よもぎだんごは最後まで何とか走り切りましたが、6年生になってから、何度も中学受験をやめる危機がありました。
さすがに100日きった段階で、「もうやめるから日能研に電話して」と怒鳴られ電話した時には、校舎長に絶句されましたが…明確な理由もなく、母も訳が分からなかったです。
内申点が取れないから中学受験をしているのに、いったいどうしたらよいのかと焦る日々でした。
よもぎだんごの場合、日能研を辞める≒中学受験を辞めるということだったので、例えば個別指導に変えて受験ということでもなかったです。
とはいえ、途中で辞めていった人々もいます。よもぎだんごはずっと小規模校の一番上のクラスだったので知っているのは限られた範囲ですが、振り返ってみます。
4年生でやめた人々
一番上のクラスからサピックスへ、あるいは一番下のクラスで思ったようにはいかないので受験を辞める、など分かりやすい理由でした。4年生の転塾や受験をやめるという選択は親にも子供にも影響がないようなので、迷っているのであれば変えてみたり辞めるのは大いにありだと思います。
ちなみにサピックスに転塾していった子はスカラで日能研とサピックスを掛け持ちしていたのですが、きっと難関校に合格したんでしょうね。
5年生でやめた人々
ちょうどコロナだったので、コロナが終わったらいなくなっている(多分転塾)人がちょっといました。日能研はオンライン授業への対応が遅かったですし。
一番上のクラスから、5年生が終わるタイミングでいなくなった(多分転塾)人がいましたが、起死回生を狙ったのかなと思います(よもぎだんごとクラスの末席を争っていたようなので推測)。
6年生夏前にやめた人
小学校の同級生(塾でも同じクラス)との人間関係のトラブルで辞めた人がいました。その人はスパッと私立中学受験を辞めてしまったらしいです。
他方でトラブルの相手はそのまま残り、本人の持ち偏差値からすると大金星を挙げてきました。
何だかな~ と思いましたが、メンタルの強さが受験にプラスになったのか?
6年生秋にやめた人
後期になり、テストの点数が張り出されるようになりました。
Mクラス向けの算数のテストの難易度が男子難関校向けに急にあがり、算数が苦手なよもぎだんごも全く点数を取れませんでした。そこで一桁の点数をとってしまった人はそのテスト以降来なくなり、冬期講習前に日能研を辞めたそうです。
Rクラス向けテストであれば問題なく点数をとることができたと思いますが、今更クラスを下げて日能研に残るという選択肢は取りづらく、辞めたのだと思います。うちも同じ選択をしたかもしれません…胸が痛くなりました。
その後は分かりませんが、中学受験後に元気に遊んでいるのを目撃されたようなので、親が思うほど子供は気にしていないのかもしれません。
渦中にいる時には中学受験を辞めるなんてありえないと思いましたが、終わってみると異様な熱気の中にいたんだなと思います。
親としては楽しい学校生活を送って欲しいと願うばかりです。