得たいものが
失うものと
イコールになっちゃうのなら

そんなばかものなのかわたしは
そんなにばかものなのか

それは
どこへ戻ればいいのかと
逆らえない進行のなかで
もがくことと一緒

そろそろ
わかりたいのに
またへまをする

ばかもの。ばかもの。ばかもの。

笑っていたいよ。
それはなにか巨大なタマゴであり
わたしはそれを暖めるべくしてきっと
その上をころころ転がっているようなもので

全面をあたためてあげることなどできず
孵化するべくして存在しているのかもわからない

タマゴのうえの、わたしは
あたためられるようになりたい

率直に言えばきっと
抱きしめられたい
ただ
抱きしめることができるように
またすぐ戻るんだ。

そう誓った場所に、もう簡単には行けないという現実を実感するとき

寂しいようなもどかしさや
今はこれでいいというような慰めや

いつまでも宙に浮いている自分が
コツコツと足場を作ろうとしている自分を
ただ、迷いの目で見つめている。

「絶対にいつか」

今はそう、みえない絶対に想いを伝えるだけで、
空気だけでも
近く感じられるように
毎朝地上に出る前に目を閉じて息を吸う。

métro, métro, métro.

あの街で起きたことの全てを美化してしまう私は
まだ何も知らない少女だったから?
いつだってそこにいたら少女でいつづけるから?

きっとあの街が
一番幸せになれるという
漠然とした浮ついた夢見がちの

ただ肌で感じる確信だから
やはり言葉にはできない。

愛の地よ。
痛みには理由がある
理由
見つけるのは難しい
助けが必要

身体の痛み
きっと心に理由がある

痛いの痛いの飛んで行け
山登りをした。

頂上間近に、長く長く続く階段をのぼりながら
遥か彼方に見える前方を思い描くよりも、今この瞬間踏みしめている一段とこの足を見つめることの方が
力を与え精神を研ぎ澄ますことであると感じた。

辿り着きそうもないという架空の不完全さよりも、今この身体を支える二本の足とここにある大地。


どのくらいのぼったか確かめようとして後ろを振り返ったら、のぼってきた道はもう見えなかった。
ただ木々と大気と空が近くに感じられ、やはり両足を見つめた。
今立っている位置だけが、確かなものであるような気がした。

1+1=2という経験からの答えよりも、0が1になるための方法。


どれほど進んできたか、どれほど進めるか、証明するものなどない。
けれど確実に、前進をしている。
私を支えてくれる、唯一の大地に立つ、この両足は。


また、山登りをしようと思う。
しずかに、確実に、ただ、今を見つめて、今を進むために。
Hey the little Pinocchio inside me!
カクカク、カクカク
おめめパチパチ
Hey the little Pinocchio inside me,
いつか素敵な人になれるよね
それはいつか元の姿に戻るということ

毎日少しでも美しくなれるように

涙のPinocchioも、ありがとうのPinocchio。
どちらにせよひとりごとなのであるから何を書いてもいいということなのかな?
と、ふと考えたところである。


登場人物はひとりといっぴき。

ぽうもろこし王国の王子様がてくてくてくてく歩いていると
ころころありんこが小石をころがしているところに遭遇した
ありんこさんありんこさん何してるの
うん おうちで子供がうまれるからね、ちょっとその準備をするのさ
ふうん 小石が何の役にたつんだい
それは必要にならなくちゃわからないんだ
ふうん そうかあ
ぽうもろこし王国の王子様はそう言って
ありんこさんが持つことのできる小石よりもちょっと大きな石を手に取ってみた
眺めてみてもわからない
せっせと小石を運ぶありんこさんの横で
ぽうもろこし王子はそっと風に口づけをして口笛を吹く
てくてくてくてく



寝る前に難しいことは考えてもなんなので
とりあえずぽうもろこし王国が平穏であり続けることを祈るのである。
きっと
あなたもわたしも一緒だよ
きっと
きみもぼくも一緒だよ

いいかわるいか
そんなの勝手に決めるしかない
きみもぼくも
あなたもわたしも
勝手なんだ
自由なんだ

こわいけれど
孤独なんだ



あなたに向かって言っているのではないよ
I guess I have to shut up.
これってなんだろうこれってなんだろうこれってなんだろう
どうしてなんだろうどうしてなんだろうどうしてなんだろう
だれもだれもだれも
だれもこたえてなんてくれない

どこいこうどこいこうどこいこう
どうしようどうしようどうしよう

あーもどかしいもどかしいもどかしい
はやくはやくはやく
そしてだけれども
ゆっくりゆっくりゆっくり


さみしいのにわからない
どうあがいてもかわれない
つかれたつかれたさあねようぐっすりねよう
きっときっとだいじょうぶだから
またあすもいきをしているはずだから

やすんだらきっとげんきくんがきてくれるばいばいおやすみあたまのなかにいるしつこいやつ
"よい" ものを見極めるということ
うつくしさを大切にするということ
バランスをはかるということ

調和 情熱 普遍

アーティストであるということ