冬物のROPEのタートルが、最近の冬のお気に入りです。
胸元に子どもの爪が引っかかり小さな穴が空きましたが、自分で補修してまで着ています。
自分の劣化基準
洋服の劣化基準ってほんっとに人それぞれですよね。
近所のおしゃれマダムはいつもキレイに着飾っているのですが、先日、断ち名橋をしているとピンクの千鳥格子のワンピースの足元にシミが。
マキシマリストのおしゃれな友人も、洋服をまさに１０００枚以上持っていてそれを全部とっかえひっかえ着ているのですが、いつもシミやほつれがある。
嫌いなご近所さんは、我が家の仏壇にお参りにくるときに襟ぐりがぐでんぐでんに伸びきったTシャツでやってきて、逆にお礼で５０００円払って帰ってもらった。（お参りしてやったと思われるのが癪で…。）
わたしの劣化基準は、シミやあり得ない毛玉やほつれ・ヨレです。
みなさんはどうですか？
何度もここに書きますが、裁判した相手が証言台に立ったときに、１枚しかない一張羅、ポールスミスの古いジャケットの裾から１０ｃｍほどほつれ糸が出ていて…
その姿を見たときに、絶対この裁判わたしが勝つなと思ったほど、わたしにとっては、シミと毛玉とほつれ・ヨレは人をくすんで見させます。
昔、貧乏出身の芸人の方が、おばあちゃんが擦り切れたシャツを愛用しているという話を聞いたことがあります。
もう生地が湯葉のように薄くなっているのに、着続けていて、警察にもう乳首も見えて公然わいせつ罪に当たると注意を受けたという話を聞いたときは、大爆笑しましたが、この自分の劣化具合って人それぞれです。
人それぞれでいいのですが、自分の基準がないと洋服は増える一方になります。
基準がない、またはあやふやだと思う人は、嫌いな拒絶反応を引き起こすモノやコトガラを考えると設定しやすいです。
楽しいや好きという感情より、辛いや嫌いという感情の方が人に強く影響や記憶を与えますから、嫌いなロールモデルを持って、その人みたいになりたくない！という思いから、自分のルールを作るのも手なんです。
モノを持ち続ける何かしらの基準を持つ
- 洋服を１枚買ったら１枚捨てて、現状枚数を維持する
- 洋服を１枚買ったら２枚か３枚捨てて、減らしていく
- 洋服は今あるモノを使い切るまで買わない
- 穴が開いたら捨てる
- 毛玉取りをしても取り切れなくなったら捨てる
- どう頑張ってコーディネートしても、ウインドーに映った自分が非常にイモ臭く見えたら捨てる
- 靴、かかとやつま先に３つ以上傷や擦れができたら捨てる
- シミ取りしても取れないシミができたら捨てる
なんでもいいので自分の基準を持つといいです。
基準がないと、いざクローゼットの整理をしようと思っても何を基準に判断したらいいかわからず、脳が疲れるばかりだからです。
疲れることは人間、よほどの強い精神力がない限り続きません。
数日ずつ同じ洋服を着る暮らしのメリット
自分の洋服をそんな１枚１枚チェックできないと思われるなら、数日ずつの制服化をすればいいです。
徹底的にモノを減らしたミニマリストさんのインスタとか見ていると、この夏このワンピ１枚！とか紹介されています。
それができれば一番いいのですが、わたしはどうも飽きる。
毎日ずっと同じ洋服は飽きるし、ちょっと変わり映えが欲しくなるので、３日～１週間ずつ買えます。
３日～１週間は毎日同じ洋服を自分の制服として着ますが、１週間ごとに制服を変える感じです。
毎日着ると、自然と自分の洋服の細かいことまで目がいくからです。
１日目は着心地ばかりに気が行く
２日目は裏地やタグが肌に当たる感じが気になる
３日目はお尻あたりの生地だけが劣化しているのが気になる
４日目はポケット内や裾からのほつれ糸が気になる
５日目は洗濯時に取れないシミに気づいていく
６日目はもうこの洋服１０年選手だなとか使い切っている事実に気づく
７日目は飽きてきて、手放すことになったりする
こんな具合に毎日同じ洋服を着ていると、自分の洋服をよ～く知ることができます。
何事も知らないとどうしようにもありませんから、洋服を減らしたいと思っているならまずは片っ端から徹底的に調査すべく着倒すことです。
１年を通しても全部の洋服に袖が通せないようなら、持ち過ぎです。
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