新しい学校、転校初日 | スコットランドの毎日。

スコットランドの毎日。

スコットランドでのフツーの日常ブログです。

 

 

今週からチビ子は、転校先の町の学校に通学しています。

 

ウチのお嬢さんは、飄々としているので

本人に多少の不安はあるものの、

ワクワク感が勝っていたし、

親の私たちは、何の心配もしていませんでした。

 

 

しかし、初日が終わって帰ってくると

村の学校に戻りたい

全然楽しくなかった

1人ぼっちだった

と号泣。

 

 

夫は、

グランダ(夫の父)が軍隊にいたから

中学に上がるまで転校ばかりだった。

毎回、最初の1ヶ月くらいはキツかった。

でも慣れるからチビ子も大丈夫。

と繰り返し言い聞かせます。

 

 

 

私、子どもの頃から

今、辛い思いをしている人、

特に泣いている子どもに対して大人が

自分も同じ経験あるから大丈夫、お前も頑張れ

とか

人生にはもっと辛いことがある

などと言うのを軽蔑して聞いてきました。

 

 

オメーの経験なんか知らねーよ

今、この瞬間が辛いんだよ!

と思いながら叱咤激励を聞いてたマグパイ10歳。

真顔

同じことを夫がやってて、軽くショックよ。

 

 

 

チビ子は、新しい学校が嫌で泣いてるし

夫はクソみたいなことを言ってるし、大変。

 

 

 

チビ子は、夫に言いくるめられて

一旦は落ち着きを見せたものの、

寝る前、私と2人になったところで大泣きし始め、

 

転校を決めたことを後悔している

間違った選択だった

お友だちが恋しい

 

 

正直、こんなチビ子は初めてです。

多分、彼女の人生で1番辛い1日だったのでしょう。

 

 

 

そして、チビ子に言います。

やっとマミーの登場です。

 

嫌だったら、いつでも村の学校に戻っていい。

幸い、村の学校は空きスペースが十分あるから

申し込めば(多分)いつでも戻れます。

 

チビ子が、楽しい毎日を送ることが1番大事。

 

でも、今日は1日目。

新しい学校の良いところまでは見えてこなかった。

だって、まだトイレの場所すら曖昧でしょう?

もうちょっと通ってみる。

通って、色々見えてきたところで判断して。

 

そして、頑張るな。

そのままのチビ子でいればいい。

 

合わなかったら、前の学校に戻ろう!

 

 

なんて、できた母の言葉!

自分に酔う〜〜〜ニヒヒ

などと考えていたら、

 

チビ子、スクッと立って

彼女のお部屋に飾ってある

オーナメントを復唱。

 

image

 

 

 

えらい!

さすが!

たくましい!

 

 

 

落ち着いたら、

2人、女の子が優しくしてくれた。

一緒に遊ぼうって言ってくれた。

などと、前向きな話もしてくれました。

 

 

 

そんなところに、

また夫がズカズカ入ってきて、

俺様経験談を語ろうとするので静止。

 

 

 

チビ子が寝た後、

軽く議論になり、

夫婦の間には価値観の違いがあることを知る。

真顔

 

夫は、退路を立って自分を邁進させたいタイプ。

 

私は、逃げ道、プランB、代替案をたくさん用意して動くタイプ。

(が、自分で決めたことから逃げないよ)

 

 

 

 

なので、

村の学校に戻るのもアリよ

と私がチビ子に言ったことを

夫は気に入らない。

 

 

退路を立って、
ニッチもサッチも行かなくなった時に
いつも尻拭いをしてるのは、私なんですけど。
あんたのバックアッププランは、私なんですけど。
Do you understand?
真顔
 
 

さて、チビ子の2日目。

この人は、ギャーギャー言いながらも

朝、ちゃんと起きてきて

支度をして学校に向かいます。

素晴らしい。

 

そして、

楽しかった〜 と帰ってきました。

 

 

3日目。

張り切って学校に行き、

すっごく楽しかった〜!と帰ってきました。

 

 

本日4日目。

もう1人で登下校できるので

お見送り、お迎えは結構ですと。

ますます張り切って、学校に向かって行きました。

 

 

 

ふーーー一ひと安心。