坂本美雨さんの

 

「ただ、一緒に生きている」を読んでいる。

 

 

ひとり娘、なまこちゃんとの日々が

 

綴られた一冊に

 

今わたしはこれからの人生の道標を見つけ始めている。

 

 

 

毎日ものすごいスピードで過ぎていく中で

 

ついつい通り過ぎてしまう一瞬の出来事や

 

忘れたくないと思ったはずが

 

次の日には忘れてしまっていることを、書き残しておきたいと思った。

 

 

 

今次男のちっちは2歳。長男のトラは中2。

 

最近よく見返す動画は、少し前の彼らだ。

 

 

生まれたばかりの、小さなちっち。

 

声変わりする前のかわいい声で「ママ〜」と話しかけてくれるトラ。

 

 

 

その動画を見るだけで、自然と涙が溢れてくる。

 

あのとき当たり前だった時間は、少し先の今となっては宝物。

 

なんとかもう一度経験できないかと思う時間。

 

ということは、今日1日の時間も、いつかはそのように思うのだろう。

 

なにも忘れたくないし、こぼしたくない。

 

ということで、この場を借りて連載を始めます。

 

 

 

今日は「自分に言い聞かせていること」について綴ります。

 

 

長男が幼稚園の頃から

 

本格的に会社員として働き始めたこともあって

 

わたしの子育てはいつも

 

「もっと一緒の時間を作ればよかった」

 

という後悔と共にあります。

 

 

 

その気持ちのまま

 

小さかった頃の長男の動画を見るていると

 

この10年間に取り返しのつかないことを

 

してしまったかのような気持ちになるのです。

 

 

 

もう会えない小さくてかわいい長男との時間に

 

仕事をしたり、独立するために副業まで始めたり

 

かけがえのない時間を自分で忙しくしてきた。

 

 

 

やっとフリーランスになってゆとりができた頃

 

長男は中学生になって

 

あの頃のような過ごし方はもうできません。

 

 

 

・・・と、ここで気持ちをストップさせると

 

もうね、マインドが地の底まで落ちていきます(笑)

 

泥のように泣いて、今の暮らしを脅かしかねないくらい。

 

 

 

だから、取り返しのつかないことをした・・・!と

 

後悔するわたしが現れたらすぐに

 

「いやいや、こんなに思い出の動画が残っているんだよ?

 

残していない時間もあるのだから

 

思う存分一緒の時間を過ごせたじゃないの!」

 

 

 

「それにあなた、仕事してなかったどうなってたの?

 

働いた分、トラとちっちが必要なものを用意できたし

 

人間的な成長もあったでしょう。」

 

 

などと、自分に言い聞かせているのです。

 

 

 

 

子育ては、後悔すればどこまででも後悔できるけれど

 

きっといつだってそのときの最善を尽くしてやってきた。

 

それがどんなに未熟で、完璧ではなくても

 

そのときの自分ができることを、一生懸命やってきたんですよね。

 

 

 

 

そう考えると、取り返しのつかない後悔よりも

 

自分の人生に、子育てを体験できる時間や

 

こんなにも大きな愛に触れる時間があって

 

本当に幸せだったと思うのです。

 

 

 

ないと思えば、後悔が生まれ

 

あると思えば、心が満たされる。

 

 

 

大切なことこそ、自分で心を操縦して

 

明るい方向に向かっていけるようにしたいと思ったのでした。

 

育児、まだまだ精進してます。

 

 

 

 

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