夜中から真っ白にもさもさと雪が降っております 札幌
今日は病院に行く日だったのでふーさんは朝から車(ミラちゃん)を掘り出して、たぢまを玄関まで迎えに来てくれて、道も走りにくいうえに渋滞しちゃって大変でした
湿った雪なので
重たいし、滑るし大変です
北海道にしかないスノー(おもちゃ)アイテムとして
ミニスキー
なんていうものがあってね
これがミニスキー
長靴につけて滑るのですよ こいつで
ママさんダンプで運んだ雪をね
ママさんダンプ
昔は融雪口なんて無かったんで、庭先や近所の空き地にえんやこらと運んで
雪捨て場になった空き地は結構な坂になっているんで、そこを滑り降りるの
苦手だったわぁ…
ミニスキー
バランス取れなくてすぐすっ転ぶの
下手くそでみんなに馬鹿にされていたけど、たぢまに言わせりゃ、こんな短い板切れ脚の裏に付けて坂を降るなんて、命知らずだわっ
たぢまが子どもの頃は北海道はもっと寒かったんだよね…
氷点下10度 20度が当たり前で
窓ガラスには霜が張って
窓辺に置いてある水槽が金魚ごと凍ってた
なんてことは日常茶飯事
朝シャンして登校すると
湿り気が残った部分が凍ってバリバリになったものよ
雪はもっとパウダースノーで
サラサラしていて軽かったし
雪で身体が濡れるなんてことは無かったように記憶してます
温暖化なんだね〜
12月中旬まで根雪にならなかったのは珍しいことです
去年も雪が積もるのが遅かったけど、今年は記録を塗り替えたね
さてさて
いまはこんなに苦しくて
涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔には
なれそおにない〜け〜ど〜
まわる〜まわる〜よ 時代は まわる〜
今日は〜別れ〜た…ドクタ〜たち〜に
生まれ変わってめぐりあっても かかりたくないっす
…中◯記念病院の脳脊髄液減少症の専門医の先生が治療して下さるならお願いしたいけど…
4月からここに至るまで
いい先生に巡り会えた記憶はありません
みんな
たぢまの病気を管轄外だからと押し付けあい
病院たらい回し
たぢまは回転寿司のネタ状態であります
……ネタの気持ち食う者知らず……
まぁ
気持ちを新たに
12月16日
電電公社病院に行ってまいりました
街中の病院なのに駐車場があって助かるわ
と思いきや、2階に案内されてしまって階段を降りねばならず
いきなりスタートで躓きます
その階段が、人ひとり通るのが精一杯の狭さでふーさんに支えてもらうわけにゆかず
手すりと杖に身体を預けて一段ずつ降りたんだけど、杖がぷるぷる震えて危ないのなんの…(泣)
階段を降りたところでふーさんが病院の車椅子を借りて来てくれて、車椅子で紹介された麻酔科へ
麻酔科
と思ったアナタ‼️
正解です
たぢまも
と思いましたわ
どうやら
全身の疼痛を相談する科に紹介されたようです
電電公社病院のロビーは広い吹き抜けになっていて、エレベーターは玄関の横にありました
紹介された麻酔科は建物の奥にある…
って
そこには狭い廊下に長椅子が置かれていて、座れないたくさんの方が向かい側に立っていらっしゃいます
馬鹿でかい吹き抜け作るなら待合室作れやー
コロナ禍に密な待合室
車椅子スペースなんぞありゃしない 👩🦽
診察室と診察室の間の僅かな空きスペースに車椅子を停めて
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
10時05分 という細かく刻んだ時間に予約で
09時50分 には来てくれというから
その時間に合わせて来たんじゃが…👩🦽
待てど暮らせど
呼ばれる気配も
問診票を書くのも求められません 👩🦽
『…いま…何時……』
『10時50分』
『あの…細かい時間の予約…なんなん…』
長く座していられないたぢまはだんだん具合が悪くなってきた
全身痛みがMAXで
瞬きするたびに何かが流れる衝撃が頭にはしる あのめまいのような感覚が激しくなってくる
何より
