フォロワーさんからの相談

 

(原文そのままです)

 

人生相談させてください。35歳、フルタイム会社員、小学生2人の母です。夫からのモラハラに10年以上悩んでいます。夫は優しいときは優しいのですが、気性が荒く、言葉遣いもキツいです。頭の回転が早く、ポジティブ&アクティブです。そして、わたしの性格は正反対。考えるのが苦手で、ネガティブ。家でまったりするのが好きです。家庭は夫中心で生活しており、夫の機嫌で雰囲気が変わってしまいます。わたしが夫の思うように動けないと、子供の前でもすごく怒鳴られ、説教をされます。家事や子供のことは、98%わたしがやっています。それでも『役立たずは家にいる意味がない』とか『足りない頭で考えろ』など、強い口調で言ってきます。離婚したいと何度も思いました。こんな生活を続けて一生を終わらせたくないと思っています。離婚となったら、夫に言いくるめられそうだし親権を無理矢理でも取ってきそうで、恐ろしいです。それなら今我慢したほうが、と思ってしまいます。家事、育児、仕事に追われ、自分の自由な時間もほとんどありません。精神的にもつらいです。 でも離婚する気力もありません。。。 うまく落ち着ける方法はあると思いますか? まとまりのない文章ですみません。 よろしくお願いいたします。

 

 

 

ますみからのお返事

 

まずは、相談してくださってありがとうございます。文章にすることも、とても辛かったと思います。 モラハラの対処法として、一般的な相談回答や、法的措置などネット上でもたくさんの情報を見られると思います。 なので、この場所ではちょっと違う視点で回答させていただきますので、少しでもお役に立てればと願うばかりです。 その考え方とは、Voicy(ラジオ番組をやってます)でもよくお話している【量子力学】に基づいています。 簡単に説明すると、私達が見ている外側の世界は、全て過去または現在に自らが考えた思考・放った感情によって創られた世界であるということを、科学的根拠に基づいて証明している学問です。私は日頃から夫婦関係だけでなく、全ての人間関係において、量子力学の視点で分析しており、夫にきつい言い方をされたり、インスタ発信でアンチコメントが届いたりすると、なんでこの言葉が届いたんだろう?と、過去・現在の自分の思考を振り返ります。 例えば、夫に「もっと家事ちゃんとしてよ」と言われたとします。ある段階を経て(これは後に詳しく話しますね)、「自分が自分に、家事をちゃんとしなきゃいけないと思っているから、それを相手に言われたんだな」と思い至り、 夫と話し合うことよりも、ものすごい労力をかけて「家事をちゃんとしているからといって、いい妻ってわけじゃない。 自分には自分のいいところがある」と、自分自身で全肯定できるように思考パターンを変えてしまいます。 嘘だろ、と思うかもしれませんが、自分の思考パターンを変えてから【周囲から言われる言葉】が全く違うものになりました。 これは少しタイムラグがありますが、周囲からの言葉に直接的な変化がある前から、自分自身で全肯定できるようになると、心がみるみるうちに元気を取り戻すので、よかったら頭の片隅に覚えておいていただけると嬉しいです。  相談者さんは今、フルタイムで仕事をしながら、小学生のお子さん2人を育てていらっしゃいます。わたしも2人の男の子を育てながら毎日仕事をしているので、それがどれだけ大変なことかとてもわかります。相談者さんは、今自分がものすごいことを成し遂げていることを、気がついていらっしゃいますか。素晴らしいお母様であり、仕事×家事×育児をこなす、スーパーウーマンであることを認識していらっしゃいますか。 1日の終わりに、今日どれだけの山を乗り越えて2人の尊い命を守ったか、ご自分を讃えていらっしゃいますか。休みたいほど疲れているのに、今日もまた頑張ろうとしている素晴らしい女性であると、ご自分を見ていらっしゃいますか。きっと今は、日々のやるべきことをこなすのにエネルギーを使い果たす中で、ご主人からの厳しい言葉・行動があって、ご自分の素晴らしさよりも「どこを直せばいいのか」または「これからどうしていけばいいのだろう」に意識が向いているのではないでしょうか。  これは、相談者さんだから招いていることではなく、誰だって追い込まれる状況です。私だったらもっと早くに大爆発して大変なことになっています。よく、ここまで頑張ってこられましたね。本当に芯のある素敵なお母さんです。  だからこそ、これからはご自分を救ってあげることに、時間とエネルギーを注いであげてほしいのです。  冒頭でお話した「ある段階を経て」について改めて解説しますと 

