大きな会社でも、
私たちのような個人起業家でも
「ブランディング」でやることは
基本同じです。
企業がどんなふうにするかがわかれば
個人起業家にもヒントがもらえますよ！
ブランディングとは
「ユーザーに与える共通イメージの確立」
なんて言われます。
大企業のブランディングって？？
私は前職カネボウ化粧品会社で
ブランディングをしていました。
カネボウをどうやってお客様に伝えるか
ブランドの再構築「リブランディング」を
したことがあります。
何千万というお金をかけて
電通や博報堂に依頼していたんです。
どんなことから
始めたと思いますか？
それは、
そのブランドが誕生したから現在にいたるまでのことを
すべて洗いざらいに出すことなんです。
カネボウの歴史
カネボウはもともと
鐘ヶ淵（かねがふち）紡績という
紡績屋さんだったんです
シルクをつくる紡績会社だったのが
どうやって化粧品会社になったのか？
シルクの工場は、
お蚕さんからシルクをつむぐ時、
お湯で繭をふやかして糸をとるんですよね
女工さんたちが糸をつむいでいくんですが
そこで社長さんが工場を見学したときに
こんなに過酷な工場なのに
「なぜか工場の女性の
手だけは美しかった」
と驚いたんです！
そこからなにかシルクに秘密があるのではないかと
研究したのがカネボウ化粧品の始まりなんです
シルクが美肌に関係あるということが分かったので、
「シルク」というキーワードを使うという
方向で決定しました。
へええーーーーーーって
おもいました？？
SKIIの歴史
美容成分「ピテラ」を完成させた
SKIIにもストーリーがあります。
酒造りの現場は、
麹をまぜたり過酷な労働環境なんですが
そこで働く女性（杜氏）の
手だけは美しかった
そこから天然の酵母から生みだされる
「ピテラ」がSKIIの独自の成分として
生み出されたんですね
どのブランドも
どうやって生まれてきたのか？
そこを掘り下げることで
ブランドの付加価値を高めてきたんですよね
「大企業でやっていることを個人でもやる」
だから自分を掘り下げるって
すごく大事なことなんです。
あなたの歴史
自分が生まれて、
どうやって育って、
どんな軌跡を踏んでここまできたのか？
みんな興味があるし
そこに魅力を感じるし
歴史があると重みを感じますよね
美容の道30年とか数字だけでも
権威性が出ますよね？
大企業は、大人数やチームで
会社の歴史を掘り下げる作業をするんです。
いろんな部署が関わり、
「どうやって伝えるか」はずっと後の話で
最初の土台をいかに
きちんと作るかが大事
ということです
ブランドの土台を作る
SKの「杜氏の女性のビジュアル」なんかは、
プロセスの最後の最後に出てくるものなんです。
「自分ブランディング」というと
カタチから入る方も多いんです。
私たちでいうと
✅プロフィール写真を撮る
✅ブログのトップページのバナーをつくる
など
これをやって
終わってしまっている人も多いんです。
一番わかりやすいからね
その前の自分のブランドとなる
根本の柱をきちんとしておくと
あとがラクだし、ゆるがないものになっていきます
どんなに大きい会社でも
「リブランディング」を
繰り返しやっていきます。
スポットの当て方で売れたり、売れなかったり
するので奥が深いんですよねー！
ブランディングって！
私はこのブランディングを
個人のお客様にやっていきたいと思います。
ブランディングとは、
高級ブランドみたいに「盛る」仕事と
思われがちです。
でもそうではなくて
ありのままのあなたの「コア」の部分を
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