本来なら…かかりつけ医さんに、
しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、
聞き損ねた…
聞けなかった…
聞きずらい…etc…
そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m
[注意書き( ..)φ]
お話していることを文字にしているので、
よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。
医療知識はない素人です。
薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して
書いてますが、その辺りはお許しを。
先生は不定期ではありますが、20時以降で、
インスタライブでお話して下さってますので、
フォローされると開始されたら参加できます。
実際参加してみる、
もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います。
お話しされている内容は、
経験とかではなくてガイドライン・エビデンス重視。
勉強熱心な先生なので、
いろんなセミナーで見聞きしたお話しなどを
アウトプットしてお話してくれています。
★膣炎について★
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◆細菌性膀胱炎の時もそうですが、
1日1回もしくは、1日2回、膣を洗ってあげて下さい。
※膣の部分を水洗いでも良いですが、
わんちゃんならわんちゃん用のシャンプーを手に取って、
泡立てネットで泡立てて、膣を洗って水で流すで良いです。
◆うちにも、感染症膀胱炎の子が原因がわからない子がいて、
大学病院に行ってもらったのですが、
結局検査結果はうちと同じで原因が見つからず、
「膣の部分を1日1回洗って下さい」と言われて帰されました。
◆膣の部分が汚れていると、
「細菌性膀胱炎」や「膣炎」になりやすい。
※毎日洗うと油が取れすぎてしまうので、
可能であれば、保湿剤をしてあげて下さい。
※保湿剤
スプレーよりは、
ローションタイプ・ジェルタイプ・泡タイプがあるので、
保湿し乾燥しないほうが良いと思います。
※抗生物質はあまり使わないほうが良いです。
★てんかんについて★
確定診断はMRIですか?- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆特発性てんかんのことを言われていると思いますが、
特別に発生する転換です。
これは原因不明と言われています。
※原因を探していかなければいけないです。
・全身の臓器
・脳の可能性(脳炎・脳腫瘍)
○てんかん
年齢で分けることが多い。
一般的には、1才までが「先天性の病気」
2~6才は「特発性てんかん」
7才以上は、「何かほかの病気からくる発作」
※8才とか10才だとしたら、
特発性ではない可能性を考えてMRIをとってあげた方がよい。
★処方される薬について★
どういった薬ですよという説明が足りないと思うのですが、- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆ダメな病院の一つに「薬の名前を言わない病院」とあります。
肝臓の薬ですよ、腎臓の薬ですよ、みたいな感じで出され
ますが、セカンド帯人音で来られた時など、
割られていたらわからないです。
書かない病院は、「コンサル」に言われています。
※訴訟リスクを抑えるためです。
※自分がやっていることに自信を持っていたら、
説明できるので書けると思います。
◆夜間救急の先生が、月1回セミナーをやってくれていて
その中でよく言われる言葉が、
「気持ちはわかりますが、薬の名前は患者さんに伝えて下さい」
※どんな薬を使っているかがわかるのとわからないのでは、
・今どういう治療をしているのか
・どの薬を使って手はいけないのか
瞬時にわかります。
緊急時、セカンド・サードの時に大事になります。
★去勢適齢時期について★
ネコ オス 5か月
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◆最近よく聞かれますが、誰か言っているのかな?
(女の子)
1回目の発情前が良いです。
(男の子)
すごく早いからと言って今後なる病気が増える
わけではありません。
※一部の獣医さんが言っているだけで、
現時点では、論文・エビデンスはないですが、
早すぎる去勢手術は将来的に泌尿器系の疾患になる。
※早いからと言って病気に対してのメリットが、
あるわけではないので、10か月12か月でも
良いと思います。
※しつけの先生は早い方がいいといわれますが、
病気に関することについては、早すぎなくても
良いと思います。
★胆泥症について★
7年くらいたちます。
エコーで動きが悪いため胆泥粘液脳腫と診断されている
胆嚢もパンパンで大きいです。
年齢からも内科治療を希望
①キウイフルーツ状になったら危険について
②脂肪制限食について
③胆汁排出を促し便を出すような薬で胆汁排出量を
減らせますか?
