ナマコをさばく | Holiday

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ペットのヤクシマヤギと散歩しながら
工作を楽しんでいます。

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動物大好きですが、
愛護精神にあふれるブログでは
ありません。

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昨夜遅くに、実家の両親が来て、ナマコを置いていきました・・・。
どうも、釣り船の大将からの頂き物らしいのですが、
巨大な赤ナマコにたじろぎました。

う~ん・・・、なんともグロテスク。(汗)
ムスメは口に指を突っ込んで、イジリまくりです。
(そんなことして、気持ち悪くないんかい?)

「そうそう、クチコとコノワタは吐き出しちゃったから、
 食べてきちゃったよ~」
なんですと!! そこが一番美味しいのに=!!
・・・じゃあ、中身が空っぽの、ナマコなのね・・・。


昔、結婚したての頃、塩もみしたナマコを生のまま酢に漬けたら、
ガリンゴリンの岩のようになったことがあったっけ・・・。

それ以来扱った事もなかったけど、今回は『茶ぶり』して漬けてみよう、っと。

別に頂き物の柚子があったので、3個ばかり絞り、一個分の皮を刻み、
昆布とともに、醤油と米酢、果実酒(柚子の)、砂糖で漬け込み用の合わせ酢を作っておきます。

さて、ナマコですが、まな板の上に2匹載せ、塩大匙2をかけて、ボウルを被せて、グルグル回します。
(中身のあるナマコなら、塩をかけたりすれば中身を吐き出すんだけど。)
ものすごいヌメリが出て来て、ナマコが縮みます。

次に口と尻を切り落とし、腹側(ブツブツが小さくて、柔らかい方)に包丁を入れて、開き、
中を掃除します。
(中側の凸凹した薄皮をスプーンなどでこそげ取ります。)
縦2等分、幅1cmほどに切ってザルに入れておきます。

同時にほうじ茶を鍋で濃い目に煮出し、ザルに入れたナマコを、ザルごと漬けて、30秒~1分ほど
振り洗いします。 これが『茶ぶり』です。
(ほうじ茶は、フライパンで乾煎りして香りを立たせておいた方がいいみたいです。)
すると、ヌメリがとれますので、それを合わせ酢に漬けて出来上がり~。

1日~2日おくと味がしみます。

『茶ぶり』すると、『ガリンゴリン』のナマコが、『ムチンコリン』という歯ごたえに替ります。
これなら子どもでも食べられますよ~。
味見したムスメは「美味い~」と感激してました。