幼児的万能感 | みにみにけんのブログ

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サブタイトル「人格障害の研究」
タイトルをそうしなかったのは、いつか彼らに悩まされない日々がおとずれると、信じているから

私は、うまくいかないことがあると何でも自分のせいだと思い、完璧にできなかった自分はダメだと自己否定してしまうので、とても生きにくい。


これは、アダルトチルドレンの特徴の一つ。


この症状の原因について、とても興味深い記事 を見つけた。


「なんでも思う通りになる」・・・これが万能感です。

しかし、この万能感はいいことばかりではありません。


危険な落とし穴があります。

なんでも自分の思う通りになるとは、裏返せば、すべて自分の責任に感じるということです。


つまり過剰な支配性は過剰な責任性と表裏一体なのです。


「万能感による過剰な責任性」をわかりやすく書くと、こういうことなんじゃないかと思う。


「自分は、スーパーマンである。


→宇宙人が侵略してきたとき、スーパーマンの自分が宇宙人に負けたので、地球が征服されてしまった。


→こうなったのは、スーパーマンの自分が弱かったからで、全部自分の責任。」


こういう理論になってしまうのは、そもそも、「自分は、スーパーマンである。」が間違っているから。


「自分は人間であって、スーパーマンじゃない」という「等身大の自分」をありのままに受容できていないからこんなことになってしまう。


「等身大の自分」の受容ができれば、アダルトチルドレンのかなりの部分は克服できるのではないかと思った。


ところで、「万能感」って、自己愛性人格障害者が持っているものだと思っていた。


タゲ(アダルトチルドレン)も持っていたとは・・・


「万能感」を人格障害者もタゲも持っているけど、両者は対極の位置にいるのは、なぜかというと・・・


「毒親育ちのため「幼児的万能感」が処理されていない。


→過剰な支配性と過剰な責任感を持つようになる=タゲ(アダルトチルドレン)


→一部の責任に耐えきれない者は、過剰な支配性を持ったまま、責任を放棄しすべて他人のせいにするようになる=人格障害者」


こういうことなんじゃないだろうか。