中学3年生になり、将来の進路について考えはじめるように指導がありました。
理系・文系に分かれるのは高校2年生なのですが、中高一貫校の中だるみ指導も兼ねているのでしょう。
最近、有力大学の自然科学系学部に「女子枠」が設置されるようになり、女子高校生の理系進学が促される方向にあります。日本はOECD諸国の中でも女性の自然科学系学部への進学者割合が低いため、今後ますます国としても女子の理系進学を後押しするものと推測されます。
やや古い研究ですが、男子は理系の成績に関係なく、本人が理系に進みたければ理系を選択する。
女子は理系の成績がよいだけでなく、総合成績もよくないと理系を選択しない傾向があったそうです。
進路希望は社会的に作られるものであるため、近年の傾向はよりよい方向に向かっていると思います。
よもぎだんごは典型的な文系だったため、特に理系に力を入れているわけではない私立中学を選ぶことに何の躊躇もありませんでした。
しかしそうこうしているうちに、時代は理系に…気のせいか、学校も理系を増やそうとしているような…
また総合型選抜の増加も著しい中で、特に目立った特技があるわけでもないよもぎだんごは、一般受験のレッドオーシャンに飛び込むことになるのでしょうか。
中高一貫校のメリットの一つは、高校受験がないため、じっくり考えることができる時間があることです。
人生100年時代では18歳の時の選択が人生に決定的な影響を及ぼすわけではないかもしれませんが、人生の3分の1くらいのおおむねの方向性が決まるような気もします。
よもぎだんごには、自分自身で人生を選び取って行ってもらいたいです。