年少から装着し始めた装具にも慣れ、幼稚園生活も満喫していた年中の冬休み。
いとこや、じいちゃんばあちゃんとの楽しい時間をすごしていました。
年末には仕事納めを終えた主人も合流し、みんなで主人の実家に泊まっていました。
2011年12月31日。
大晦日です。その日は30日の深夜から、次女が熱を出していて1時間おきに夜泣きをしていました。
やっと寝入ったのは31日の朝方で、私も主人もうっつらうっつら・・・
すると、5時半ころ、長女がむせたような咳をし始めました。気管に唾が入ったようなかんじです。
「あら~大丈夫?」と背中をさすろうと手を伸ばすと、おねしょをしていました。
慌てて起きて「ありゃ!おしっこでてるよ~」と体を起こしました。
この時点で私も主人も娘の異変に気付きませんでした。
ところが、体を起こして電気もつけているのに娘の目が開かない、起きないのです。
呼吸もしているし、熱もなく、ただただ眠っている感じ。
口からは涎をたらしていました。
「意識がない!!」
主人が叫び、救急要請しました。私は必死で娘の名前を呼びました。
その間も咳をするようなかんじで、少しガクガクっとした後脱力。左右対称。
とても深い深い眠りの中にいるようでした。
救急隊員の方が熱を測ると、ぎりぎり35℃。主人の両親に次女をお願いして、救急車にのりました。
そして、すぐ近くの医大に搬送されました。処置室に運ばれ、検査するための点滴針を入れたとき初めて意識がもどりました。。「ギャー!!痛い!!ままー!」」
咳き込み始めて脱力するまで約5分間。救急車が来て搬送先を探して、病院で処置するまで約20分。
やっと娘が目を覚ましました。