長女は幼稚園時代、お友達ともめたことがありません。
そもそも自分の事で精一杯で、
他人を気にするところまで達していなかったのでしょう。
それは、学校入学してからも変わらず、
日々過ごすことで一杯でした。
しかし、入学すると、周りの子は割と活発で・・・。
「ターゲット」にされたりという事はないけれど
席が近い男の子に、よくちょっかいを出されていました。
長女は家ではよく泣きますが、集団生活においては
絶対に泣きません。
どんなことをされても、頑張って耐えていました。
「しないで」、「やめて」と言っても効果なくエスカレートする男子。
私は毎日しつこいくらい、学校の様子を聞いてとにかく
状況を把握していました。
先生にいう事は簡単ですが、長女が望んでいなかったからです。
そして、ある時「お母さん、先生にお手紙書いて」と言いました。
耐えられなくなったのでしょうね。
すぐ、状況を伝えるお手紙を書きました。
それからすぐに先生が対処してくださり、安心して
学校へ行けるようになりました。
2年生。
やはり、席が近くなった男子に意地悪をされ始めます。
今度は叩かれたり、蹴られたり。
親としては本当に腹立たしく、すぐにでもげんこつの一つも
してやりたい気持ちで一杯でした。
これは、通学路でもされていて、最終的に「転ばされて
立ち上がろうとした所を蹴られる」というとんでもないことになった
ので、長女に了解を経て学校へ連絡しました。
この時も長女は泣きませんでした。
そして3年生。
後期から隣になった男の子。
度々蹴られ、青あざ作っていたのですが、先週着替えるときに
「邪魔」といわれ、肘で脇腹を叩かれたとの事。
「お母さん・・・さすがに痛くて我慢できなくて
泣いちゃったよ~」という長女。
学校にて、初泣き・・・。
もうね。本当にどうなってるの!!!!
3年生の10月にもなって、手を出すかーーーー!!
はらわたが煮えくり返る程腹が立ちました。
何回も深呼吸し、落ち着いて連絡しました。
こんちくしょーーーーー!!
長女が泣かないから、面白くないのか。
やってもいいと思っているのか。
学校って、幼稚園時代と違って、まず親が分かりません。
連絡先も分からないし、きっと都合が悪いことは
子どもも言わないだろうし。
謝ってほしいのではなく、「しないでほしい」のです。
せっかく自信をもって、学校生活が送れるようになっている長女。
成長するためのケンカ、トラブルは最低限あって然り。
話して、解決していく過程は大事なことです。
でも、けがをさせるような状況は別です。
幸い嫌がることなく、今日も元気に登校しました。
1,2年生の頃は、ストレスで円形脱毛が見られました。
今回は今のところ大丈夫そうですが。
こんな状況の学校生活。
とても「てんかん」の事は言えません。
もちろん学校には伝えているし、現在発作もないので
伝える必要もないのですが。
長女には「自分が言おうと思ったら、言ったらいいし、
言わなくていいと思ったら言わなくていいと思う」と
伝えています。
長女なりに考え、「本当に私の事を心配してくれている子は
病気の事とか、病院の事とか聞いてこない。
聞いてくる子は、知りたがりばっかりだから、言わない!」と
決めている様です。
きっと、これからもっと人間関係は難しくなっていくでしょう。
相手が女子になったら・・・と思うとまた違った怖さがあります。
長女には、とにかく「あなたにはお父さんお母さんがついてる」という事。
そして、「どんな時でも道はたくさんあるんだから、一人で悩まない」という事を
伝えています。
そして私は、悩みをちゃんと打ち明けられるような
安心できる家庭を頑張って
作っていかなくちゃ!と思うのです。