くクラウドファンディングで闘病まんがをを描くといいながら達成することが出来なかったので、去年から今年の診察、治療の状況をアーカイブを交えてお送りしています
確定検査のCTミエログラフィーには危険が伴うから…と検査を拒むドクターを説き伏せ無理矢理行った確定検査の結果、髄液の漏出が確認できたたぢま
はれて脳脊髄液減少症患者から脳脊髄液漏出症患者にランクアップ
こんな印刷ミスのような漏出をよくぞ見つけてくれましたドクター
ブラッドパッチには多量の血液を必要とするため一番太く血管が浮き出ている手首の甲から血液採取用の針が刺されました
痛くないよ〜
たぢま、血管が太いんです
ドキドキすることもなく平常心で待つ
一度手術室に行ったんだけど、前の手術が長引いているとの事で部屋に帰ってくると、お昼ごはんの時間でした(昼はそうめん)
た『待っている間にごはん食べちゃおうかな』
看『先生に聞いてくるから待って 』
わんこのごはんお預け状態のたぢま
看『ブラッドパッチ中に嘔吐したら危ないからダメだって』
た『ちぇっ』
食べたいけれど食べられないお昼ごはんたち
前の手術が終わったよ〜
ってんで、再び手術室へ
たぢまの虎きちくんがマンションの自動ドアをぶっ壊したという緊迫の話をしながら緊張感無く到着した手術室
ドクターが緑色のシャワーキャップのような術衣をみにつけていてブロッコリーみたいだったので吹き出しそうになりました
まずは麻酔が打たれました
次に硬膜外に少量の生理食塩水を流し入れました
術後ドクターに聞くと、硬膜外に隙間をつくるためにそうしているんだそうです
ドクターは痛くないか何度も確認しましたが、全身疼痛に悩まされていたたぢまにとっては蚊に刺されたようなもので痛みは全く感じませんでした
いよいよ血液が採取されてブラッドパッチが始まりました
ド『血液に薬を混ぜて注入するからね
1…2…3…痛くない❓』
た『痛くないで〜す』
ド『5…6…7…本当に痛くない❓』
た『何か入ってきている感じはしますが痛くないで〜す』
ド『10…11…本当に痛くないの❓我慢しなくていいんだよ 』
た『両足の太ももの前面がピリピリしますが痛くないで〜す』
ド『良かった…そこの部位に血液を注入しているからね
更に入れるよ
痛かったら痛がっていいからね』
た『はーい 大丈夫で〜す』
更に血液が採取されて注入が始まりました
ド『16…18…19…本当に痛くないの❓痛かったら我慢しなくていいんだよ 』
た『痛くないで〜す』
ド『21…22…23…24…』
すると、頭に締め付けられたような痛みが
た『頭が痛くなってきました〜 けっこう痛いです あ かなり痛いです 我慢できます』
全部で30mlきっちり硬膜外に血液が注入されました
ド『血の出が良かったのと、患者さんが痛がらなかったから半分以下の時間で終わった』
大概の方は背中に麻酔をする針を刺した瞬間から痛がって、陸に上がった魚のようにビチビチ跳ねまくるんだそうな
ブラッドパッチが終わったあとに、お預けくらっていたお昼ごはんが出てきましたが、そうめんが伸びて一塊になっていました
ブラッドパッチ後、お手洗いから出てきたところにドクターが来て、たぢまが車椅子に乗っているのを見てガッツリしていました
たぢまが歩けないのは脳脊髄液減少症(脳脊髄液漏出症)のせいではなく、脊椎関節炎によるものだと説明し、介助無しにベッドの柵を借りて立ってみせて納得してもらいました
パッチ後の入院期間と安静についてのドクターの見解は
ド『安静した場合と安静出来なかった場合での再発状況に根拠が無いから安静にこだわらなくていいよ
大丈夫だと思うタイミングで退院していいから
まぁ…だいたいみなさん3日から1週間は入院するけどね』
だそうで…
その時おうちのにゃんこちっちゃいちゃんの体調が良くなかったので心配だったのと、この病院では脊椎関節炎に対する対応が不十分(管轄外なので)だったのと
ご飯が不味かったので
下味も出汁もきいていないご飯…不味かったっす
パッチ後3日目に退院しちゃいました
明日はブラッドパッチ後の状態と障害者手帳について書きますね