こんにちは!スイス在住のゆりです。

 

前回までのお話はこちら

 

 

 

 

やっとやっと、念願の海外就職を実現させた私えーん

それまでは簡単な翻訳業務や、

SNSコンテンツ代行などで

日本でのおこづかい稼ぎはできていましたが

現地で働く、ということがなかなかできなかった私が

やっと職を手に入れました笑い泣き

な、長かった・・・。

 

44歳で初めてのアパレル販売。

そしてメンズウェア。

 

初のパンツの裾直し。

シャツの襟の形の違い。

メンズの靴の紹介。

ネクタイの締め方。

 

どれもこれも、

私の生活になかったことばかりで

とても新鮮でした。

 

言葉の障害はありましたが

お客様はとにかくジェントルマンばかりで

日本好きの方も大変多く、

日本に旅行に行ったときの話で盛り上がったりすることもしばしば。

 

そこで思ったのです。

「置かれた場所でも咲くことができる」と。

自分ができることを。

自分のやってきたことを。

 

自信をもって堂々と

お客様に接すれば

それを求めているお客様が

いるのです!?

 

もちろん、トラブルもありました。

わたしのたどたどしいドイツ語接客で

「なぜここはスイスなのにドイツ語がしゃべれない君のサービスを

受けなくてはいけないんだ?!」と

面とむかって怒られたこともあります。

 

ショックでした。

私が10代だったら泣いてます。

(すみませんが今は40代、強くなった!)

でも移民が多いスイスにはよくあること。

 

数日してまたそのお客様がやってきました。

最初はビクビクして隠れていたのですが、

途中でまたとないチャンス、と思いなおし、

声をかけました。

 

「コーヒー、飲みませんか?」

たどたどしいドイツ語でウシシ

そうすると思ってもみない笑顔で

「じゃあいただこうかな」と返事が音譜

 

コーヒーをきっかけに

たわいもない天気の話をして

コーヒーありがおうといって

去っていきました。

 

わたしは人がすきラブラブ

そう思った瞬間でした。

人との交流が、すきなんだなあと

自分で自覚した出来事でした。

 

こうしてアラフォーにして初体験の接客業は

成功と失敗を重ねていき

楽しく仕事をする場になっていきました。

 

そんな矢先のコロナによる2020年3月のロックダウン。

閉店を余儀なくされ、

自宅待機することが多くなりました。

 

数カ月後

感染者数が落ち着いて再開するも

またもやロックダウン。

その繰り返し。

 

そんな中、ネットショップのある、

同じ店のロンドン支店が売上バク伸びしていることを

目の当たりにします。

週末3日間だけで150万円の売上。

時には500万を超えることも。

 

実際の店舗がなくても

ネットでここまでの売上をあげられる現象を

目の当たりにして

そんな世界があるんだ!?と気づくんです。

 

いつかは私もアパレルの店舗を

持ちたいなラブラブなどと思っていたから

なおさら気になって仕方がない

インターネット社会。

 

私はマーケティングとPRを強化したいのに

セールスを強化したいという会社の言い分に

すこしづつ齟齬がでてくるのです。

 

会社としては閉店して売上が落ちている分、

営業に徹して欲しいというのは

まったく当然のことなんですけどねあせる

 

ただ私がやりたいことは

売れる仕組みをつくること。

でした。

 

一方で自分が頑張るほどに

店舗の売上が伸びて

他の社員のインセンティブが増えるのに

私の給料が変わらないことにも疑問がふつふつ。。。

 

他にだれも雇ってくれる会社がいないなら

自分で自分を雇ってやろう!

そう思いはじめたときに、

出会った人がいるんですドキドキ

 

 

続きはまたあした。ちゅーす!!