𝙞𝙣𝙨𝙩𝙖𝙜𝙧𝙖𝙢 ｽﾄｰﾘｰｽﾞ毎日更新！
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𝙒𝙚𝙗 𝙨𝙝𝙤𝙥 ⇢ 旅する羊 
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愛する大阪に来ています♥
旅に出るのは、久しぶりのこと。
（⇧大阪駅出てすぐの阪神百貨店の大きさに声上げた）
生活圏を飛び出し、いつもと違う場所で
束の間の非日常を味わうとき
いつも思い出すことがあります。
それは、
全ては借り物。
わたし個人の所有物なんてない。
ということ。
ミニマリストになってからの旅では
エアビーを利用することが増えました。
ことの発端は、
敬愛する稲垣えみ子さんの
⥥ この本を読んで心底感動し
プロのおもてなしを享受する旅よりも
その土地で暮らすように過ごすことに
重きを置くようになったこと。
生活するには
キッチンやランドリーのある
お部屋が欠かせません。
（⇧キッチンで作った春キャベツと鹿児島産ポークのソテー）
幸いにも、エアビーには
各地に条件を満たすお部屋が存在して
旅に出る前のお部屋探しから
いつもワクワクしています。
（⇧今回もリュック1個できたよ）
エアビーでは、個人の方から
お部屋を借りることが
ほとんどです。
おおまかなルールは
ホテルなどの宿泊施設と同じですが
細かなルールは違います。
それを書いてある
「ハウスマニュアル」というページ。
私は旅に出る前
ここを読むのが地味に好き。
お部屋の管理人さん＝ホストの
個性が垣間見れて
ちょっとした読み物のようで
楽しいのです。
これまでの旅は、
当たり前にホテルや旅館などの
会社が運営している宿泊施設を
利用してきたので
「お借りしている」という意識が
とても薄かったように思います。
暴露すると、脱いだ部屋着を
バラバラの場所に置いたまま退室したり
使用済みタオルを
洗面台にぐちゃ〜っと
そのまんまにしてしまったり。
エアビーを利用するようになって、
私たちが部屋を出た後に
この部屋を管理する〝ヒト〟が
掃除をして、乱れを整えて
次に訪れる旅人のために
準備をする姿を
リアルに想像するようになりました。
お金を払っているのだから
運営者が清掃員が
仕事をするのは当たり前だと
思いながら生きる人間よりも
貸してくれた人に感謝をして
この後整えてくれる人が
少しでも仕事がしやすいように
ちょっとした思いやりを持てる
人間でいたい。
以来、タオルは畳んで一箇所にまとめる。
部屋着も一箇所にまとめる。
ベッドはできるだけ直す。
ゴミはしっかり分別する。
そこまできっちりではないけれど
大切な場所を貸してくれたことに
ほんの少しの行動で
感謝を示したいと思うのでした。
人間が作ったルールでは
この場所は私の場所。
このモノは私のモノ。
という表面上の所有があるけれど
広い視野で捉えると
私達は地球人で、
「ココは私のものです。」なんて
決まりはないし
人間だけでなく
動物・植物も生きているし
ただそれを自分勝手に
「これは私の所有物だ」と
考えているだけだよな〜と
思ったりもします。
相手が大切にしているなら
それを尊重し合って
困っている人がいたら
手渡して
みんなでそうなったら
紛争がなくなるのかも...と
世界情勢にまで
思いを馳せる今日この頃。
エアビーのホストさん
本当にありがとうございます。
大切に使わせていただきます❖
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