叱られたのは夫とクマ君
どうしてもっと早く言わなかったのよ~…!
私の実家に帰省中。
一番張り切って、元気が良かったのはミニゴリです。
姉二人のように、宿題をする必要もなければ
お手伝いの依頼もない …
というよりも、手伝われる方がややこしいので
一人で、機嫌よく遊んでいてくれるのが助かる♪
というのが、大人の本音でもありますが
自分のリュックに自分で詰めて持ってきた
いくつかのオモチャの中で、本人も一番手にして
私も、これはいいかも!と思ったのが
子ども用のスマホのオモチャでした
こちら、119に電話をかけると
繋がった相手が応答をしてくれるのです。
もしもし!火事ですか?救急ですか?
そこからミニゴリが返答をするのです。
火事です!
分かりました!
では、あなたのお名前と住所を教えてください!
はい!僕は、○○ミニゴリです!
住所は〇県〇市〇の1-▲-※- ~ です!
了解しました!すぐに出動します!
ウー♪ウー♪ウー♪とサイレンの音
番地以外は、ちゃんと正確に答えているのを見て
イザという時に動揺してしまって
上手く伝えられる自信のない私には
これは良い練習になるかも~と感心しました。
一方、私から叱られたのが クマ君と爺やです。
この二人、私がやかましく言った墓参りでは
ちゃんと帽子もかぶって、日除け対策も取ったのに
2日目の釣り遊びに出かけた時には
むしろ陽に焼きたいのだと言って肌を出したら
普段、屋内で仕事をしている二人が、どうなったか …
一気に焼きすぎ、夜にお肌がヒリヒリ
痛み出し
なのにクマ君は、皆に迷惑をかけたらいけないと
黙って我慢をしていたのです。
それに おサルと私が気が付いたのが、翌日の朝。
どうして、もっと早く言わなかったのよ~!
家族なのに、遠慮なんてしたらダメじゃない!
これから先も、気なんて遣わなくてもいいから
痛い時や困った時には、すぐに言ってね!と
私がクマ君に伝えている横から
コソーッと近づいてきて、実は父さんも … と
自分も日焼けで首の後ろが痛いのだと
申告したのが夫です。
自分より焼けているクマ君が、何も言っていないのに
自分が痛いとは言えなくて … と、説明したので
あなたがもっと早く痛いと言っていたら
クマ君だって言えたでしょうが~と、
妻から説教!
とにかく何か薬を塗った方が良いとなったのですが
こんな時に困るのが僻地の田舎です。
薬局なんて、小さいのが一軒しかありません。
しかもお盆。案の定、訪ねてみたら
「 本日休薬日 」 の札がかかって休みです。
その後、ホーセンター、地元のスーパーと寄りましたが
日焼け止めや、日焼けオイルはあっても、薬なし。
ここで最後と寄ったコンビニにも無かったと
車に戻ったおサルがポロリ …
ワセリンならあったんだけど~…
ワセリン!?
ワセリンなら、確か火傷にも効いたはずだよと
ネットで確認したら、やっぱりビンゴ!
再び店に入って買ってきたのが、こちらです。
デッカイ体のオジサンに、ベビー用かと大笑いし
父と息子、二人で塗りあいしろと
わざと、ふざけて言った おサルの言葉に
クマ君、慌てて&甘えて言いました。
僕は、おサルちゃんに塗って欲しいんだよ~
だったらついでに父にも頼むと、夫も行かせ
二人仲良く薬を塗ってもらいましたとさ
前日よりも日差しが優しく、風もあったので
これなら大丈夫と油断した二人。
日焼けも舐めたら怖いと改めて
身に沁みた夏休みとなりました