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○胆嚢について
~少しおさらい(復習)~
ウルソ・スパカールを飲んでいる方がいると
思います。
(胆嚢の検査)
・血液検査
・エコー診断
・GGT ALT ビリルビンの値
〈エコーの見方〉
黒いものは液体、硬いものは白く写ります。
おなかの中を見たときに黒く見えるのは2つ。
・膀胱のおしっこ
・胆汁
※胆嚢は、真っ黒なら正常です。
※少し悪くなると、胆泥症[白っぽくなります]。
→この状態で薬を飲んでいる方が多いですが、
薬は必要ないです。
→黒と白の境目が一本の線で引けるなら、
気にしなくていいです。
※少なくても、
「胆泥症であるから治療を行った」
「胆泥を改善させるために治療を行った」という
現時点での判断は誤りであり、
線が引けなくなった時、治療が必要になります。
※キウイフルーツ状とは、
黒と白が混在している状態のことです。
まばらに入っていたら、危ないと思ってください。
◆頂いた画像だとまだ軽度です。
年齢的なこと、麻酔リスクのことを考えると、
内科的管理でいいのかなと思います。
血液検査の結果も大事です。
ALP GGTどちらも上がってきたら手術した方がよい。
○脂質制限食について
人間も同じですが、どんなに良いといわれているものでも、
大量にとって早くないので、適量です。
体にいいからと言ってたくさんは良くないです。
脂質制限食といっても、
脂質が全く入っていないわけではないので、
脂質分をオメガ3に変える、もしくは少し足すなどが
良いと思います。
○下剤について
腸肝循環を抑制し、便の胆汁排泄を促す種類があると
思います。
下剤…うんちを柔らかくし出しやすくする。
(下剤の副反応として)
「胆汁を少なくすることはできませんか?」 という
質問だと思うのですが、あまり聞いたことがないので、
この質問はわからないです。
★胆嚢について★
胆嚢が悪い
血液検査でALT AST ALPが上限オーバー
黄疸が出ている
主治医からウルソを飲んでくださいといわれ、
数回飲んでいます。
ウルソ以外にありますか?
手術以外に何かありますか?
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○胆嚢
○ウルソの禁忌について
胆嚢の疾患で、
「胆泥症ですよ」「胆のう粘液脳腫ですよ」で、
使うことが多いですが、
使ってはいけないパターンがあります。
※黄疸の時は、
ウルソ〈スパカール〉禁忌ですので、
絶対に使ってはいけません。
薬の本・教科書に書いてあるはずです。
※ほかにも消化を助けてくれる臓器がありますが、
口→食道→胃(消化)→小腸(栄養分吸収)→
大腸(水分・ミネラル吸収)→不要なものが肛門から出る。
→ほかにも消化をたすけてくれる臓器あり
○食事について
栄養・代謝などの関係がある。
「胆のう粘液脳腫」は低脂肪食。
○その他
※胆のう疾患は、基礎疾患があることが多いので、
クッシング、甲状腺機能低下症を併発している可能性がある。
※併発疾患がないかを探す。
※感染症、胆のう炎になっていることもある。
初期症状が分かりにくく早期発見が難しい。
※胆嚢が細菌感染する。
総括筋で逆利用しないようになっているが、
嘔吐があることか腸内細菌が胆嚢に入って腸内細菌が繁殖し、
胆のう炎になりやすい。
細菌性なら抗生物質を使った方がよい。
※抗生剤を使うかどうかしっかり調べるなら、
針生検で検査し使うのが理想ですが、胆嚢はすごく小さいので
体の外から狙って針を刺すのは難しい。
危ない検査と言われているのであまりお勧めはしません。
○まとめ
・黄疸の時はウルソは使わない
・抗生剤を試しに使うのは悪くない
・ウルソ以外では、スパカール、コスパノン
・食事の改善
・基礎疾患がないか、感染症がないかで抗生剤を使ってみる
★痛み止めについて★
口の腫瘍が大きくなって痛みが強い- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
○トラマドール
痛みから来るものであれば、トラマドールは良い痛み止め
だと思いますが、犬だと弱いかもしれません。
猫にはよく効きます。
◆もしかかりつけの先生が、麻薬の免許を持っていたら、
モルヒネとかフェンタニル。
モルヒネは注射です。気持ちが悪そうにしたり、
吐いたり、ぐったりするようなことがあるので、
フェンタニルバッチを貼ったりします。
※現時点ではわんちゃんの最高の痛み止めです。
