(長女について7の続きです)
1月10日に医療センターに予約を入れて、少し安心した私。
1月7日に帰省先の九州から横浜に戻りました。
幸い長女も元気で、1月8日は片づけを終えて「昼食を食べに行こう!」と、主人とパソコンの前で探して
いました。次女も私に抱っこされていて、長女は「ご飯ご飯♪」と喜びリビングに置いていた室内ジャングル
ジムの鉄棒のところにバランスボールを置いて乗り、鉄棒を握りピョンピョンして遊んでいました。
ちょうど私たちの背中の方です。
しばらく探していて「いこっか~!」と話していた時に「ゴォーグォー」と変な音がきこえました。
「え?何の音?」振り返りと見ると、バランスボールでピョンピョンしていたはずの長女がジャングルジムの
横に背を向けて横になっています。
変な音は長女から聞こえていたので、寝たふりをしているんだと思い(いびきの様だったので)
「そろそろ行くよ~!」と声をかけますが、起きません。
長女の顔を見に行った主人が叫びました。
「意識が無い!!」
2度目の発作です。
「変な音」は、たぶん意識が無いために、舌がおちた感じでちょうど無呼吸症候群の様な状態だったのだと
思います。私はすぐに救急車に電話しました。
その間二人で何とか長女の呼吸ができるように、体の向きを変えたりしながら主人が携帯で動画をとりま
した。痙攣はなく、涎を流し、失禁。呼びかけに目を開けようとしている様だけど答えられない。
例えるなら、遊んでいる最中に突然深い深い眠りに落ちたかんじです。
口ももぐもぐしていました。何か食べているように。
救急車には私が付き添い、主人は次女を連れて車で病院まで追いかけます。
救急隊の人から「熱性痙攣では?」といわれましたが、これまでも熱性痙攣の経験はなく、ましてや
熱なんてないはず。
事実、救急車内での検温では35・2℃。血圧は覚えていないのですが、「低いなぁ」と言われたことは覚え
ています。
病院に着いてもまだ意識は戻りません。私たちが気付いてから30分以上は経っています。
またルートをとるための注射をしたときにやっと意識が戻りました。
「ギャー!!」
長女が泣いたのです。
目がちゃんと開いて「起きた」のです。
長女はやはり、救急車に乗ったことも覚えておらず「何で病院?」状態です。
意識が曇ることも無くすっきり顔。
「ご飯は~?」とのん気発言まで・・・
いったいいつから倒れていたのか。
バランスボールの状態から倒れた感じじゃない。何か変だと思って自分で横になったのか・・・
すぐ後ろにいたのに何で私は・・・
涙をぐっとこらえました。
1月8日は土曜日で、当直の先生は神経内科の先生ではなかったのでしょう。若い感じの先生で、医学書
のような本を見ながら「意識も戻ったし、1月10日にこられた時に主治医の先生に話してください。」
といわれました。そして2回目の意識消失だったからかその時長女の意識はあったのですが、「ダイアッ
プ」を使用されました。そして当時18キロだった長女に「ダイアップ10mg」が処方され、「8時間後に1回、
翌日10時に1回入れてください意識があっても。」といわれたのです。そして皆で帰宅しました。
今だとおかしいと思うのですが、ダイアップは初めて使用だったので言われた通りに使いました。
時間もしっかりみて。
当然、薬の強さで娘はフラフラでした。一人では立てない、歩こうとしてよろける・・・2日後の診察まで付き
っ切りでした。後日薬剤師の友人と話した際に「18キロでダイアップ10mgは今まで見たこと無い!」と
驚愕されました・・・
そしてやっとやっと1月10日になり、家族で病院へと急ぎました。
これで何かわかる!と信じて・・・