今回は大天守閣の二階と三階を見ていきます。二階に上がると,こちらにも色んな史料の展示があります。撮影禁止のものもありますので注意して下さい。




まずは刀,12代藩主 徳川斉彊(なりかつ)の画,11代将軍 徳川家斉(いえなり)の書状,窓から見た外の景色です。





続いて,10代藩主 徳川治宝(はるとみ)の画,12代藩主 斉彊の一行書,藩主が着る革製の陣羽織,14代藩主 茂承(もちつぐ)の一行書です。





次に,瓦類,14代藩主 茂承の「別れの扇子」,紀州徳川家ゆかりの鞍,漆の菓子入れです。





そして,災い除けの桃瓦,塼(せん)という滑り止めのタイル,葵紋の鬼瓦,窓からの景色です。





最後に,紀州藩家老 三浦家の旗印,先箱という荷物入れ・纏(まとい)・毛槍など,そして窓からの景色です。




二階部分はここまでで,いよいよ三階に上がります。




三階は展望台になっていて,外を360度見渡せます。東西南北の四方に外への出口がありますが,実際は少し西向きに建っています。









 それでは北出口から右回りに進んでみます。説明図の景色がどこに当たるのか探してみるのもよいでしょう。












高い所が苦手な人には辛いかもしれませんが,そうでなければ束の間天下を取った気分に浸るのもよいでしょう。天気が良ければじっくり眺めを堪能してみて下さい。

〈アクセス〉和歌山バス:公園前バス停または県庁前バス停など。