多趣味だからこそできることを今回はやってみます。
先月水転写デカールという、プラモデルでよく使われているデカールを、布に貼り付けることは出来るか試しました結果、それほど問題なく貼り付くことが分かりました。
ということはパンツやTシャツにプリントしたものが作れるのでは?
早速試してみましょう。
まずは白いパンツを用意しましたが、その前に試したいことがあります。
それは、プラモデルカラーで布を染めることは可能なのか?
プラモデルカラーを使ったことがる人ならわかると思いますが、色は簡単に着いて洗っても落ちないということ、誤って服などに色が付くことはあっても、それで布を染めようなんて普通はしないから染めるとどうなるの?
染めたらこうなる!
染め方
使用した塗料はMrカラー(ラッカー塗料)ピンクを溶剤で通常より薄める。
薄めた塗料を布にしみ込ませる。(筆を使ってしみ込ませたり、漬け込んだりする。)
よく乾かす。
履いてみた。
布はカチカチにはならない、色移りの可能性はあるかもしれませんが、今のところは大丈夫、匂いも大丈夫そう。
では本命のプリントパンツを作ります。
まずはデカールが必要、ハセガワのメカトロの東雲研究所(日常)の余ったデカールを使います。
はかせが好きなサメ、これを水に浸ける。
既定の時間水に浸け剥がれるようになったら、デカールの裏側に布用の接着剤を塗ります。
デカールをパンツに貼って、乾いたら完成。
これはマジですごい、デカールと接着剤が有れば誰でも簡単に作れる。
デカールはプラモデル付属のを使用していますので、手持ちの物はそれほど使えるのはありませんが、別売りのも沢山ありますし、インクジェットプリンターで、オリジナルのが簡単に作れるデカールも売られていますので、好きなのが作れる。
このデカールは一般的な厚みをしていますが、フジミの痛車用デカールは、厚みがこれよりあり、プラモデルに貼るのが大変、布にも貼り付けれるのでしょうか?
ドールやぬいぐるみや手芸が趣味の人ではまず思いつかいないようなことですが、昔からのプラモデル製作がこんなところに生かせるとは?
それと布を染めましたが、それは単色でしたので、複数の色を使い柄が入った布は可能なのか試してみたい、縞、ドット、チェックその他出来るのでは?
では早速試してみましょう。
まずは普通に塗装、右の濃いピンクがMrカラーをそのまま筆塗り、左の薄いピンクが溶剤で薄めた物、薄めた方は滲んでいますし、濃い方は布がゴワゴワします。
裏側濃い方は裏にはしみませんが、薄い方はしみてしまう。
ではやり方を変えましょう。
マスキングテープを縦に貼り付けます。マスキングテープを良く押さえる。
薄めたピンクを塗装。
乾いた後マスキングを剥がしましたが、綺麗な模様は出ませんでした。
今度はマスキングはしますが
その上に糊を塗ります。
マスキングを剥がします。
そしたら薄めたピンクを塗装します。
糊をよく落とします。
思った感じにはなりません。
今度は糊を良く塗り、色を少し濃い目にしましたが、変わりません・・・
裏側
ダメー!
この方法では模様は難しいようです。