・ただし麻薬の免許を持っていないと獣医でも使えません。
★咳について★
チワワ 13才
乾いた咳
1回の時もあり、数回の時もある
食欲あり、便正常、嘔吐なし、散歩も行きたがります
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◆基本的には、
チワワで13才なので、心臓・気管が悪そうな気がする。
○咳について
咳は気管に何かあると咳が出ます。
肺とか心臓とかよく言われますが、
肺は気管から空気が入ってくる。
肺炎があると気管に炎症があってそこから咳が出ます。
心臓が悪いと気管に負担をかけるので咳が出る。
咳がずっとあるということは、
気管に何かしら異常があることがあります。
※咳は気管を痛めます。気管が痛むと次の咳が出やすくなる。
※止めてはいけない咳もある。
咳が詰まって出る咳の場合は、
咳止めをすると痰がでなくなる。
そこから先に空気がいかなくなる。
痰が詰まっている場合の咳には咳止め✖。
※気管に炎症がある、アレルギー性、心臓からの咳なども
やめた方がよいです。
○検査について
・レントゲン
同じポーズで、吸った時と吐いた時を撮ります。
・心エコー
可能であれば取った方がよい。
身体検査で心雑音を聞けばだいたいのことはわかる。
・気管支鏡
それでもわからなければ、麻酔が必要です。
★フィラリア薬飲み忘れについて★
ミニチュアトイプードル 1才- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆悪用しないでほしいのですが、44日に1回で良い。
44日はわかりにくいので、
1か月に1回飲ませて下さいね、となっています。
○フィラリアについて
蚊が刺すと皮膚に穴が開いて、
その穴からフィラリアという虫が体内入ってくる。
フィラリアは血管を目指してきます。
蚊に刺されてから、
血管に到達するまでが44日と言われています。
血管の中に入ってフィラリアを殺してしまうと、
アナフラキシーショックになることがあるので、
血管に到達するまでの間に倒しましょうと言われて
います。
※フィラリアの薬は飲ませた瞬時に効くものです。
1か月間効くわけではありません。
倒したフィラリアはマクロファージが分解(食べる)て
くれるのですぐなくなります。
※44日に1回飲んでいればいいので、
数日ズレたぐらいなら、気にしなくて良いです。
★慢性膵炎について★
マルチーズ 11才
6歳の時に重篤な急性膵炎・敗血症・肝障害になり、
元気になりましたが、その後嘔吐有
血液検査・エコーより慢性膵炎と診断
今は獣医さんが定期的に点滴、
ブレンダZを無償で入れてくれています
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○慢性膵炎
点滴・薬は基本必要ないといわれています。
ただ、やって悪いことはないです。
※点滴・ブレンダZは体にとって害はないので、
やること自体は悪くないです。
※基本的には(僕は)余計なことはしないほうが良いと
思っているので、
どんなに副反応がないと思っていても、
体に入れる必要はないかなと思います。
※慢性膵炎は病気ではなく、状態だと思って下さい。
太っている、痩せている、吐きやすいとかと同じ。
「急性膵炎になりやすい状態のことを慢性膵炎」
と、言います。
教科書にそういう風に書かれているわけではないですが、
セミナーでそういわれていました。
※「慢性的に膵臓に炎症があるので、
他の子よりも急性膵炎になりやすい」
急性膵炎になると、命が危険になります。
◆急性膵炎にしないようにするためには、
「低脂肪食」です。
あとは、水分をしっかり摂る。
※低脂肪食は、
皮膚疾患がある子は、皮膚の状態が悪くなりやすい。
免疫が落ちやすいので、主治医に相談。
◆慢性膵炎と診断をされていたら、
ちょっとした嘔吐、吐き気が出たらすぐに
病院へいって下さい。
(質問者様追加質問)
急性膵炎から年に3回嘔吐有。
サプリとかほかにできることはありませんか?
◆消化酵素を入れましょうね、とか、
蛋白系の消化酵素を飲みましょうね、とか、
教科書に書かれていますが、
意味がないといわれています。
※慢性膵炎でやることがないんです。
やってわんちゃん・ねこちゃんに負担がある
わけではないので、消化酵素を入れてみる。
※慢性膵炎のサプリは、エビデンスがない。
※リパーゼが高くて、慢性膵炎と診断されたのなら、
そこまで気にしなくていいと思います。
(質問者様追加質問)
酵素はリパクレオンですか?
