昨日、記録を習慣化し、異常な整理整頓信仰を手放すと、一気に部屋は様を変え始めるというお話をしました。

 

ミニマリストがこの1週間で捨てた物/すでに感じ始めているジモティの需要と供給バランス①

 

きょうは、その続きのお話です。

 

 

 

収納派は家事が増える

 

当たり前なんですが、この当たり前を問題視していない人が随分多いです。

 

収納や整理整頓に走れば走るほど、家事は増え、部屋でリラックスなんて時間はなく、常に部屋で何かに急き立てられるように

  • 探し物をしている
  • 拭き掃除をしている
  • 雪崩をせき止めている
  • 重複しているモノに責められる
  • 埋蔵品から死蔵品へとごみを製造している

 

そんな状態になります。

 

例えば、杏家のキッチンシンク下の引き出し。

 

母が買ったプラスチックの収納ケースは5つ入っています。

 

そのケースの上にかわいいランチョンマットみたいなのが敷かれてあります。

 

引き出し1つ掃除しようとすると、この5つのプラスチックケースを取り出し、洗ったり拭いたりし、敷かれているランチョンマットの染み抜きなどする。

 

これなかったら掃除機でざっと埃を吸い取って、アルカリ電解水で拭くだけで済みます。

 

      ♡我が家の定番掃除グッズ♡

 

           

 

クローゼットの中で言うと…

 

収納ボックスが置いてあると、たまににゃんこ組にクローゼットに侵入された際につく毛をコロコロしたり、かごタイプだと爪とぎをされるので、中身を全出しすると誰かしらの爪が入っていて、またまた掃除機掛けが必要になる。

 

これ、クローゼットも他の部屋と同じように“床に何も置いていない”状態なら、掃除機をしゅっとかけられて便利。

 

つまり収納に走るとどんどんせねばならぬことが増えるのです。

 

我が家では、収納グッズを揃えるときは、母が引き出しごとにサイズを測って、見事にぴったりサイズの収納ケースが入っているので、中身は減っても収納ケースは放置してきましたが、最近家事を減らしたくて、処分していっています。

 

捨てるモノが見つからない域に到達したと思っていても、収納グッズがあるところにガラクタは100%必ずあるもので、自動的に中身も精査できる毎日を送っています。

 

 

 

捨てたらもう買えないかもという不安が強い人は100均を見学しよう

 

久しぶりに靴を買ったので、伸びる靴ひもを買うため100均に行ってきました。

 

安物買いの銭失いをうたっているわたしですが、

  • 100円だからとよく考えもせず、すぐにごみになるモノを買ったり
  • 本当は不要なのに100円だからと買う
  • いらなくなったら捨てればいいと思って買う
  • 長く使えないことをわかっていながら100円で済ましたいがために買う

こんな人は100均へ行くのをやめた方がいいでしょう。

 

  • ただ、エルメスのバーキンを買うときと同じテンションで、(買い物で出るアドレナリンに触発されて買わない)
  • 真剣に(支払いの見通しを立てて)
  • 先のコトを考えて(毎日使えるシーンがあるか/1年のうち何日使う日があるかを計算して)
  • 諦めで買っていないか(本当は高い方が気に入っているのに、安いからという理由で“本当に好きだけに囲まれる暮らし”を放棄していないか)

考え、全てクリアしたら、わたしも100均のモノを超愛用しています。

 

最近で言うと、2016年に100均で買った水切りマットは今でも毎日愛用しています。

 

動物愛護の観点からずっと探していたガラスストローも、100均のモノを利用していて、マイ箸のようにマイストローを持ち歩いています。

 

バラエティに富んだ100均は、適度に利用している私ですが、必要なモノ以外買わない自信があるわたしは、100均へ行ったらじっくり店内を1周してどんなモノが売られているか見て帰ってきます。

 

何故なら、もし家のモノを捨てても『なんでも100円で買える』という真実を実感できるから。

 

収納グッズを捨てようかなと思っても、買ったときの値段をいちいち全部覚えていない(というより、買っているのはわたしではなく散財する家族だから知らない)ために、「もし必要になったら、1000円くらい使うことになるかな?」という邪悪な未練が横切るからです。

 

冷静になって考えれば、毎日5個ずつ捨てている我が家で、これから先これ以上の収納グッズが必要になるなんてこと、あるはずもないのに、人間とは卑しい生き物です。

 

みなさんも、金銭的な不安があって捨てられないと思っているなら、なんでも簡単に手に入る事実を見に100均へ行ってきてください。

 

わたしは、有料で出品している何かを、100均から帰ってきたら全部無料にして一掃します。

 

 

 

狭いクローゼットや暗い押し入れで判断しない

 

今回もご多分に漏れず、収納ケース2つとカラーボックス。

 

人にあげました。 

 

 

 

 

このカラーボックス、尋常でないくらい軽くてとってもお気に入りだったのです。

 

ハンドバッグより軽いくらい。

 

この軽さは、おひとりさまの老人向きだと思って大事に取ってあったのですが、入れるモノがないのだからもう誰かに使ってもらおうと思いきりました。

 

(わたしの母のことなので、茶色あと2つ、ベージュあと1つあるし^^;)

 

大事に大事に使ってきたつもりでしたが、太陽の下で見ると結構傷んでいました。

 

 

みなさんの部屋の片づけをお手伝いすると、結構劣化した洋服をまだ使うと言い張る人が多いです。

 

そんなときは、天気のいい日に太陽がさんさんと差し込む部屋に持って行き、もう一度判断してもらいます。

 

太陽は真実をありありと映し出してくれるので、結構な虫食いや汗染みを見て手放す人が多いです。

 

狭苦しいクローゼットの中や、薄暗い押し入れ前で判断すると、なんでも置いておきたくなりますが、太陽のエネルギーの下でモノを見るとちゃんとガラクタと判断できます。

 

自然の力も借りて手放してみてください。

 

 

最後になりましたが、長年モノを売り続けているわたしは、肌感覚でヤフオクの衰退やメルカリの台頭、それに対してのヤフオクの巻き返しなど、20年間感じてきました。

 

ジモティ。

 

昔みたいに、出した瞬間になんでも引き取ってもらえなくなってきている気がします。

 

“無料で簡単になんでも貰える”が当たり前になってきている?

 

需要と供給のバランスが、不要なモノに囲まれている人が多く悪くなっている?

 

手放すにもタイミングがあります。

 

あなたのモノがただのごみになる前に、何とかしてください。

 

 

 

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