 

 

 

具体的な方法

 

❶ひとつ前のページのように、まずは「自分が世界いちの味方になってあげる」のがスタートです。世間の平均値や、大人だから、などの価値観はいっさいはぶいて、どんな小さなことでも、悲しんでいること、怒りを感じていることに心を寄せてあげてください。 辛かったね。頑張ったね。しんどいね。まるで、愛する人が目の前で深く悲しんでいるときに声をかけてあげるように。 脳科学では意思で感情を抑制することはほぼ不可能だとされています。根本になっている感情に向き合うことで、意図する方向へ向かわせることができます。

 

❷これを習慣的に繰り返していると、自責による心労を最小限に留めることができるので、これまでエンプティ状態で「自分を救う気力がなかった」状態を脱することができます。そうして初めて自分の魅力に気がついたり、毎日いろんなことを成し遂げていることに目を向けられるようになります。すごく頑張っている人を応援したくなる気持ちを、自分にも向けられるようになるから、こんなに頑張って生きていているのに、こんなに苦しんでいる人を、助けてあげなくちゃ!という気力が湧いてきます。 

 

❸これまでと違うコミュニケーションができるようになり、違う選択肢を前向きに視野に入れられるようになっていきます。ご主人に厳しい言動を放たれた時、瞬時にうまく切り返せなくても、相手の言動パターンはしっかり把握されているので「この状況では、これを言われる」は予測がつきますね。普段から、次こう言われたら、こう切り返してみよう、を仕込んでおきましょう。喧嘩を大きくするための言葉ではなく、例えば「そう思う気持ちもわかるけど(歩み寄り言葉で始めると鎮火に向かう)愛する人にその言い方をされると傷つきます」と気持ちを伝える。そして、モラハラ発言・行動を、相手に絶対わからない場所に記録しておいてください。

(PW付メモ機能などで)   

 

思考パターンを変えて、周囲に変化が現れるまでにはタイムラグがあります。もう10年近く思考を学んできた私でも、長い場合1週間〜1ヶ月ほど時間がかかります。  相談者さんは、これまでの積み重ねがあるから、とても心が疲れている状態ですね。延長線を乗り越えるには、それなりのエネルギーが必要です。心が壊れてしまってから、修復するのはものすごく大変なことなんです。常に、新しい選択肢を視野に入れながら、ご主人と向き合っていってほしい。良好な話し合いができるように言葉を備えることと同じくらい、厳しい環境を卒業する手段として離れることもひとつです。日本は基本的に母親側の親権が優位だとされていますが、もし争うことになったとき証拠が有利に働きます。 モラハラの証拠の残し方・モラハラ夫から親権をとる方法も相手にバレないようにしっかり準備しておきましょう。 そして、信頼できる人にSOSを出してください。もっと頼ってください。お子さんを預けて、ひとりの時間を作り、ご自分とゆっくり対話してこれからどのように生きていきたいか耳を傾けてあげてください。モラハラで頼れる街の機関はありませんか?同じ経験をしている人や、頼りになる担当員さんを見つけて、話すだけで視野と選択肢が広がります。  長くなってごめんなさい。相談者さんとお子さんが幸せに生きていけるように、最大限のエールを贈らせていただきます。           

 

 

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