これは悪くないと思います。
リパクレオンというのは初めて聞いたのでわからないですが、
膵酵素、膵臓には届かない。
やることがないからやっときましょうと書いてあります。
★胃瘻(いろう)チューブについて★
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◆愛犬、愛猫からチューブが出ていることに
抵抗がありました。
腫瘍の認定医・腎臓の認定医をとろうと思っていて、
食道チューブ・胃チューブについて考え方が
変わりました。
・強制給餌は苦しい
※チューブはいつでも外せます。
一度つけてみて、
うちの子の姿を見ているのがしんどいと思うのなら、
すぐに外せます。
※付けるときは、鎮静が必要ですが、
外すときは麻酔をかけないですぐにとれます。
◆チューブは投薬が楽になります。
口に腫瘍があったり、薬を飲みずらい場合は、
チューブで投薬ができます。
○マッスルコンディションスコア
腫瘍の時は覚えておいてほしいのですが、
筋肉量を落とさないことが大事。
※食べないと筋肉が落ちる。
何が何でも体重を減らさない。
筋肉を減らさないと腫瘍科の先生は言います。
◆麻酔を入れられるうちに一度試してください。
僕も一飼い主なら自分の子にチューブと言われると、
選ばないと思います。
家族は家族なりの思いがあると思います。
獣医が言っていることが正しいわけではないので、
最終的には家族がやりたいようにやってあげる
ことがいいと思います。
選択肢の一つとして、考えてみて下さい。
★コレステロールと中性脂肪について★
総コレステロール131→178
中性脂肪29→131
原因は食べ物でしょうか?
心配しなくてもいいでしょうか?
気を付けた方がいいことはありますか?
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◆年齢もありますが、おやつ・ごはんは影響します。HDL…高比重リポ蛋白
◆型は4つ
・LDL増加型(LDL↑)
・VLDL増加型(VLDL↑)インスリン抵抗型
・複合型(VLDL↑、LDL↑)
・複合逆転型(VLDL↑、LDL↑、LDL>HDL)
★肝臓の数値が高いついて★
たんぱく質中心のごはんの影響は大きいですか?- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆たんぱく質中心のごはんは、
肝臓に負担が大きいです。
※肝臓が悪くなると低たんぱくのごはんにします。
※一般的に「ささみばかり食べているよ」でなければ、
気にしなくて大丈夫ですが、リンの方が気になります。
※たんぱく質は、
カルシウムとリンの栄養素がたくさん入っています。
リンがたくさん入っていることによって、
腎臓がめちゃくちゃ悪くなりやすい。
老化が速いといわれています。
○リンについて
腎臓はリンが高いと悪くなりやすい。
リンは高くないようにする。
※若くて健康な子は4.6以下を目指す。
これ以上だと腎臓が悪くなるスピードが速くなる。
※たんぱく質の多い食事をすると、
リンの取りすぎで腎臓が悪くなる。
人間の方ではリンをとりすぎると老化が速いといわれている。
◆たんぱく質の取りすぎに気を付ける。
極端にたんぱく質に偏りすぎの食事
・朝昼晩ささみ、間食プロテインとかは✖
※肉ばかり食べている子はリンが多い。
肝臓にも良くないです。
※バランスの良い食事が大切。
★皮膚組織球種ついて★
ロットワイラー 4才- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
○皮膚組織球種について
・若い子にできる良性の腫瘍
・だいたい2-3か月で勝手に小さくなります。
※心配なら針生検。
◆悪性っぽければ、手術した方がいい。
皮膚組織球種だとしたら、抗生剤は使わなくていいです。
※感染があるなら、抗生剤を使いますが、
抗生剤で様子見はないです。
※良く獣医さんは、
「抗生物質で様子を診ましょう」が多いと思いますが、
農林水産省さんから抗生剤は使いすぎとお達しが出ています。
○抗生剤について
飲み薬…体全身に効く。
※抗生剤は「善玉」「悪玉」無差別に攻撃し、
菌という菌を攻撃し、バランスが崩れます。
※若い頃に使うと、
アレルギー・アトピーになりやすい。
※抗生剤を使った後になる
クロストリジオイデス・ディフィシル(腸の病気)
アメリカでは10%死ぬ腸の感染症。
※抗生剤はとりあえず使ってみましょうで使う薬ではない。
下痢だから…、皮膚病だから…、
ちょっと使ってみようはやめましょう。
体への負担が少ない
・塗り薬
・耳の洗浄
・食事の改善
・生活環境の改善
※なんでもかんでも抗生剤は✖。
使っていいタイミング、使ってはダメなタイミングがある。
使わないといけないタイミングで使わないと悪化する。
とりあえず、抗生剤はやめて下さい。
〈質問者様追加質問〉
抗生物質を飲ませることが心配になりました。
◆できものができた〈今回右後ろ脚〉
病気かがかわからないけどとりあえず2週間抗生物質処方
治らなかったら来てくださいといわれ、
あまり変わらないからご相談に来られたと思います。
◆病院を変えた方がいいと思います。
・見た目だけではわからない
・細胞をとってみないと実際はわからない
※検査をしないで抗生物質を出されています、よね?
