㊗️ 退院おめでとう㊗️
という訳で…たぢまは本日退院して参りました
いや
ね
もう少し入院していても良かったんだけど
ごはんが不味かったんだもん
薄味にするならお出汁を効かせて欲しい
煙草も吸えないし🚬
は冗談ですが
基本的に病院の方たち全員が
たぢまが動けないのは脊椎関節炎によるもの
だという事を理解している訳では無かったので、たぢまが必要としている介助は充分には受けられなくて不便を感じていたの
ドクターがブラッドパッチ前の説明の時に、2、3日は様子を診て…と言っていたので、3日目のタイミングの本日退院してまいりました
今日は体調が優れないので
そのお話はまた後日…ね
昨日打ち込んであった、ブラッドパッチ翌日のたぢまをご覧ください
2月23日
深夜目が覚めると
珍しく夜中におしっこに行きたい自分がいる
たぢまがお手洗いに行くにはコールを鳴らして車椅子に乗せてもらわなくてはならず
どうしても音がでてしまうので、同室の方にご迷惑だなと思っていて、寝る前に水分を摂るのは控えているんだけど
悲しいことに点滴によって水分が強制的に注ぎ込まれているのでたまにおしっこにいきたくなるの
苦々しい点滴め…
と思いながら、点滴棒と共にお手洗いに連れて行ってもらいました
便座に座っておしっこを
と…勢いよく出したいんだけど、蛇口の壊れた水道からちょろちょろと滴り落ちるほどしか出てきません
こんなにおしっこしたいのに
…たまにあるよね…こういうことも…
と思って戻ってきて
眠れない時間を過ごしていた約1時間後
またしてもおしっこしたい感が炸裂して我慢できなくなりました
…ほら…さっき出なかったからでしょ…
たぢまは己の身体に憤慨しながらコールをを鳴らしたわ
『ごめんなさい…またおしっこにいきたくて』
『車椅子持ってきますね』
あ〜 大きな声だしたら皆さんを起こしちゃう
フットレフト(足乗せるやつ)を倒して足を乗せたり、点滴棒をガラガラと…けっこう音が響く気がして、消灯後のお手洗いはほんに同室の方々に申し訳なく思います
今度こそ
と気合いを入れて臨んだ深夜のおしっこ第2弾
ちょろん…ちょろ……ちょろ…しょぼ…
…………
おかしいな
残尿感ありありなんだけど…出てこない
お腹をありったけの力で押してみたけど、悲しいかな…たぢまのありったけの力は食パンを凹ませるくらいの力しか無くてお腹も押せません
不発に終わった2回目…敗北感と共にベッドに戻ってきました…
眠れないんで…携帯のライトで照らしながらマンガを描いていたの ✏️
すると…残尿感がどんどんと本格的に尿意に変わってきます
またかよ…勘弁してくれよ
どうしちゃったのさたぢまの身体は
尿意は1時間毎に襲ってきます
が
何度言ってもおしっこしたいのに出ないのよ
何度もお手洗いに通うたぢまをめざとい視線で発見したのは、入院初日に担当してくれた看護師さん
『たぢまさん…またなの…』
『うん…すぐしたくなるのにおしっこ出なくて…』
『残尿感あるの 』
『…う…ん…』
正直なところ体力も無いし安静にしていたいのに安静が保てなくて超辛い
膀胱炎かなぁ…いや…痛みは感じないし…
それに
以前もこんなことがあったわ
それはヘルニアの術後にオシッコの管を抜いた後…
おしっこしたい感が炸裂して
1日に何度も何度もお手洗いに通う羽目に陥ってしまったの
尿を検査したんだけど膀胱炎ではなくて、その状態は1か月以上続いたのよ
ドクター小原は悪かった部位の神経は尿意とは関係ない神経だから因果関係はないと言っていたんだけど…麻痺していた事で鈍くなっていた尿意が過敏になってしまったんだと思います
…また…アレなのかなぁ…
たぢまは安静にしていたいのに…尿意がそれを阻むのよ
ほんと まじ 勘弁して〜
たぢまの頻尿事件はもれなく夜勤から日勤の担当看護師さんに引き継がれました
看護師さんは
前日もブラッドパッチに立ち会って担当してくれた、なまら(凄い)可愛いTちゃん
Tちゃんはたぢまの状態を見て一言
『たぢまさん膀胱を調べるから』
『膀胱を調べるってまさかあれをするの 』
『あれって…したことあるの 』
たぢまはヘルニア術後の話をしました
『尿検に出すの 』
『…いや…今日は祝日㊗️だから…残尿がどのくらいあるかを調べるわ 』
『もう二度としたくないと思っていたのに…』
それに…たぢまにはして欲しくないもうひとつの理由があったのですよ…
Tちゃんは、ちょうどたぢまのトイレの送迎をしてくれていた後輩ちゃんにあれを宅しました
後輩ちゃんはあれの準備をして現れたわ
ゴム手袋をして
消毒されたピンセットを取り出して
袋からそれを取り出しました
それは
喀痰吸引でも使うあれ…カテーテル
尿カテーテルをすると強制的にでてくるのよね
尿カテとは尿道にカテーテルを挿入して膀胱に溜まった尿を取り出すことなんだけどね
後輩ちゃんはたぢまの尿道を探し当てることができるかなぁ
女の子のそこはこのような作りになっております
なんだけどね
『深呼吸してゆっくり息を吐いてくださいね〜 入れますよ〜
…あれ… ツンツン
…あれ… ツンツン
あ…これかな 入った入った
…あれ…出ない…やっぱりさっきのところかな
ごめんなさいっ🙏💦
もう一度仕切り直しいたします 🙇♀️』
しかし
何度やってもきちんと尿道を捉えることができません
自分では見たことないんだけどね
入れられた感覚からするに、たぢまの尿道は限りなく膣口に近くて分かりにくいうえに
少陰唇の先っちょ付近に謎の突起があってそれの付け根がちょっと凹んでいるらしくそこが尿道と間違われやすいの
2度目のチャレンジに失敗した後輩ちゃんは
『スペシャリストを呼んできます』
と言って
Tちゃんを伴って戻ってきた
ところがスペシャリストなはずのTちゃんもたぢまの㊙️を1発で仕留めることはできなくて悪戦苦闘
3度目のチャレンジでようやく成功を収めて無事におしっこが出てきました
が
あまり出なくてね
お腹をぎゅうぎゅう圧迫したんだけど、残尿は50mlしか出なかったの
『前にも同じことがあったと言うし…毎回尿の量を計測して様子を見ましょう』
トイレの便座に計りのついた受け皿を置いて、毎回量を計測します
こうしてブラッドパッチ翌日は落ち着きなく流れてゆきました
当初は保険適応対象緩和の署名活動などを考えておりましたが、クラウド側からダメ出しが入りまして
闘病記(マンガ)の作製を支援してもらって漫画を手に入れる形のプロジェクトになってしまいました
たぢまの身体でマンガを描くのも大変な事なのでしばらくはマンガ作製に力を注ぎ、署名活動などは今のプロジェクトが終了してから落ち着いて行いたいと考えております
普通の医師すらも見逃してしまう奇病を一人でも多くの方に知っていただきたいので、是非支援にご協力お願い致します