7才(シニアに入ってから)から始めている、
ドッグドッグ(病院での正式名称わんにゃんドッグ。)
朝9時~10時までに来院し、
帰りは、17時以降のお迎えになります
~去年は、お迎え時間が、昼の休憩時間だったような気がするんだけど、
帰ってくるのが遅くなったみたいで、ちと可哀相だなー~
朝いちばんの検便・検尿が採れなかったらと思い、
前日にもとりあえず採取。
でも、朝からどっちも採取できたので、朝の分を持って
カルアを病院
へ連れて行き、
お迎えの時間にまた再度、来院します
今回5年目5回目の検査結果
順に説明していきますね。
①全身状態要経過観察
5.68kg
軽度肥満ですが、昨年のわんにゃんドッグより360g減少です。
②皮膚正常
前胸部にしこり(皮下腫瘤)2cmが見られます。
脂肪腫で悪性ではありません。
<WEB検索>
脂肪腫とは⇒皮膚に脂肪の塊のような腫瘍ができる病気。
原因不明ですが、老犬に多く見られます。
良性腫瘍で、害を与えることはありませんが、
発生の部位によっては、歩き方に異常が見られます。
2016年10月頃発見し、心配なので、
病院に行くとき悪性になってないかを確認してもらってます。
③目・耳・口腔・鼻要注意
歯石の付着が重度。歯肉炎が見られます。
昨年よりはついてる感じです。
もうしばらくすると、歯がポロポロ抜け始める頃だと思います。
歯石除去は、全身麻酔になります。
高齢になるので、麻酔のリスクもありますが、今ならまだ少し、
メリットの方があるので、削ってみてもいいと思います。
ただし、歯で命にかかわることはないけど、
麻酔では、命を落とすことになる場合もあるので、
一度、よく考えてみてください。
④血液検査異常あり
肝酵素値の上昇がみられます。
◎血球計算◎
(白血球・赤血球・ヘモグロビン・血小板などを調べる検査)
すべて正常値のため異常なし。
◎血液生化学検査◎
(たんぱく・肝臓・腎臓・コレステロールなどを調べる検査)
問題があるのは、こっち。
昨年2016年のドッグドッグの結果~
肝臓だけピックUP
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2016年17日(前回のワンにゃんドッグ)の肝臓の数値
T-Bill(総ビリルビン)<正常値01.~0.5> 0.1.(mg/dl)
AST(アスパラギン酸アミノT)<正常値17~44> 76(U/l)
ALP(アルカリ)<正常値47~254> 399(U/l)
3項目が数値が正常値よりかなり高く、
お薬を1か月飲んだ後、検査し要経過確認となってました。
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⇒肝臓の数値がひっかかり、
その後、薬(サプリメント)を飲みながら、検査をしつつ、
再々再々検査くらいの最後の結果が
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2016年16日(
)の肝臓の数値
T-Bill(総ビリルビン)<正常値01.~0.5> 0.3.(mg/dl)
AST(アスパラギン酸アミノT)<正常値17~44> 28(U/l)
ALP(アルカリ)<正常値47~254> 306(U/l)
GGT(ガンマーグルタミンTP)<正常値5~17> 3(U/l)
(体重⇒5.25㎏)
TP(総タンパク質)<正常値6~8> 8.4(g/dl)が、
前回同様同じ数値で、正常値より微妙に高かったかな…。
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⇒この時、薬を飲むほどの数値ではないので、
飲まずに、次のドッグドッグ(わんにゃんドッグ)の時に、
確認してみましょうという事で、数値は今回に至ります
では、血液検査の結果を説明していきます。
TP(総タンパク質)の数値⇒8.4
基準値(6~8)ですが、0.4高め。
これは、脱水症状かと思いますので、気にしなくて大丈夫です。
気になる 肝臓の数値です。
肝臓検査項目は3つ。
AST(アスパラギン酸アミノT)の数値⇒51