★絶対にやってはいけないこと★
「とりあえずの抗生剤」
「とりあえずのステロイド」
○抗生物質
〈人間医療〉厚生労働省、〈動物医療〉農林水産省、
不必要な抗生剤を使わないようにと言っています。
抗生物質は、体を良くする薬ではなく、細菌感染に使う薬。
・体調が悪い
・できものができている
で、使うものではない。
※細菌がいるかどうかが分かって、初めて使う薬です。
※塗り薬→その部分に影響
飲み薬→体全身の臓器に成分が行く
体には負担。
腸には善玉・悪玉・日和見菌などがいます。
バランスで免疫を保っていますが、
無差別に倒し、腸が荒地みたいになります。
元の状態に戻ろうとしますが、悪玉菌が増えやすく
なってしまいます。
○病院を変えるタイミング
獣医師が大丈夫と言って検査もせず薬を出されたときは、
病院を変える。
※できものでいきなり抗生剤はありえないです。
※針生検をする。
※経過観察をする。
・大きくなったら悪性の可能性が高い
・小さくなったら自然治癒の可能性があり
○抗生剤を使うとなぜよくなるのか?
体の不調の多くは、「細菌感染」か「炎症」。
※抗生剤でよくなるもの
膀胱炎・皮膚炎・肝炎・腎炎・脳炎・髄膜炎
炎症に関して細菌感染か自己免疫疾患のことが多いので、
抗生剤で良くなる。
※ステロイドを入れと良くなるもの
腎炎・肝炎・防公園・皮膚炎・結膜炎など。
ただし、ステロイドを使ってはいけないときもある。
原因がわからず通ことによって悪化する。
(腫瘍の時は✖)
※「抗生剤」・「ステロイド」を使うと良くなることが多い。
抗生剤・ステロイドを処方されると8割程度良くなりますが、
とりあえずでの処方は良くないです。
◆顕微鏡で見て何もないなら、何もしなくていいです。
細菌感染をしていたら、顕微鏡で見えます。
何もないなら、感染はないと思います。
針の検査は100%ではない(採取した場所による為)ので、
症状が出てきたら取った方がよい。
★レッグ・カルベ・ベルテス病ついて★
犬
手術までそのままにしていいのでしょうか?