座っている体勢でいる事がもう苦痛で、車椅子の中で身体を捩って少しでも楽な体勢を取ろうとし始めました
11時を回ったところで、問診票がやってきました
…一番初めにこれを出されていたら、もう少し冷静に記入できたのに…
たぢまは
指がうまく動かないので、人差し指と親指でペンを摘んで文字を書きます
すらすら
簡単には記入できないんです
色んな症状があるので、問診票を記入するのに時間がかかります
時間がかかるので、ふーさんは苛立ちを隠せません
『そんなに細かく書かなきゃいいしょ』
『書かないと 先生に伝わらないしょ』
たぢまは懸命に書いたわ
そして再び
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
長時間待っていてたぢまは意識混濁状態になってしまって
待つこと1時間あまり
血液検査とレントゲンをして来なさいとの指示
血液検査は1階
レントゲンは地下1階
たぢまは車椅子のまま へろへろで処置室へ
処置室は車椅子対応になっている台が一番奥にあるらしく
長いこと待つ事になりたぢまは窮地に陥ります
車椅子のタイヤが邪魔で台まで手が伸びず
『…手の甲からでもいいですか…』
『…とこからでも…(好きにして)…』
レントゲンが…立った状態でしようとするのね…っちゅ〜か…無理でしょ…
『どこ…撮る…ん』
『肺です』
『肺』
『はい』
…しゃれではありません…よ…
なんで脳脊髄液減少症で肺なのさ🫁
謎の検査から戻ってきたたぢまたちは再び
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
1時を回ったころようやく診察
先生は紹介状を読んでいます
『中◯記念病院の先生がとても細かく書いてくださっているんで…え〜と…脳脊髄液減少症…病歴が…ふんふん…う〜ん…』
『中◯記念病院では…命に関わる重篤な患者さんにしかブラッドパッチはしないということでこちらを紹介されました…』
『…困りましたね…うちも、中◯記念病院と同じで命に関わるような方にしかブラッドパッチはしないんですよ…
だからうちとしては検査をして病気の判定をする事も致しません
…大きな病院は…みな同じかと思います…』
…謎の検査をされたけど…
『…どちらか…治療を行っている病院をご紹介していただくことは出来ませんか… 』
『…う〜ん…ちょっと…お時間ください…』
再び待たされる 👩🦽 もう限界…
『お待たせしました…ちょっと紹介も難しいですね…
痛みを緩和させるのにキシロカインの点滴をしてみますか』
『……ちょっと…考えさせてください……』
痛み止めをしても根本的な治療にならないから何度も通い続けなきゃならないし
こんなに待ち時間の長い病院に何度も通うの嫌だ……
『じゃ…』
『あ、これ今日の検査の結果です』
『なんの…検査だったんっすか…』
『初診の方には必ずひととおりこの検査を受けてもらってます
血液検査の結果です』
…マジいらね……
健康診断並みの血液検査 より細かな検査をしているたぢまには無用の長物
いらぬわい
なんのためにこの病院に来たのか
徒労……
疲れきったたぢまは熱を出してしまいました
一夜明けて
12月17日
10時から札幌◯立病院 わりと近所
9時半には来てくださいと言われていたので早めに出ました
この日は雪が
ものっすごく降っていて、道は渋滞
🚗🚐🚙🚌🚌🚙 🚗
時間的にもラッシュタイムで車が多いのなんの…🚗
雪で視界が悪いうえに、たぢまは前日の撃沈を引きずっていて、前日と同じあのめまいがしています
このめまい…めまいクリニックに通っていたんだけど、ドクターに理解してもらえなんだ
3年通って効果なくて通うのやめたんだよね…
駐車場が混んでいて近いところに停められません
雪の中をグラグラ安定しない杖と足取りで歩くのは至難の業で、ふーさんに支えてもらっているんだけど、まえに進めないので長時間吹雪の中に晒されることになります
やっと玄関にたどり着いて
