃がす時、
テウルが「向こうでも（大韓民国）君とあったことがあるような？」の台詞、
この時点では自分が大韓帝国にいることを知らないはずなので（後の車で逃走中に知る）、
おかしいと思ったのですが字幕のミスかな？それとも、大韓帝国で会ってましたっけ？※）
思えばいろいろな物事が動くきっかけに、彼が絡んでいますよね。
①イ・ゴンが別世界に移動するきっかけになった逃げる時計ウサギ（ルナ）と知り合い。
②大韓民国でテウルとぶつかったため、テウルのIDカードが排水溝に落ち、再発行となった。
（2019.11.11付けのカードとなりイ・ゴンが25年前から持っているIDカードと同じものに）
③イ・リム一味に拉致されたテウルを助ける。
EP10でイ・リムと会った時に剣を持つ者の資質について会話した時、
「剣を持つ者が正義だ。」と言い放ったイ・リムに、
あなたの世界はめちゃくちゃだと言っていたので少年はイ・リムを見限ったのかもしれない…。
そして、EP9でヨンのPCに残されていた録画ビデオの謎。
大韓帝国を散策しているテウルがうつっている2019.11.12のビデオの中に
１本だけ未来の日付である2022.5.27のものが混ざっている。
本屋の前でヨーヨーをしている少年とその前を通りすぎるテウル。
あの本屋はいつもの大韓帝国の貧民街にある
（そして謀反一味のアジト）オス書店ではないんですよね。
大韓帝国には存在しない、おそらく大韓民国のヘソン書店。
テウルは大韓帝国にいた時の服装と違う。
そして、ビデオをみているイ・ゴンといきなり目を合わせる少年。
この未来のテウルを守るために、運命が彼に迫っている感じがしました。
次回は、ちょっと不思議な時間軸について書いてみたいと思います。