数か月前から調子が悪かったDVDレコーダーがとうとう
寿命を迎えました。
もう何年も前からDVDの再生機能はダメになっていて
ハードディスクだけを使用していましたが
このハードディスクがついにダメに…。
録画したものを観ていると「異常が検出されました。」と表示されたり
昔のレコードのように途切れ途切れで再生されたり…。
DVDに吸出ししたい録画番組は全部吸い出していたので
心置きなく
デッキ・コンセント・リモコン全て撤去しました。
たった一つの家電がなくなっただけで
これだけスッキリするものかと
感激しています。
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家電との付き合い方を考える
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先日、ミニマル思考の友人が
「もうこれ以上家電は増やすつもりないの。」と話しているのを聞き
家電との付き合い方って確かに考えないといけないなと思いました。
勝間和代さんは
家事を楽にするためには優秀な家電に投資すべきだと書いてあります。
またミニマリストしぶさんも
優秀な家電には惜しみなく投資される方です。
確かに
仕事もして家事もして子育てもして介護もしてという方には
お掃除ロボットや乾燥機付きの洗濯機は必需品でしょう。
でもやみくもに家電を増やしても、
床面積が無い家にはお掃除ロボットは活躍しませんし
洗濯物の量も多すぎると
乾いた洋服類を片づける手間もあります。
またそれぞれの家電には手入れやメンテナンスが必要です。
何をするにしてもやはり分量を減らすのが一番早いと言えます。
“物は使ってこそ”なので
毎日料理をされるのが趣味でしたら調理家電はあってもいいでしょう。
毎日仕事で家を空けている間にお掃除ロボットを使うならあってもいいでしょう。
毎日DVDを観るのが仕事に必要ならあってもいいでしょう。
でも、あるがために
本当は不要なのに『使わないと損』と考えてしている行動はないか考えてみるべきです。
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テレビを観ないだけで時間が余る
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わたしは家に物が少ないし料理をしないので家事に追われることがありません。
家族と動物が残した痕跡（いわゆる汚れと散らかし）消しに
追われるのがせいぜいです。
趣味といえば本を読むかドラマを観るくらいなので
DVDレコーダーがあると
全番組録画して観てしまっていました。
ここ数か月、ハードディスクの調子が悪くなりTVを観る習慣がなくなっていましたが
たったこれだけで
寝る時間が３時間も前倒しできるようになりました。
元々、夜型人間なので早く寝たいというわけでもないのですが
TVを観ているとどうしても一か所にとどまる時間が増えるので
ビールを飲みすぎてしまって
翌朝ちょっと二日酔い…のようなことが多かったです。
今は同じ夜更かしをしてもTVの前にいる必要がないので
断捨離をしたり
拭き掃除をしたり
写真整理をしたりと
とても有意義な夜を過ごせています。
みのもんたさんも引退を表明された際
「今のテレビは、奇声、歓声、罵声、ざわめきだけで、
何を言っているのかさっぱり分からなくなるんです。」と
おっしゃっていました。
自分の智とならない番組を観続ける必要性はありませんよね。
観たいドラマはティーバーを利用したり
映画好きならアマゾンプライムや自分で選んで観ることができる時代です。
TVやスマホに時間やエネルギーを奪われていてはいけません。
先述した友人はTVごとありません。羨ましい。
そしてこの友人にTVをダラダラ観ることの愚かさを教えてもらっていたのに
レコーダーがあるうちは“TVを観る時間”を手放せなかった。
人間は弱い生き物ですね…。とほほ。
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ロマ人の自由な民族性に憧れる
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ロマ人とは、
国を持たずに主にヨーロッパで移動型の生活をしている集団のことです。
彼らにとって仕事とは自己達成のためでなく生きるための手段、
お金も名誉も権力も所有することを好みません。
所有することはそれらに拘束されることを意味するからです。
存在していればそれでよく、所有する必要はない。
昔のロマ人は、
人が亡くなると馬車ごと私物を燃やしていたそうなので
物への執着の無さがわかります。
愛しい者を失った時は、何一つその者に変わるものはないからです。
極端な例ですが
物に執着しても自分の人生が開かれることは絶対にありえないことは
わたしでもわかります。
遺品整理で苦労されている方は
是非、ロマ哲学を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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きょう捨てた物
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サンダル
本
ドライヤー