十一番丁のカニ道楽の向かいの元銀平跡地に「愚庵本店」というお店があって,ここのランチメニューにクエあら炊き,クエ唐揚げ,クエ塩焼き定食があります。和歌山県民なら一度はクエを食べておくべきだと思い行ってみました。値段はリーゾナブルで1,980円です。場所は市掘川の住吉橋の横でカニ道楽の向かい側です。





お昼は11:30からですが,予約をしておいた方が良いです。開店時に予約客でいっぱいなのと,食べている途中に「もうクエ終わり。」と定員さんが言っているのを耳にしたからです。今回は2人で行ったので3メニューのうち唐揚げと塩焼き定食を頼みました。カウンター席で,椅子に座って足は下に降ろせる楽なスタイルです。


料理はコースのように順番に運ばれてきます。まずはサラダからですが,愚庵は蕎麦屋さんでもあるので揚げた蕎麦が入っています。


次は茶碗蒸しです。濃厚でもちろん銀杏も入っています(私の大好物)。


そしてメインのクエです。唐揚げと塩焼き,もう一度塩焼きです。よく食リポで「お肉のようですね。」と聞きますが,見た通り白身でクセがなく魚が苦手な人でもいけると思います。身はポロポロとほぐれますが,弾力というか密度が高くて量の割にすぐ腹いっぱいになってしまいます。




続いてお刺身です。美しく氷の上に盛られて少量かと思いきや,一つ一つが厚切りなのでタイなんかは弾力があるせいか顎が疲れるほどの食べごたえです。味はその光沢を見れば言うまでもないでしょう。


そして炊き込みご飯(白ご飯も可)とお漬け物です。ご飯にはあさりが入っていて,白菜の漬物はかなりの量でした。


もうお腹いっぱいというところでデザートのほうじ茶プリンです。とても美味しく,これだけでも欲しくなる方もあるでしょう。


この値段でクエだけでなく,美味しいものづくしできっと満足すると思います。

〈アクセス〉和歌山バス:堀詰橋バス停から西へ。または本町2丁目,京橋バス停から東へ。かに道楽の向かい側。ランチは11:30から14:00。予約をお勧めします。