来春はあれもこれも取り木しちゃうぞっと
意気込みを表明しましたが
もちろん取り木はこれまでも
やっております
失敗したこともあります
どうせやるなら
八方にしっかり元気に発根するよう
成功率を上げないといけませんね
それには
Tさんの取り木のやり方のお話しが
大変参考になりました
取り木の方法のおさらいもかねまして
載せておきます
まずは取り木をかける樹に元気を
つけておくこと
前年秋の肥培は忘れないこと
次は取り木のかけ方
私はいつも環状剥皮という
幹を一周皮をむいてそこから根を
出させるやり方をします
過去画像からですが、形成層を
一周剥皮して木質部を出します
こんな感じです
皮をむく幅は幹の太さ以上にして下さい
そして矢印の皮をむいた境目は
根が出る大事なところです
最後に必ず鋭利なナイフできれいな
切り口にしてください
(画像はちょっと雑ですね^^;)
そしてオキシベロン等の発根促進剤を
粉の時は少量水で溶いて塗ります
その後は剥皮した場所を覆うのですが
大きい樹ですとよくこんな風に↓
上下を縛ってやりますね
しかしミニ盆栽くらいのサイズは
上下で縛る方がやりにくい為
私はビニールポットを使います
こんな風に切り目を入れて
黒松ですが取り木部分ということでやりますね
ビニールポットを幹に巻いて
ホットキスで止めて中に細かくしたミズゴケを
入れます
微粒の赤玉やバーミュキライトを入れたりもします
ビニールポットをつけて水苔をしっかり詰め
取り木終了です
あとは発根を待つばかり^^
但し傷のある部分は根が出にくいそうです
接ぎ木ものも出にくいかもしれません
とはいえ
取り木が成功したらうれしいですよね
みなさんも来春は取り木祭り
いかがですか?