車椅子を借りて総合受付へ
紹介状と病歴を渡して
しばらく待たされます
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
目指すリュウマチ科免疫科は2階
内科受付で書類一式を渡すと、問診票を記入してくださいと言われたんだけどね
◯立病院以外の病院にかかった通歴を記入してください
って書いてあるの
…いや…ありすぎて書ききれませんから……
途中まで懸命に書いていたんだけど、行が足らなくなって
病歴を参照してください
と殴り書き
いつも記入する
こんなのとか
具体的に症状を問診するような記載は無くて
改めてリュウマチ科で看護師さんが出てきて更に聞かれるのかなぁ〜 もう手が限界だから書きたくないんだけどな…
内科スペース400平米くらいのスペースの真ん中に長椅子が配置されて、両側に診察室があって、過密状態なの
問診票を記入している時点で10時なんてとっくに過ぎていて
時間は11時近くになっていました
『予約時間なんてあって無いようなもの』
ぼやくふーさんに
意識混濁状態のたぢま
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
待つ 👩🦽
もう…限界です…… 家に帰りたい…
と
なってややしばらくしたところでやっと診察
12時半近くなっていました
『よろしくお願いします…』
『はい よろしく〜』
先生は紹介状を読んでいます
『なんかこれ、時計台◯記念病院の紹介状より、中◯記念病院の記載の方が多いね 』
たぢまは時計台◯記念病院の紹介状の
忌薬物の記載に ヒュミラ が書かれているのを確認しました
『…禁止薬物に ヒュミラと書いてありますが、ヒュミラは効果があって今も使っています…』
『あー、そうなんだ 一番最後に打ったのはいつ 』
『…土曜日です…』
『なんた、最近だね〜 あと何回分残っているの 』
『もう無いです』
『ヒュミラを打つようになってから、こむらがえりの発作が起こらなくなったんで…』
『発作
』
…あ、嫌な笑い方するなぁ…患者の話を鼻で笑う感じ…
『じゃあ出すね〜 ヒュミラえ〜と、2週間に1回じゃないと処方しちゃいけないんだけど、どうやって週に1回分を処方していたんだろう…2週間毎に2本打つ事にして出すから、週1に調整してね』
…え……えと…検査とか無しにいきなりお薬処方するの…
ドン引きです
『…腰椎に炎症…仙腸骨には炎症なし…か…』
『いえ❗️ 仙腸骨…炎症ありと言われて…』
『画像も確認しました』
『胸椎、腰椎、から尾骶骨まで炎症 右仙腸骨炎症 両足アキレス腱石灰化 足底筋炎症 と言われています 』
なんなのー ◯野先生
『そうなの? 画像が無いから分からないなぁ 』
…だったら…調べろよ…
『画像のROMは受付で渡しています』
『ふーん、あ、これかな ふんふん、あ〜 なるほど…腰椎固定してるんだ…ふーん 足を見せてみて』
たぢまはふーさんに靴を脱がせてもらって足を見せた
足を剃らせて
『痛…いです…裏の真ん中…』
『足底筋ね』
足先を下げて
『痛い…』
『変だね普通はこちら側は痛まないんだけどな』
『足首が痛いです…』
『ふ〜ん お薬は 自分的に効くな〜というお薬はどれとどれ
』
…はぁ… アンケートですか
痛いのは足だけじゃないよ〜
『トラムセット と セレコックス タケプロン …芍薬甘草湯(嫌いだけど)…』
『トラムセット は 今の量で痛みは抑えられているのかな 』
『…いいえ…全然…』
『トラムセットは1日8錠まで出せるからその量出すから自分で調整してみて
セレコックスも1日400mmまで出せるから、それでとりあえず
3か月分処方しておくね〜、じゃ、次回は3月の…22日』
初診なのに検査無し
患者に薬を選ばせて…最大量出す
初診なのにいきなり3か月
なんだか
どうでもいい感 100% なんですけど
こいつにアレを頼むのか…
まだまだ続くんだけど…先が長くなるので続きます