やっちまいました。
また飲食店で、店名入りのボールペンを頂いてしまいました。
初めて行ったところでしかも人の紹介で行ったため
「ミニマリストなのでいりません。」と言えず…。
帰り道「とほほ…。」と言いながら帰ってきました。
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贈り物文化の日本では放置するとどんどん貰う
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そもそもお中元やお歳暮
お見舞い・出産祝い・手土産・お香典・香典返しなど
贈り物文化が根強い日本では
放っておくとどんどん貰い物が増えてしまいます。
わたしも、今週だけでこの飲食店名入りボールペンと
犬型のプリザーブドフラワーを貰ってしまいました。
こちらは送ってこられたので断りようがなく…。
「プリザーブド」とは英語のpreservedのことで、「保存された」という意味があります。
生花の一番美しい時期に色素を抜き取り特殊な加工を施したプリザーブドフラワーは、
枯れることがなく水やりの必要もないことが大きな特徴で
日本の気候からすると保存期間は5年!だそうです!!
貰ったあと5年も生きているなんて
貰い手としては責務が大きすぎてげんなりです。
そもそも
わたしは風水的思考が強いため
プリザーブドフラワーは“死んだ花”という捉え方をしているので
家に置くのが嫌なのです。
すぐに捨てるのは申し訳ないので会社の玄関に飾ってありますが
よくよく考えると
風水的には“玄関に犬の置物を置くとトラブルが増える“ので
気分が落ち込みます。
1週間くらい経ったら処分させていただこうかなと思っています。
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思考の変え方
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『貰いものを中々捨てられない。』
捨てられても罪悪感が残るわたしのようなタイプの人は
以下のように考えてみてください。
贈り物は気持ちの交換
送り手が気持ちを込めてくれた物を受け取った時点で
この気持ちの交換は済んでいる。
物のためにも活用方法を考えた方が良い
家でガラクタになるくらいなら
自分がそれが不要で使わないなら
誰か使って貰える人に差し上げたり
まだ使える物なら貰い手を探してもいい。
すぐに処分できないなら期限を決めて堪能する
わたしに季節のカードを毎回送ってくれる人がいるのですが
これも1週間神棚に飾って神様に季節を味わってもらってから
資源ごみに出すと決めています。
貰い手に感謝の気持ちを伝えてこの交換ごとを終了させる
必ず貰ったら消耗品をプレゼントするか
お礼状を書いています。
物なら洗剤とかティッシュとかすぐになくなる物だけにしています。
自分がされて嫌なことを相手にしたくないので。
所有権はもう自分にある
貰った以上、所有権は自分にあります。
ショップで買った洋服をショップの人の目を気にして
着たり持ち続けたりしませんよね。
自分の判断で手放すことを考えても問題はありません。
想い出が消えそうな気がするなら写真に収める
写真に撮って“想い出ファイル”に入れて
定期的にファイルの中も整理する。
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ミニマリストということを公言していく
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近しい友人や知人にはミニマリストを目指していることを
公言しておいた方がいいでしょう。
仲がいい人は理解してくれます。
杏も今日のように突然初対面の人に差し出された物は断れませんが
何度かお会いしているような仲の人にははっきりと伝えています。
保険の切り替えで最近よく会う保険外交員の人には
3回目にお会いした時にも
「粗品何だったらもらってもらえますか?」と尋ねられたので
「その質問自体がストレスになるので、何もいらないです。」と伝えました。
最初は勇気がいりますが
言い方や言った後の会話でフォローすれば
「あぁ、そんな人なんだな。」とわかってもらえます。
ただ物を捨てたいだけでなく
環境保全のことを考えていることなどを伝えられたらいいんでしょうが
最初から全部わかってもらうのは無理ですから
焦らずボチボチ理解してもらって
この考えが広がればいいなとは思っています。
しかし、他人のことはコントロールできないので
そこにはあまり力を入れる必要はまだないかなと思っています。
そして最後になりましたが
自分がいらないからと言って
家族に「使う?」と聞くのは厳禁です。
自分の家の外で使って貰える人を探さないと
家にから一生物が減りません。
(実体験済み。
家族に聞くと「全部いる。」と答える。)