比べる無意味さを知る
保存義務がない光熱費の領収書、1~2年分は取ってありました。
去年、電気代とガス代が値上がりしたときに、昔の料金と比べて「こんなに値上がりしたんだ!」と節約を心がけたりしていました。
が!
高いものは、高くて。
昔と比べたからと言って、今の光熱費が下がるわけではないし。
比べれば比べるほど、今の不満や不便が際立つわけで、そういうのもういらないやと捨てました。
この比べない力を手にすると、いろんな苦痛から解放されます。
わたしは顔に自信がなく、ここがもうちょっとこうだったらは山ほどあります。
けれど、たとえわたしの輪郭で橋本環奈ちゃんの目だけもらっても違和感あるわけで、たとえわたしの平坦な顔にアンデス山脈のような立派な鼻をつけてもアンバランスなわけで…。
人と比べも全く無意味なんですよね。
それならば、1週間前の自分よりきょうの自分の方が口角が上がっていることや1年前の自分よりきょうの自分の方が生きやすくなったことなどを比べた方がいいです。
過去の自分と今の自分と未来の自分を比べて、前向きになれることをした方がいい。
比べていいのは、自分が成長できるパターンだけ。
それ以外は、尊敬はしても比べて落ち込む必要もないし。
そもそも他人に合っている何かは絶対に自分には合わない。
そう決めてしまった方がいいでしょう。
体格も骨格も食べてるモノも内臓のサイズもバックグランドも何もかも人は違うから、比べて成長することはなにもありません。
損を回避するために損をする暮らし
- いつか使うかもと持ち続けることは、今の空間を損なっている
- 得をしようとポイ活で買い物しまくるのは、結局もらえるポイント以上にお金を散財している
- 過去に執着することで、未来の可能性を積んでしまっている
- サンクコスト回収しようと躍起になって、時代遅れのファッションやメイクをして、きょうが一番若い自分が損してしまっている
そもそも、人生は、損と得は同じ頻度で訪れるようにできていると思います。
これも人と比べてではなくて自分の人生の中の損得の話です。
- 裕福に育ててもらったと思ったら、親の借金を返す羽目になった
- 逆で親がお金持っていなくて辛い思いをした分、計画性ができて人生後半で楽になった
- 人からお金をもらったと思ったら、どこかで取られることになった
- 相続で勝ち取った遺産、旦那がオンナ作って使ってしまった
家に関する仕事をしていると、必要以上によそ様の家庭事情を知ることになります。
しかし、一生ラッキーしている人って本当に今まで1人も出会ったことありません。
なので、損をしないことに躍起にならないでください。
あなたが誰かに何かを譲ったら、(寄付でもいいし、安価でメルカリで売ってもいい、お裾分けでもいい)必ずいつかあなたが何か必要なときに誰かが手を差し伸べてくれるようになります。
注意することはお金の受け渡しだけは安易にしないこと。(寄付は別として。)
お金は、よほど毎日お金のことを考えて生きているような人でない限り、簡単に悪い方向へ導かれます。
お金ほど、良いようにも悪いようにもなるモノはないからです。
それだけ気をつけて、あとは多少損しても「未来の損を今回収してくれてさんきゅー♡」くらいに思っておくといいです。
昨日の自分と比べてきょうの方が逞しい自分になった方は是非ポチッとお願いします♡