8/15 (手術から8日目)
昨日からちょっとづつ、ホッチキスを抜糸し、今日は半分以上、男の先生に取ってもらった。
P,M,13:30
感染症で入院する患者が増えてきたので、個室から4人部屋に移って下さい、と言われ、30分で荷物をまとめ、ベッドごと移動する。
(昨夜、荷物を整理しておいて良かった)
4人部屋は窓がない側で、息子はベッドの上で動画を観て過ごす。
↓息子の好きな動画↓
↑THE 日本の空港↑
これとモノレールとベビーバス の動画を永遠と観ている。
正直、息子がまたパニックにならないか不安で仕方がないが、案外、落ち着いているなと思っていたら、夕方、ミルクを作ろうとしている時に哺乳瓶をぶん投げた。派手に割れる。(本当はワレモノの持ち込み禁止)
ちょうど主治医たちが回診に来て、看護助手を呼んでくれ、かたしてくれた。
(まさかの事態を想定しておらず反省)
就寝後、
夜中に私たちの隣にベッドごと患者が移って来て、薬の副作用なのか一晩中、吐いている。
ウトウトしだしても聞こえてくるから寝られない。
こっちまで心配でハラハラするし、私にとっては他人とのカーテン2枚越しの生活はかなり過酷と言える。
ほとんどの子は検査入院だから元気だけど、聞いてて辛いと思う子もいる。
隣との距離、2m弱。見えないだけでプライバシーは、ほぼなし。息子はたまにカーテンの隙間から隣を覗く。
(隣の子はバイバイしてくれたみたい)
症状やら家族関係やら筒抜けで、もう少し隣との距離を取って、せめて隣り合う所だけでもパーティションにしてほしい。
8/16 (手術から9日目)
A.M.5:00
手術以来、初めてまともにオッパイを飲んだ!
7:00
朝食出るも、やはり隣は吐いていて、とても食欲など出ない。
息子は全く気にせず、ぱくぱく食べている。子供って本当、すごいなぁと感心する。
朝の回診
微熱が続いていて、主治医からは、ギリギリまで様子を見るけど、このまま熱が下がらないようなら血液検査をする必要がある、と言われる。
まだ、炎症があるらしい。
19日の退院が危うくなってきた。
P.M.12:00
ソーシャルワーカーが来てくれて、息子の食べる様子を診てもらう。
きざみ食にチャレンジしたが、かぼちゃは食べられるものの、他の野菜を刻んだものなどは、ほぼ手をつけられず。
ソーシャルワーカーにもこの咀嚼力だと、きざみ食は難しいと言われる。
(私が言っても信じないが、プロが言うと夫や母も納得する。それでも夫はボーロを食べさせようとするから喧嘩になる)
昼食がろくに食べられず、息子は不満顔。
離乳食の在庫も底をついてしまった。
代わりにミルクをおかわりして、420mlも飲んだ!(腹パンパン!)
看護師さんには、お腹タプタプでしょ、と笑われる。
おやつを食べて、夕食は完食。
この日、全てのホッチキスを抜糸した。
傷もキレイと言われる。
オッパイは完全復活。
主治医は嗚呼…って感じだったけど、私は内心喜ぶ。飲み方やしがみつき方で、息子の雰囲気やストレス度合いがわかるし、パニックがオッパイに入れ替わるから、こっちのストレスも減る。何より手術で息子の存在が遠くに行ってしまったようだったから、またそばに感じられてよかった。
その夜は、今度は隣からポチポチと一晩中、音が聞こえる。ゲームの音だったらしい。
8/17(手術から10日目)
翌朝、私は連日の寝不足でグッタリ。
しかし周りに聞こえる部屋で看護師さんに寝不足ですなんて言えるワケもなく。
もはや息子の方が元気で、ベッドの上を走り回っている。
夕方、4人部屋で付き添いが私以外、全員男性になる。
患者の回転率が早い。
P.M.20:00
日中、ほとんど歩けず息子もストレスが溜まっていたのか、また、哺乳瓶をほん投げた。
今回は私がコッソリとかたす。(懲りない)
息子は久しぶりに泣いて暴れる。
泣きわめく息子を抱きかかえ、デイルーム(多目的広場)に連れて行き、ソファの上を歩かせて遊ばせる。
息子はキャーキャー言って喜び、就寝時間を過ぎていたが、20分ほど遊んだら落ち着いた。
(ワレモノ持ち込むし、消灯時間も守らないし、規則破ってばっかりでゴメンなさい)
8/18(手術から11日目)
息子の熱が下がり、主治医もこれなら大丈夫と明日の退院許可が下りる。
やっと帰れる…
私は寝不足とストレスで、1日シクシクとお腹が痛い。
この辺が限界だなと思う。
8/19(手術から12日目)(最終日)
早朝から、ぅっ、うわぁと叫び声が何度も聞こえる。
新しく入ってきたすごくしっかりした子が夢を見ているのか、うなされている。
確かに1人でなんでもできるし、看護師へのツッコミも手厳しいが、まだ小さいのに付き添いもつけずに不安だろうなと思う。
いつものように息子とデイルームへ行く。
毎朝、デイルームの自販機でジュースを買うのが息子の楽しみになっていた。
窓から一面見渡せる景色を観ながら、いつも思う。
早く家に帰りたい。
そして今日は家に帰れる。
先生も看護師さんもとても親切。
どんな小さな問題も見逃さず、細やかな配慮をしてくれる。
患者の立場に立ったケアをしようという病院側の姿勢が感じられた。
他の病院がどうなのかはわからないが、ここの病院を選んで本当に良かった。
朝の回診、
主治医から右目はまだ腫れているが、熱が下がって良かった、地元でのリハビリを頑張ってと励まされる。
何かあればまた相談してと言われ、転院先への紹介状とCT画像のデータなどを渡され、大学病院は予約が取りづらいだろうからと予約まで取ってくれた。至れり尽くせりだ。
主治医始め、息子に携わってくれた先生方、看護師さんには感謝しかない。
A.M.10:30
患児がICUへ搬送中のため、それまで部屋で待つ。
搬送後はみんな一斉に廊下に出るので結構な賑わいになる。
デイルームも患児と付き添い家族と看護師とで満員状態。
いつもの風景。
ナースステーションにいる看護師さんに挨拶をして退院となった。