基準値(17~44)数値が高くて、考えられるのは、
肝機能障害、筋肉壊死など。
ALT(アラニンアミノT)の数値⇒114
基準値(17~78)数値が高くて、考えられるのは、
肝機能障害、低酵素症など。
ALP(アルカリ)の数値⇒348
基準値(47~254)数値が高くて、考えられるのは、
肝機能障害、ストレス、クッシングなど。
昨年のわんにゃんドッグの結果よりはいいですが、
やはり休薬する前よりは数値が上がっているので、
薬は続けたほうがいいのかなーと、思います。
そうですねー。2種類ですか
前回も最後に飲んでた1種類になります。
続いて、腎臓の…
BUN(尿素窒素)の数値⇒8.9
基準値(9.2~29.2)よりも、数値が低いですが、
肝障害、タンパク質不足が考えられる値ではありません。
体液である、K(カリウム)の数値⇒5.3
基準値(3.8~5)と基準値よりも少し高いですが、
こちらも異常はないと思います。
追加検査項目の特CRP(炎症性蛋白)の数値⇒0.9
基準値(0~0.7)より、高めですが、急性炎症は考えられますが、
0.2ほど高いだけなので、大丈夫だと思います。
⑤尿検査正常
⑥糞便検査正常
酵母菌が多数みられます。
酵母菌が多いことは異常ではありませんが、
最近変わったおやつとかあげてませんか
いえ、特別変わったものは…。
うんちが緩いこととかなければ、
これがカルアくんの正常なのかもなので大丈夫です。
(心の声 ドッグフードかなぁ~
……ビール酵母ってのが入ってるよね~。これしか思いつかないなー。)
⑦レントゲン骨異常あり
変形性脊椎症が見られます。
昨年(また別のわんちゃんのレントゲンとも)比べてみても、
全部の骨が繋がっています。
この状態なら、腰を痛めてもおかしくないし、
ふらつきがあってもおかしくないです。
また、痛みが出てきてもおかしくない状態なので、
痛みが出るようでしたら、飲み薬で痛みを抑えるようになります。
10才~11才になる頃から、
左の後ろ足がちょっと歩きにくそうなときがあります。
寝てて立ち上がる時とか、座ってた状態から立ち上がる
時とか…、つま先立ちになっています。
しばらくすると、通常の歩き方になりますが…。
腰からきているものなのか、足からなのか、
また、加齢だからなのか…今の状態ではなんとも…。
⑧エコー検査正常
肝臓に小結節が認められます。
白い小結節…
8mmの均一の丸いしこりみたいなものがあります。
これが今悪さをしているとは言えないので、
経過を見ていきましょう。
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わんにゃんドッグ結果(総評)
肝酵素値の上昇は昨年の健康診断時よりも軽度ですが、
内服薬を休薬する前より上昇しています。服用を継続した方が
よいと思います。小結節は、高エコー性(均一)であり、
経過観察でよいでしょう。歯石の付着が重度であるため、
全身麻酔下での歯石除去が必要ですが、高齢であるため慎重に
検討しましょう。この調子で、ダイエットを行いましょう。
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家に帰ると、2
pinも心配してたなー。
ドキドキハラハラ
ボク、これから…お薬生活になっちゃったよー
検査を終えて
特別今すぐという臓器などはなかったのは一安心でしたが、
肝臓がやっぱりねー
これからは、サプリメント必須になってしまったけど、
安定してくれることを願って
後は…歯石除去かなー。これ悩む(-ω-;)ウーン。
全身麻酔は痛みはないけど、目覚めなかったらと思うとね…。
でも、食べ物が噛めなくなると、食べる楽しみがなくなるしなー。悩みます。
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今回のお支払い
・わんにゃんドッグ(健康診断セット)16200円
追加検査⇒・血液特殊検査量(CPR検査)1620円
・肝臓疾患内服薬3024円 合計 20844円でした
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