𝙞𝙣𝙨𝙩𝙖𝙜𝙧𝙖𝙢 ストーリーズ毎日更新!

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  @𝙢𝙞𝙣𝙞𝙢𝙖𝙡_𝙠𝙪𝙧𝙖𝙨𝙝𝙞

 

𝙒𝙚𝙗 𝙨𝙝𝙤𝙥旅する羊  

 

𝙑𝙤𝙞𝙘𝙮  ・𝙔𝙤𝙪𝙩𝙪𝙗𝙚 ・𝙓

 

𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃

 

 

 

 

赤ちゃんだった

親友の子が

もう小学生。

 

 

 

3歳の次男を

親友宅に連れて行くと

 

 

 

赤ちゃんだった

子ども達が

お姉さんの顔をして

あれこれお世話してくれる。

 

 

 

 

image

 

そんな光景を見て

ホッとしたのか

うっかり昼寝。

 

 

 

 

 

私が寝ている間に

親友が次男と子ども達を

近くの公園に

連れて行ってくれた。

 

 

 

そのとき

出番がなくなった三輪車を

車庫から出して

次男を乗せてくれたのだけど

 

 

 

次男が

あまりに喜ぶので

「いる?」と

声をかけてくれた。

 

 

 

ちょっとすました顔で

嬉しそうにハンドルを握る

次男を見て

 

 

 

「いる!」と

即答したのだった。

 

 

 



 

 

今のわたし達の生活では

三輪車を買おうとする

動機がなかったので

存在を忘れていたけれど

 

 

 

長男のときは

月齢に合わせて

パーツを取り外しできる

三輪車を愛用していたし

 

 

 

わたし自身も

三輪車は

欠かせない乗り物だった。

 

 

 

おじいちゃんと公園

お母さんとお散歩している

写真が残っている。

 

 

 

 

親が忘れているうちは

必要とされる短い時間を

通り過ぎて

 

 

出会うことがなかった

かもしれない三輪車。

 

 

 

でも、次男の世界には

三輪車に乗る楽しい時間が

確実に存在する。

 

 

 

ミニマリストの

発信をしているからといって

子ども達の特別な体験に

制限をかけたくない。

 

 

 

温かい眼差しが

届く範囲ではあるけれど

 

 

自分の足でペダルを踏み

行きたい方向へ向かって

進んでいくのは

 

 

生まれて初めての

冒険のようなもの。

 

 

 

 

抱っこ紐や

ベビーカーのような

必需品ではなく

 

 

自転車のような

大人も使う

乗り物とも違うから

 

 

なぜか

脳内から消え去っていたので

もしかしたら自分では

買うことがなかったかもしれない。

 

 

 

でも、我が子のように愛する

あの子達が使ってきた

世界にひとつの三輪車なら

是非使わせてもらいたい。

 

 

 

 

いただいて帰ったあと

次男から強くリクエストされて

暗くなるまで

三輪車でお散歩。

 

 

 

真剣に景色を見ながら

何度も振り返って

私の顔を見つめてくる。

 

 






 

その表情が

なんともいえず

愛おしくて。

 

 

黙って停止すると

怒られそうなので

 

 

「写真を撮りたいから

少し停まってもいい?」

と聞くと

 

 

「いいよ!」

カシャ

の瞬間に

 

 

 

ああ。

この子は今

人生で1番

小さい日なんだった。

 

 

 

あっという間に

三輪車に

乗れなくなるんだ。

 

 

 

次は自転車にのって

自分の足で

好きな場所に出かけてゆき

 

 

 

こうしてお散歩

することも

なくなるのか・・・と。

 

 

 

 

今身を置いている世界が

次の瞬間には

移り変わるスピード感で

 

 

子ども達は成長し

見える景色が

変わってゆく。

 

 

 

なんて特別な

毎日を生きているのだろう。

 

 

 

華やかさのない

地味な日常こそ

 

 

特別で、幸せだ。

 

 

 

 

 

そんなことを

気づいた散歩道。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳のおともにいかがでしょう       @𝙑𝙤𝙞𝙘𝙮

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