人間ってしつこいと思いません？
『自分ってかわいそう…』をすごーく長くしますよね。
自己憐憫ごっこしている自分に気づくようになったら、結構自分で自分がバカらしくなって、変わろうとするようになりますよ。
一緒に楽になりましょう！
変わりたいと口では言うけれど、心はそうでないから事態は変わらない
３５歳までフル回転で走ってきたわたしは、３５歳でぷっつり糸が切れました。
もうこれ以上がんばれないと突如思って、ありとあらゆるモノを手放しだしました。
これが本格的ミニマリストになったきっかけです。
５年前は、ありとあらゆる断捨離・捨て活・手放し系の本・ブログ・YouTubeを片っ端から読んで見てどんどん捨てました。
ただ、櫻庭露樹さんがYouTubeで「断捨離ではなく人生変えたいなら、全捨離！」と言っていたのに、「さすがに全部一気に捨てるのは無理よ～。」と実践しませんでした。
結局５年かけて全捨離に近い８割方捨てたのですが、５年前に全捨離の魅力を知りつつ実行しない、これが人間ですよね。
わたしは３５歳までがむしゃらに働いてきた自分が嫌でミニマリストになろうとしているのに、家族のためにがむしゃらに働くかわいそうなわたしを手放すのが嫌で、全捨離して一気に幸せになるのを避けたのです。
わたしに、捨て活のことや美容のこと、からだのこと・お金のことを聞いてくる人はたくさんいますが、実行に移す人は１割もいません。
みんな聞くだけ聞いて「それはわたしにはできない。」と自分は変わらない宣言をするために、人に質問しています。
この状態を続けると、人生大きく好転するとか、一気に風向きが自分にくるってことはありません。
成功する人は、即行動する人
昔から、周りによく相談をされます。
多分、秘密主義で自分の話をしないから、ただ喋りたい人にとってとてもいい話し相手になるのだと思います。
あと、嫌われることを恐れず本当のことを言うので、相談相手にはぴったしなんだと思います。
たくさんの人から相談を受けるからこそ気づいたのが、上記した『聞いてくるけど、実行に移す人は１割もいない。』ってこと。
録音して公開したいくらい、みんな面白いです。
聞かれるから、「こうすればいいんじゃない？」と言うのですが、その時点でそれを実行に移さない言い訳をダラダラーっと喋り始めます。笑
わたしはカウンセラーでもなんでもないので、それ以上は何もしませんが、それが普通の人。
ってことは、人にアドバイスを貰って即実行に移せば、わたしは大成功するんじゃないか？と思って、大好きなお金のことに関しては、アドバイスを貰ったことを３日以内に全部実行するようにしました。
過去の自分のやり方を全捨離して、成功している人のやり方をインストールしているわけですから、見事にお金が回るようになりました。
お金と美容はわたしの得意分野で、成功している人をロールモデルとして即実行。
満足いく結果が出ています。
みなさんも、それぞれ改善したい何かがあると思いますが、その分野の自分のロールモデルと同じことをする、あるいはその人から貰ったアドバイスを実行するだけで、人生は変わります。
簡単でしょ？
真似事なんて、わたしたちはままごとで鍛えられているはずです。
自分を好きになってみよう
自分が不幸でいようとするのは、もう単なるクセだと思います。
それぞれ得手不得手があるので、生活のすべてにおいて変わろうとしないというより、この分野については人の意見を取り入れるのに、この分野に関しては頑として自分を変えないって感じです。
頑として変えない分野が、『自分が不幸でいた方が誰かを責められる、誰かのせいにできる、誰かを憎んでいられる、自分がかわいそうでいられる』これを最大限発揮できるコトガラです。
かわいそうな自分にした誰かを責めて、自分を慰めたいんですね、わたしたちは。
心理学の話になるので、何も悩みがない人にはピンとこないかもしれませんが、少しでも『自分は、人のために自己犠牲を払っている』自覚がある人は、注意した方がいい感情です。
わたなべぽんさんが『自分を好きになりたい。』という、自己肯定感を上げる過程を描いた本があるのですが、マンガだし、タッチがわかりやすいのでお勧めです。
わたしも１日に１回は必ず自分に対して
- 最低だな
- ４０のオバハンにもなってあほみたい
- カッコ悪いな
- すげー頭悪いな
- だんどり悪いな
- 要領悪くない？
- うわー、忘れてた！年だなぁ。もう終わったな
- 毎日LINEして暇人だと思われたかな
こんな言葉を毎日毎日投げかけてしまいます。
クセです、完璧に。
気をつけているわたしでもゼロにできないのだから、無意識に自分を責めている人はもっともっと自己否定が蓄積されます。
捨て続けたら、必ず得る何かがあるから捨てて
そんな心の仕組みを理解したうえで、もし変わりたいなら、もう思い切って手放すしかないのですよ。
残念ながら、これ本当。
わたし、結局捨てたのに５年の月日をじっくりかけて実験していたようなものですが、やはり８割捨てて人生変わりました。
- 心療内科で薬を処方してもらうこともなくなったし、
- 適度にキレることで、大爆弾を人に投げることもなくなった
- 子ども（動物たち）をコントロールしようとしてストレスを溜めることも減った
- 自暴自棄になったってどうせ死ねないから、明日の自分が喜ぶことを優先できるようになった
- 全てを壊してリセットしたい衝動も、抑えられるようになった
これ全部捨てたからです。
モノを捨てたというより、モノに宿りまくっている執着や未練や虚栄心や過去の栄光を１つずつ紐解いて手放していったから。
これしていなかったら、もっともっと息苦しいまま４０歳になっていたと思います。
なので、騙されたと思って、捨てやすいモノからでいいので、毎日捨てて（手放して）みてほしいのです。
何を捨てるのか、自分の弱い感情がこびりついているモノです。（最終的には。最初は単なるガラクタを捨てればいい。）
モノを捨てるのはモノを大事にしないではありません。
モノは自分のウィークポイントの表れでもあるから、自分の弱い所を手放すのです。
- 毎日毎日捨ててると、捨てても惨事が訪れるわけではないこと
- 捨てた方がかえって楽になっていることが多いコト
こんな小さな変化に気づき始めたら、手放すことが快感になります。
人生を変えるとは、多くを捨てることですよ。
セミナー参加するより、宗教法人にすがりつくより効果的です。
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