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◆大型犬で見ることは珍しい。
日本語で書くと「無菌性大腿骨頭蓋壊死症」。
猫は「すべり症」といい、治療は同じです。
○レッグカルベベルテス病
太ももの穂の頭の部分に骨盤があって、
骨頭とはまって足は動いている。
はまる部分が無菌的に壊死してい待っている状態。
※犬は手術することが多い。
生活スタイル、何かをしてよくなるわけではなく、
原因不明で、なってしまったら手術一択です。
・痛い病気。
・骨は硬いですが、壊死すると豆腐みたいに柔らかくなる。
・痛覚は残っている。
・底の部分に体重がかかると骨盤から押されて凹んで痛い。
・足が使うことができなくなる。
※命に関わらないので、ほっときましょうという先生も
いますが、「痛み=ストレス」です。
※ストレスでコルチゾールというホルモンが出て、
体に回って良くない。
ストレスを感じていいことはないです。
※痛み止めで良くなればいいですが、手術になります。
○手術方法
・骨頭切除…骨の頭を切除する。
ふにゃふにゃしている部分を切除する。
切除ししてもその辺りは筋肉があるのでほとんどの子は歩け
ます。
(だいたいがこちらの手術をします)
・全置換術(人工関節)…全国で数件しかできない。
難しい手術。
犬は大きさ・サイズが全然違ので、
合うサイズを見つけることが難しい。
サイズがあればしてあげたいですが、
治療費が高く、できる先生は少ない。
◆普通通りの生活で、痛み止めをし、手術です。
※手術は痛みをとるだけで、
最も大事なことはリハビリです。
※リハビリをしないと歩けるようになりません。
※術後、リハビリ専用の先生に診てもらうのがよい。
★弁膜症ついて★
ヨーキー 13才
レントゲンの結果…肺炎を起こしていると診断
消炎剤・利尿剤を注射してもらい帰宅
帰宅後嘔吐
午後病院に行ったら肺水腫の疑いの音がするので、
酸素室に入院
薬 フロセミド、ニトロール、シナデナフィル、
ワンハート、ピモベハート
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◆心臓は「弁膜症」と「心筋症」この2つが多いです。
小型犬に多い…弁膜症
大型犬に多い…拡張型心筋症
猫に多い…肥大型心筋症
○弁膜症
心臓は4つの部屋がありますが、
小型犬は、左の部屋の弁膜症になることが多い。
※悪くなると、肺に水が溜まり、肺水腫。
◆肺水腫の時は肺炎になることがあるのですが、
心臓が悪くて肺が白くなった時に、
肺炎と判断するのはおかしい感じ。
基本は、診断は肺水腫かなと思います。
※肺炎の時に、消炎剤と利尿剤はおかしいです。
○肺炎
ウィルス性とか自己免疫疾患の可能性もありますが、
肺炎で多いのが「誤嚥性肺炎」と「細菌性肺炎」。
※抗生物質が必要になることが多い。
※肺炎の時は、血液検査をして
・白血球に値が高い
・CPRの値が高い
どちらの値も高くなっていて、
・肺が白い
・ぜーぜーしている
肺炎の可能性がありますが、
そもそも心臓が悪いときは「肺水腫」のことが多い。
※レントゲン上は、肺が白いので、
「肺炎」なのか「肺水腫」なのか判断するのは難しい
ので、並行して治療することが多い。
◆消炎剤、何を使ったのかわからないのですが、
これがステロイドだったら、やってはいけません。
ステロイドは細菌性肺炎の時は禁忌です。
※細菌感染の時に、ステロイドを使うと量によりますが、
ある程度使うと免疫が落ちます。
命に関わるような細菌感染に、ステロイドを使うと免疫が落ち
命に関わるので、皮膚炎とか膀胱炎とかの細菌感染には、
ステロイドは使いますが、肺炎の時は使わない。
◆肺炎の時に利尿剤は使いません。
やっていることがあやふやな治療をしているので、
もし変えられるのであれば、病院を変えた方がよいです。
※肺水腫・心臓をきちんと診れる先生に、
診てもらった方がよいです。
◆肺水腫は基本24時間管理で3-4日かかります。
点滴を入れます。
肺水腫は体の中に水を入れると悪化することもあるので、
利尿剤と点滴を入れることが多い。
◆心臓の治療
点滴の中に必要を助ける薬を入れる。
○酸素室
入れないといけない状態の時に、
飲み薬だけではしんどい。注射の薬を入れないといけない。
・血圧が上がっている→降圧剤。血管拡張薬
・心臓の薬も注射の方が効きやすい
※きちんと見れる先生に入院で診てもらわないと危ない。
◆酸素は21%あると普通に生活できる。
苦しい時・走っている時など酸素が欲しいときは、
酸素濃度を上げると楽になる。
◆肺水腫は、酸素を取り入れにくくなっている。
肺水腫で肺の機能が100だとし、
機能が20になったら、100%酸素を入れることもあるが、
ただそれを長時間やると、酸素中毒になる。
※治療で100%使うこともあるが、
一般的には40-50%を使うことが多い。
