月末暴落アノマリー
ついに今月もこの日が来てしまいましたね。
と思ったら夜場はかなり株価が堅調
ダウ35084.53+153.60
ナス14778.26+15.68
夜寝る前は月末暴落なんてなかったんだという雰囲気でした。
さて、今日どんなことをしていたかというと、まずは1570日経レバ売り*先物買い
↓のサイトで基準価格を調べて、エクセルで理論価格を求めます。
わたくしが考えた理論価格の計算式
1570の理論価格=基準価格*(1+((日経225先物の仲値/前日清算値)-1)*2)
これをエクセルで計算して表示します。
不安であれば↓のサイトでインディカティブNAVを調べて比較します。
http://tse.factsetdigitalsolutions.com/iopv/table?language=jp
1570が割高になっていれば1570を94.8株売り*ミニ先物1枚買いで積んでいきます。
きのうの先物清算値27810*100*0.5/14667.53=94.80124なのでこうなります。
実際には1570を474株+ミニ先物5枚がワンセットですね。
1570が割安になった日にポジションを解消していきます。
もちろん、1570が割安の日に1570買い+ミニ先物売りでエントリーすることも可能です。
さて、今日は清算値が27810→27350と1.65408%安だったので、1570の基準値は
=14667.53*(100-1.65408*2)=14174.14
となるはずでした。
ところが、発表された数値は14181.10であり、約7円も割高になっております泣
15:00-15:15に先物が上昇すると、このように基準価格が高くなる傾向があって、今日のトレードは失敗に終わってしまいました。
1570買いの場合、減価が気になる方もいると思われるのでちょっと見てみましょう。
去年大納会の日と、昨日(7/29)の比較です。
先物+1.24%に対して1357は-10.6%と大きく減価していますが、1570は1.50%と、ほとんど減価していないことがわかります。
加えて、レバレッジ効果(ガンマロングと同じようなっ効果)が見込まれるので、この程度であれば減価はないとみていいと思います。
レバレッジ効果の換金はオプションのダイナミックデルタヘッジと同じで、買いと売りの金額を同じに合わせるだけです。
ダイナミックヘッジとは
↓↓↓
逆に、1357ダブルインバースの方は減価がきついので買い持ちすることは避けたいですね。
1357の場合は逆に、去年大納会の時点で「1357売り+先物売り」というポジションをとっていれば、昨日の時点でミニ一枚当たり110,404円の利益になっています(他に先物のロール費用があるので、実際にはもっと少ない)。
こちらは、レバレッジ効果の逆の「逆レバレッジ効果」なるリスクがあり、検討に値するトレード手法はあるものの自信をもってトレードすることができません。
大体、今日のように下げている日は1570が割高で、上げている日は1570が割安になっていることが多いです。
10円割高に組めばワンセット当たり94.8*10=948円のプラスになりますね。
10円割安に解消すれば、往復で1896円。
1896円は少ないとみる人もいるかもしれませんが、、、笑
実際には10円割高や割安で売り買いできることは少なく、もっと小さい利益しか得る事は出来ません。
更に、ここから先物取引の手数料と信用取引の金利を引かれてしまいます。。。
ただし、流動性はほぼ無限なのでいくらでも積む事が出来ます。
もちろん、1570以外のETFでも使えます。
今後、株式市場が更に悪くなったらこれらの手法が活躍する日が来るかもしれません。
次に個別銘柄はこうなりました。
今日は6315TOWAが超絶決算を発表し、大きく上げました。
しかし、全体ではTOPIX-2.19%に対して-0.69%(1.50%アウトパフォーム)と振るわずでした。
目標値である+4%には全く届く気がしなかったですね。
パフォーマンス順に並べるとこうなります。
8月は銘柄を32銘柄に増やしてやってみます。
1407 3132 3150 3186 3377 3538 3856 7187
7228 7508 7516 7676 7816 7839 9101 9104
が加わりました。
企業業績自体はよく、銘柄数が絞れませんw
ただ下げ相場ど真ん中で、ここまで手を広げてしまうと好結果は難しいです。
厳しい戦いになりそうですw
では皆さま、今月もお疲れさまでした。
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