使っていないモノを捨てられるのは、お金持ちだから?
やましたひでこさんのウチ、“断捨離”しました!の特別編で…
やましたさんが、弟子であるトレーナーさん宅を訪問する会がありました。
さすが、やましたさんチームだけあって、トレーナーさんの家もとてもすがすがしく快適な空間が広がっていたのですが、お1人、やましたさんの指摘を受けた方がいました。
そのトレーナーさんは、風呂蓋を使わないからとクローゼットにしまってありました。
それを発見したやましたさんは何故捨てないのか尋ねました。
トレーナーさんは、「自分は使わないけど、家を売るときに必要だから。」と。
それに対し、「今度この家を買った人が必要ならその人が買えばいいから捨てなさい。」と言っていました。
家関係の仕事をしているわたしからすると、家って仕事の材料でありいつ賃貸用にするか、いつ売りに出すかわからない。
家を販売在庫と考えたとき、風呂蓋がないのはデメリットになるという視点でわたしも一切使うことのない風呂蓋をクローゼットに立てかけている人でした。
やましたさんの捨てればいい発言に、「いやいや、風呂蓋って買ったら意外と高いんだから、お金持ちのやましたさん以外にそれを捨てろって言うのは酷よ~。」と、トレーナーさんがかわいそうだと思って観ていました。
使っていないモノを捨てないのは、ただの卑しい所有欲だった
1年経過し、先日クローゼットで風呂蓋の位置を変えようと手で掴んだら…
ネチャッ。
ネチャッてしたんです。
風呂蓋のフチのゴムでコーティングされているところが、経年劣化でネチャネチャになっていました。
無水エタノールやアルカリ電解水で清掃を試みましたが、輪ゴムと同じなのかベタベタは取れず。
クローゼットのカーペットがベトベトになるのが嫌で、一旦風呂場に引き上げたものの、風呂釜のフチがベトベトになって跡がつくのももっと嫌。
で、結局ジモティで引き取ってくれる人に差し上げました。
やましたさんのウチ、“断捨離”しました!を観たときに捨てていれば、
- ベトベト風呂蓋に不快感を覚えることも
- 拭き取りに挑戦することも
- カーペットや風呂窯が汚れる心配もなく
- クソ暑い夏に1階と2階を行き来することもなく…
だったのに、使わないモノを10年間もクローゼットにしまっていたおかげで、とんだ労力と時間とお金の無駄遣いをしました。
もし賃貸に出すとしても、売るとしても、風呂蓋がないから取引できないなんてことは過去に一度もないんですよね。
実際に風呂蓋のない物件を貸したり売ったりしているのに、どうして、ないとアカンって思い込むのか。
人間ってほんとうに卑しくって、損したくないと思いすぎる生き物です。
みなさんも、今捨てろって言われると引っかかるモノでも、確実に10年後には9割捨てる羽目になりますから、いずれ捨てるならさっさと捨ておこう思考に移行することを強くお勧めいたします。
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