100がダメではなく、必要な時は100もあります。
◆酸素濃度は高ければ良いというわけではなく、
長時間、高濃度かつ高圧で入れると、毒になる。
※酸素中毒などで調べるといろいろあります。
※必要な時に必要なタイミングが大切。
(質問者様追加コメント)
飲み水を制限するように言われましたが飲みたがる。
◆体重を測ってどうかな?ですが、
・脱水
・利尿剤(体から水を抜く薬)
※体から水が無くなると飲みたくなる。
※制限をかけると喉がカラカラの状態です。
○水について
水は血管の中に血液として入る。
↓
血圧が落ちていいこともありますが、
各臓器に対する血液の量が減ります。
※脱水の状態は、デトックスができず、
毒素が溜まりやすくなる。
※「体に入ってくる水の量」と、
「体の外に出ていく水の量」を調節すると良い。
「体重が増える」=「水の量が増えている」
残された時間を自宅でご家族にがんばってもらうよりは、
病院で管理したほうが良い。
※心臓からの肺水腫は、100%入院管理です。
※医療センター・夜間救急で、
肺水腫で家に帰すことはないです。
※精神的には家の方が良いとは思いますが、
治療として病院でできることと家でできることは違うので、
基本は入院管理で治療となります。
◆心臓から来る肺水腫は、初期治療が大事です。
どの状態かわかりませんが、
きちんとやったら、意外と1週間くらいで元の状態に
戻ったりします。(僕の夜間救急の経験)
「命を助けるための最善は、入院」
入院したからと言って100%治るわけではないので、
亡くなる可能性が高いのなら、
お家でできることをやりましょうというのはあります。
「亡くなる可能性があっても、助ける可能性を1%でも
あげたいのであれば、入院」が良いです。
◆下記の病気の時は、
病院によっても助かる確率が全然違います。
・悪性腫瘍
・肺炎
・肺水腫
嘔吐下痢、皮膚炎、とか、ワクチンは、
どこの病院に行っても同じですが、
緊急事態の時・救急の時は、病院によって、
全然違います。
◆心臓が悪くなった時
「血液検査」「レントゲン」「エコー」「血圧」
※血圧を診ない先生が多いですが、診て下さい
※血圧が高いと落としてあげないと、
心臓に負担がかかる。
血圧が測れない病院はなく、測る習慣がないだけ。
全部が難しい場合は「心エコー」はしてあげて下さい。
◆飲んでる薬を減らせるかについて
・フロセミド…利尿剤
心臓が悪くなると、腎臓に頑張ってもらって
心臓を助ける治療をしないといけない。
フロセミド(利尿剤)は、心臓にたまっている
血液を腎臓が引っ張ってくれるイメージです。
心臓の動きが楽になるような薬です。
・シナデナフィル…心臓の右の部屋が悪いときに使う薬。
・ワンハート、ピモベハート…心臓の左側に効かせている薬。
頂いた血液検査の結果があっているなら、
全部必要ですが減らせるなら、ニトロールとワンハートです。
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今回のお話で(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
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時々、ありがたいことに読者登録の申請が来ますが、
「カルア' s familyのブログ読みたい!」
という方のみでお願いします。
■ジャンル違いの方からの申請も受け付けはしますが、
私からの読者申請はありません。
■頻繁にブログ訪問はしておりません。
■ご自身の読者登録伸ばすため~等の目的の方の、
申請はご遠慮ください。ご期待には…沿えません。
(ちなみに……今は記事を書くこと自体も少ないので、
私からの訪問はめちゃくちゃ少ないです^^;
始めたころ、半ばころまでは…、
いいね返ししなきゃとか訪問しなきゃとかコメントしなきゃとか…、
ひたすら頑張ってましたが………)
ブログは日記&備忘録みたいなものでw
我が家もシニア犬ですし、自分のランキングを上げるために、
書いているわけでも、訪問しているわけでもないです。。。
アメブロ開くときは、
まずは訪問してくださった方。
次に読者登録させていただいている方と、
訪問させていただいてます。
あまり訪問できませんが(。-人-。) ゴメンネ。。
お邪魔させていただきますので、
よろしくお願いいたします★☆★
ランキングは重視はしてないですが(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
【長崎県・長崎市 わんこ情報】
【手作りおやつの情報】
【わんこと行ける旅行ブログ】も書いているので、
届いてほしい人に届くようリンク貼っています(´ー`*)ウンウン♪♪♪
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